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宇良の復活待望
宇良といえばとりわけアマ時代に繰り出した反り技と相撲選手らしからぬ身体能力の高さに驚愕させられた。プロに入ってからも多彩な技、ねばりで常に注目を集めてきた。序ノ口から6場所で十両入りした。驚異のスピード出世であった。十両は5場所かかった... -
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写真で見る栃ノ心奇跡の4場所連続優勝
十両照ノ富士は途中休場しながら途中から出場した。だがついに一番も勝てずに場所を終えた。力がまったく入らない相撲が目立ち、途中から出場する意味が果たしてあったのか。首をかしげたくなった。照ノ富士は一月場所も同様の展開だった。今度手術に踏み... -
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続阿炎あの日あの時
五月場所の健闘や自由奔放さが功を奏したのか、阿炎が日刊スポーツの企画、総選挙でなんと2位を獲得した。これは予想をはるかに超える結果であった。阿炎が広く知れ渡り、ファンが急増している表れである。そこで、急遽「阿炎あの日あの時」の続編を掲載... -
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さらに知られざる名古屋本場所
現在の名古屋本場所は昭和33年に正式に本場所に昇格した。これによって年6場所制が確立した。今年の七月場所は61場所目にあたる。東西合併を機に昭和2年から始まった西日本本場所は昭和7年まで続き、この間名古屋で本場所が3回開催されている。しかし... -
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女人禁制問題その後
以前(4月)次のように書いた。九官鳥は意味もわからずに話す鳥である。力士が本当の理由がわからずに女人禁制を受けついでいきたいというのであれば、九官鳥であってはいけない。協会は女人禁制を貫くならば、その理由をあやふやのままにせず、この際明確... -
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大相撲チケット販売改善策
今相撲ファンを悩ますのは、大相撲チケットを儲けの手段とするネットダフ屋及びにわかネットダフ屋の存在である。土日、とりわけ14日目、千秋楽は倍以上の値段がついているケースが目立つ。最大手のチケットネットサイトは完全に閉鎖された。他のチケット... -
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2ケタ勝利の新入幕力士3
平成中期・後期を見ていこう。新入幕2ケタ勝利敢闘賞受賞の特徴は、ダブルあるいはトリプル受賞が目立ってきたことである。そのなかには、平成12年七月場所の高見盛・安美錦、平成30年一月場所の阿炎・竜電のように新入幕力士のダブル敢闘賞が見られる。... -
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2ケタ勝利の新入幕力士2
部屋別総当たりに入った昭和40年一月場所以降をみていこう。昭和はこの後24年間あるが、2ケタ勝利の新入幕力士は13人しかいない。平成前期をあわせてみていく。この時期2つの変化があった。1つは昭和46年十一月場所で黒姫山、輪島、富士桜、三重ノ海が... -
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2ケタ勝利の新入幕力士1
今年(平成30年)に入って一月場所で新入幕の阿炎と竜電が10勝5敗で敢闘賞を受賞した。五月場所は同じく新入幕の旭大星がやはり10勝5敗で敢闘賞を受賞した。新入幕力士の10勝以上は敢闘賞への登竜門のイメージがある。そこで新入幕力士で10勝以上あげた... -
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存在感が失われた大関陣
連続12勝の高安は初日から休場、先輩大関豪栄道は3勝しかできず、負けが込んで休場してしまった。五月場所は大関不在のまま千秋楽を迎えた。栃ノ心の活躍がなければ間違いなくしらけ場所になった。<千秋楽協会ご挨拶に豪栄道・高安の姿はない>大関とし... -
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稀勢の里、容易ならざる復活への道
6月5日、稀勢の里が始動した。ただし、稽古は報道陣にも公開されることはなかったという。「稀勢の里、秘密特訓か」そんな見出しがつくことはなかった。むしろなまった体をさらしたくなかった、というのが正解に近いようである。稀勢の里は大関まで休場... -
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不適切な新人大関の立ち位置
五月場所後、栃ノ心が大関に昇進した。これ事態はめでたいできごとである。巡業はないから話題性もある。しかし、栃ノ心をめぐってよくない未来図が描かれそうである。それは七月場所の番付にある。<大関に昇進した栃ノ心>高安のときもそうだったが、新... -
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平成30年七月場所チケットネット事情
