大相撲

■夏4日目 遠藤果敢な攻めで鶴竜倒す

2014年5月14日

4日目の注目の一番は横綱鶴竜と超新星の遠藤の一番
である。先場所紙一重で鶴竜が勝ったが、もし遠藤が
勝っていれば鶴竜の横綱昇進は微妙だったかもしれない。
また、遠藤は勝ち越しの目があったかもしれない。それ
だけ明暗を分けた勝負だけに今日の一番に相撲ファンの
目が注がれた。

両者仕切り直すも制限時間いっぱい、大歓声のなか立ち
上がる。遠藤は額であたって突き放し。さらに二本差し。
鶴竜まわり込むも遠藤ついていって向こう正面に体をあず
けて寄り倒した。遠藤の勝因は終始積極的に攻めたことで
ある。同時に喜び勇んであわてて出ていくこともなかった
ことである。先場所の相撲から学んだ結果だろう。気を
よくした遠藤の今後の横綱・大関戦が見ものである。

輪島が上位で勝ちこしたのは入幕6場所目、11勝4敗で
敢闘賞を受賞している。その後三役に定着した。豊山
(内田)は入幕2場所目で上位勝ち越し。その後2場所
負け越してから12勝、12勝、13勝で入幕8場所目で大関に
昇進している。遠藤は現在入幕5場所目である。遠藤の
上位勝ち越しは果たしてなるか。
140514四日目幕内 1328

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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