関脇同士の激突、豪栄道対琴欧洲戦はあっけなく
琴欧洲が負け、5連敗となった。負けること自体は
両者の勢いから予想されたことだが、琴欧洲はこの
一番に限らず、負けるときはこらえることがなく、
あっさり負けが目立つ。精彩が見られない。限界
なのだろうか。
琴欧洲。ブルガリア出身、佐渡ヶ嶽部屋。右四つ、
寄り、上手投げが得意技。序ノ口から10場所で入幕
入幕後8場所で大関賞昇進 殊勲賞2回、敢闘賞3回、
優勝1回 大関在位47場所 大関に上がる前は
朝青龍と優勝決定戦を演じた。
幕内在位9年半 カド番7回 大関昇進後は何か
相撲が小さくなり、進歩が見られなかった。投げの
打ち合いは負けるケースが多かった。関脇に落ちて
2場所目 年齢31歳 昨年成績33勝29敗28休 苦手
安美錦、豊ノ島、松鳳山
琴欧洲は両横綱、大関稀勢の里、小結豊ノ島との取り
組みをまだ残している。このままずるずると負ける
姿は見たくない。応援している琴欧洲ファンのため
にも内容のある相撲を最後まで見せる姿勢を貫いて
ていただきたい。
<写真は琴欧洲対豪栄道>