七月場所のチケットが発売されてから12日が経った。現在チケットは、平日はまだ販売している。ただし、13日目は完売である。そこで完売の土日祝日を中心にチケット専門サイトの事情を見ていこう。<七月場所の案内>最大手で影響力大のチケットネットサイ... -
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阿炎あの日あの時
五月場所初めて上位に上がってきた阿炎は、横綱白鵬、大関豪栄道を倒して存在感を示した。足が高く上がる四股、突っ張りを繰り出すはつらつとした取り口は観客を大いにわかせた。成績は7勝8敗と惜しくも負け越したが、奔放なしゃべりも加わって注目は集... -
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平成30年年間最多勝中間地点
今年、早くも半分の3場所が終了した。昨年の年間最多勝は、2場所休場がありながら横綱白鵬が獲得したが、今年はどうなるか。3場所までの中間経過をまとめてみた。それが以下である。なお、対象は3場所幕内に在位した力士とさせていただき、単なる数字... -
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稀勢の里に甘い横綱審議委員会
稀勢の里の休場はすでに7場所連続に及んでいる。この間にも横綱としての月給は受け取っているわけである。横綱審議委員会は場合によっては七月場所の出場にこだわらない、という考えである。「きちっと体をつくって、心身ともに自信をもって出てきてほし... -
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栃ノ心15日間の戦い
五月場所、大関を目指して15日間戦った栃ノ心は堅くなることはなく、予想以上の13勝2敗の成績をあげ、見事大関を射止めた。相撲はますます強さと安定性を増し、危ない相撲が少なくなった。12勝で大関を決めても千秋楽も勝って有終の美を飾った。取口は右... -
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新大関栃ノ心論
平成30年5月30日曇天の朝、春日野部屋には30人以上の報道陣が早くから集まっていた。そんななか栃ノ心の大関昇進が正式に決定した。9時27分協会から使者が赴き、伝達式が厳粛におこなわれた。「謹んでお受けいたします。親方の教えを守り、力士の手本と... -
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平成30年七月場所チケット事情
七月場所のチケットが五月場所の12日目に発売された。通常チケットの発売日は場所後の土曜である。大阪場所だけ日曜である。七月場所が変則なのは相撲協会と中日新聞が主催による事情からである。以前は5日目発売だった時期がある。木曜発売がいいのか悪... -
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平成30年五月場所総評
★大相撲五月場所は15日間満員札止めで終了した発売日に数時間で完売だから人気は続いている。不祥事や横綱の休場が予測されていても少しも影響が出ていない。ただ、その裏にネットダフ屋が暗躍している節があり、ゆゆしき問題である。土日は倍の値段で販売... -
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■夏千秋楽 鶴竜対栃ノ心もう一つの戦い
14日目の横綱鶴竜対関脇栃ノ心戦が事実上の優勝決定の一番だった。千秋楽は1敗鶴竜を2敗栃ノ心が追いかける形だが、相撲ファンの間では優勝決定戦はない、という冷めた見方が支配していた。栃ノ心は千秋楽平幕の勢との対戦になったが、危なげなく向こう... -
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■夏14日目 日はまた昇る栃ノ心
鶴竜、栃ノ心当たり合うも鶴竜が低く両前褌をねらう。だが、栃ノ心右差しで強引に右四つにいく。遅れて左上手を取る。引きつけ寄るが、鶴竜こらえてがっぷりの状態が続く。栃ノ心再度引きつけ寄って出る。この連続攻撃に鶴竜ついに正面土俵を割った。これ... -
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■夏13日目 落とし穴にはまった栃ノ心
前日最大の実力者であり、天敵であった白鵬を力相撲の末勝利した栃ノ心。そんな栃ノ心にとって白鵬を超える強敵はいないと思われた。13日目、比較的注目の取組が少ないなか、栃ノ心の対戦相手は正代であった。実は先場所栃ノ心の突きをかいくぐってふとこ... -
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■夏12日目 1敗白鵬対全勝栃ノ心戦を斬る
3強、横綱鶴竜・白鵬(ともに1敗)・関脇栃ノ心(全勝)の決戦のなかで最大のヤマ場となる白鵬対栃ノ心戦は12日目結びの一番で実現する。優勝の行方を大きく左右する大一番である。これまでの対戦成績は白鵬の25連勝ということは何度も触れてきた。この... -
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■夏11日目 3強一歩も譲らず決戦へ
栃ノ心の対戦相手は琴奨菊である。対戦成績は7勝24敗だが、これは過去の数字である。地力はすでに逆転している、と以前書いた。土俵はその通りの展開となった。琴奨菊当たって上手を与えなかったが、出足がとまった。栃ノ心上手を取るやあざやかな上手投... -
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■夏10日目 栃ノ心のこれから
栃ノ心は千代大龍に馬力負けしないどころか、圧倒して寄せつけなかった。栃ノ心はここまで10勝と予想をはるかに上回る長足の進歩をみせている。得意は右四つで左上手を取ると力強い。200キロ超えの逸ノ城さえ問題にしない。そしてときには突き押しで対抗す... -
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■夏9日目 いつの場所も看板に偽りあり
優勝候補の対戦相手は下記である。栃ノ心対大栄翔白鵬対琴奨菊鶴竜対正代相撲は一方的でいずれも優勝候補を脅かすまではいかなかった。ここへきて9日目から負けが込んだ豪栄道と十両蒼国来が休場した。1日に不戦勝を2番も見せられる観客はたまったもの... -
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■夏8日目 平成30年五月場所の行方
栃ノ心対逸ノ城栃ノ心は逸ノ城を苦にしない、ということは以前書いた。右四つがっぷりでは逸ノ城に攻め手がない。栃ノ心は力技で引きつけ寄り立てる。今日もそうした展開になった。栃ノ心はただ一人全勝かつ自身初のストレートでの勝ち越しを決めた。9日... -
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■夏7日目 注目度高まる阿炎
7日目、土曜日だけあって国技館内には知った顔が見える。N氏、Y氏、IK氏、A氏とチケット獲得困難をのり越えての観戦だから大変な熱意である。<不戦勝で7勝となった栃ノ心>栃ノ心(肩すかし)遠藤本日の最大の注目の取組は遠藤の休場とともに消滅し... -
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■夏6日目 優勝を狙える実力者に暗雲
15日間あれば気合がはいらない日、あるいは調子を落とす日もあるさ、と戦う力士は言う。6日目は優勝を狙える実力者にその兆候がみられた。初めて上位に番付を上げた豊山(前名小柳)はここまで5連敗。しかも横綱戦がまだない。対戦相手の栃ノ心は最も相... -
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■夏5日目 相撲巧者遠藤恐るべし
重戦車逸ノ城か相撲巧者遠藤か。五月場所5日目、関脇と小結の両雄、なおかつともに成長株が激突した。立ち合い遠藤は当たり負けすることなく、右四つ食い下がった。そのまま寄り立てる。逸ノ城左上手を取って西土俵詰まるも、回り込んでこらえる。逸ノ城... -
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■夏4日目 差が開いてきた栃ノ心と御嶽海
本日のメインイベントは関脇栃ノ心対小結御嶽海戦である。勝負に絶対はないが、地力は開いてきている。相撲は予想に反して栃ノ心の一気の出足に、御嶽海は何もできずに土俵を割った。栃ノ心が出足で相手を土俵際へもっていく相撲は珍しい。栃ノ心が優勝し... -
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■夏3日目 心身ともに充実の栃ノ心
この日の栃ノ心の対戦相手は、先場所負けている玉鷲である。先場所の相撲は両者立ち上がるや激しい突き合いとなった。玉鷲は徹底した突きで応戦し、スキをみてはたくと、栃ノ心は両手をバッタリついてしまった。ただ、対戦成績は12勝4敗と栃ノ心が差をつ... -
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■夏2日目 白鵬の成績は立ち合い次第
2日目の注目は引き続き、白鵬の立ち合いである。特にパワー相撲は一つ間違えると持っていかれる。2日目の対戦相手はまさにパワー相撲の実力者御嶽海である。白鵬は当たって左上手を取りにいく立ち合いをした。しかし、上手は取れずたちまち後退して防戦... -
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■夏初日 稀勢の里と注目の2番を斬る
稀勢の里、高安がそろって休場という寂しい場所がスタートした。稀勢の里のケガは医学的に直るものなのだろうか。直ったとしても横綱の力である「力量抜群」にまで到達できるのだろうか。稀勢の里は今場所休場しても来場所展望が開けるとは限らない。いわ... -
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栃ノ心の15日間を推測する
栃ノ心はここ2場所急速に力をつけてきた。稽古総見では最も強さを発揮した。今、心身ともに最も充実しているように映る。五月場所は大関への挑戦場所になる。対戦相手は横綱の鶴竜から5枚目の琴奨菊までである。栃ノ心の15日間の戦いを推測してみた。<... -
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H30年夏 横綱・大関に挑む12人のサムライ
横綱稀勢の里は本日11日8時前に五月場所の休場が決まった。7場所連続休場となった。稀勢の里のみならず、高安まで休場とは、一転して寂しい場所になりそうである。横綱白鵬は土俵に戻ってくる。2横綱1大関の上位にフルに挑む力士は、5枚目琴奨菊まで... -
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白鵬、迷いのない立ち合いへの脱却
<白鵬の稽古>2勤1休できた白鵬が初の連続休場あとに迎えるのが五月場所である。稽古総見では小結遠藤、小結御嶽海相手に稽古したが、横綱同士の稽古はなかった。ただ、調子は上向いているように見えた。大鵬は休場明けよく優勝したので、不死鳥といわ... -
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栃ノ心実力評価の変遷
五月場所栃ノ心は大関に挑むことになる。実は横綱・大関と対戦する地位で2ケタ勝ったのは3回しかない、と聞いたら意外に思うだろうか。そこで栃ノ心がこれまで上位であげた成績を表にしてみた。それが以下である。初めて横綱・大関に挑んだのは入幕4場... -
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鶴竜に残された課題
先場所は久々に鶴竜が復活し、優勝した。白鵬、稀勢の里が初日から休場するなか、一人横綱の責任を果たしたといえる。優勝は4回目、大阪では2回目である。ある熱狂的鶴竜ファンは言う。「あと1回優勝して5回にしてほしい」それも必要だが、鶴竜にはま... -
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稀勢の里に忍び寄る影
稀勢の里は本調子ではない。稀勢の里は五月場所を休んだほうがいい。いまや稀勢の里の出場に誰もが不安を口にする。もはや6場所連続優勝の稀勢の里には後はない。今度出場すれば進退をかけることになる。ここへきて風邪で体調が悪いまで加わった。それだ... -
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大相撲優勝・次点力士9 平成後期
平成後期に入り、現在に近づいてきた。優勝・次点をみていこう。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。大相撲は白鵬時代に入った。この時期の白鵬は19場所中13場... -
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幕内0勝力士の降下枚数
五月場所の番付で大方の予想に反したことがあった。西5枚目全休の阿武咲は幕内残留かと思われたが、実際は十両落ちしてしまったことである。この予想は専門誌も、相撲ファンの方の予想も同様であったから、意外な結果と受け取られた。そして幕内に留まっ... -
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大相撲優勝・次点力士8 平成中期
平成中期の優勝・次点をみていこう。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。貴乃花は平成10年の九月場所以来13場所優勝から遠ざかっていた。休場5場所、1ケタ勝... -
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平成30年稽古総見見聞記
5月3日は公開稽古総見の日である。昨夜から降り出した雨は、日をまたぎ激しくなってきた。いつもは10キロ先の駅まで自転車で行って始発に乗り、両国に5時半ごろ着くのが常だった。ところが激しい雨、場合によっては風も吹き荒れるとの予報では、自転車... -
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旭大星の出世街道
北海道出身の幕内力士が久々に誕生した。かつて北海道といえば青森をしのぐ相撲王国だった。なにしろ横綱を戦後だけで8人誕生している。その中には大横綱大鵬、北の湖、千代の富士が含まれている。近年、北海道出身の幕内力士はいなく、旭大星は貴重な存... -
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五月場所番付の明暗分けた分岐点
風薫る五月場所の番付が祝日に発表された。三役候補は珍しく(?)6人いた。東関脇 御嶽海 7勝8敗西関脇 栃ノ心 10勝5敗西小結 逸ノ城 9勝6敗東筆頭 遠藤 9勝6敗西筆頭 玉鷲 9勝6敗東6枚目魁聖 12勝3敗文句なしは栃ノ心、逸... -
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大相撲優勝・次点力士7 平成前期
平成は来年(2019年)4月、今上天皇退位により終了予定である。そこで平成は前期・中期・後期に分けて優勝・次点力士に触れていくことにする。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いると... -
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大関の条件
大関というのは協会の看板である。関脇までは勝ち越しで上がれるが、大関となると好成績の連続で初めてなれる地位である。協会から使者が赴き、伝達式によって大関に昇進したことを伝える。大関になった力士は口上を述べる。これだけでも大関の特別扱いが... -
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大相撲優勝・次点力士6 昭和50、60年代
昭和51年から輪島と北の湖が本格的に対抗する時代へ突入した。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦力士ははずした。複数いるときは上位力士とした。この時期優勝・次点を輪島、北の湖で連ねたことが7回ある。... -
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大英断!幕内・十両の大幅枚数削減
現在幕内の人数は42人、十両は28人である。平成14年十一月場所では幕内40人、十両26人であった。平成15年から北の湖理事長が公傷制度廃止を決定した。これは常に休場者が出る現状に楔を打つためであった。その救済措置として一月場所から幕内を2人、十両... -
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大相撲優勝・次点力士5 昭和40年代
昭和40年から部屋別総当たり制が始まった。これはNHK解説者の玉の海梅吉氏が、時津風(元双葉山)理事長に進言したことに始まる。時津風理事長は、好取組が増えるという世論をバックに協会内の反対論を「いまや人情におぼれているときではない」と一括... -
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今は昔 系統別総当たり制
系統別総当たり制は昭和7年から昭和14年及び昭和22年夏場所から昭和39年十一月場所に施行された取組編成方法である。それでは系統別総当たり制とはいったいどういうものか。本家、分家を中心として大阪相撲の流れの部屋を組み込んだものが系統である。具... -
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大相撲優勝・次点力士4 昭和30年代
昭和33年名古屋が本場所に昇格し、年6場所制がスタートした。あまりの間隔の短さに「優勝候補は先場所の優勝者になるのでは」という見方がされたほどであった。また、大日本相撲協会が日本相撲協会に改称した年でもある。<栃錦のブロマイド>次点は当然... -
大相撲
外国人力士の先駆け高見山
今でこそ外国人力士は珍しくもないし、人数も大勢いる。現代なら情報がはいりやすいし、先人が築いてきた道を歩んでいける。ところが純粋な外国人力士第1号となるとそうはいかない。大相撲で成功した外国人第1号が高見山である。高見山はどういういきさ... -
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大相撲優勝・次点力士3 戦前~戦後 場所数変遷期
昭和7年から系統別総当たり制になった取組は、昭和15年東西制に戻った。これは出羽海部屋の力士が半数近くなったことが大きかった。9年ぶりの復活だが、以前の東西制を知る力士は、男女ノ川、幡瀬川くらいになっていた。次点は当然優勝者に次ぐ成績の力... -
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貴乃花の再出発
貴乃花親方が貴乃花一門の一門名を返上した。ゼロからのスタートに貴乃花という一門名はふさわしくないとの判断である。一門を解散するとかはなさそうだが、自分が一門を離脱するということに関しては微妙である。<日刊スポーツの記事>それにしても、... -
大相撲
大相撲優勝・次点力士2 戦前編
大正15年4月、摂政宮殿下(後の昭和天皇)の御下賜の金一封で賜杯がつくられた。当時は摂政賜杯と呼ばれ、幕内最優秀成績者に渡されることになった。大正15年春場所から協会が個人優勝制度を正式にスタートさせ、表彰するようになった。それにともない、... -
大相撲
大相撲優勝・次点力士1 明治・大正編
かつて相撲博物館は優勝力士100人と称した展示をおこなった。この優勝というのは実は両国国技館が開設された明治42年夏場所を起点としているものだった。これは時事新報社が幕内最高成績力士の額を国技館に掲げたものであった。当然相撲協会の表彰はなかっ... -
大相撲
協会の女人禁制の理由は不明確
ちびっこ相撲で女子が締め出された理由は「女の子に一生残るような傷を負わせてはいけない」というものだった。いかにもとってつけた理由である。ケガをするとしたら、力士の対応のまずさにある。またこれまで男女を問わず、一生残るケガをさせたケースが... -
大相撲
横綱高安時期尚早論
高安が連続12勝をあげたことで、五月場所の成績次第では横綱昇進と意気込む方がいる。しかし、高安の大関の成績をつぶさにみると以下になる、9勝6敗 1勝2敗13休 8勝5敗2休 12勝3敗 12勝3敗つまり高安は大関としては不成績が続いた後、連続12勝し... -
大相撲
異常人気が続く大相撲
最近の相撲チケットは1日というより短時間で完売する傾向が続いている。土日ともなると数分である。まさに異常人気である。一昔前プロ野球といえば巨人戦の中継が中心だった時代、巨人戦のチケットはプラチナペーパーと呼ばれていた。いまや大相撲のチケ... -
大相撲
土俵の変遷
古代・中世に土俵はなかった。従ってすもうといっても力比べや殺伐とした荒っぽい格闘技であったと思われる。日本書紀にある野見宿禰(のみのすくね)と当麻蹴速(たいまのけはや)の戦いは古代の話である。信長が少女に相撲をとらせたというが、これはど... -
大相撲
まだまだ続く土俵女人禁制問題
伝統に配慮して、古くからのしきたりでという言葉でこれまで、女性が土俵に上がるのを拒んできた。それでは女性はなぜ土俵に上がれないのか。その理由は公の場ではけして話されることはなかった。<土俵>その行き着く先はけして口にはできない女性は穢れ... -
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平成30年五月場所チケット事情
五月場所の前売りが始まった。大相撲は暴行や命より優先されるしきたりなど不祥事続きであるが、チケットの売れ行きにまったく影響が出ていない。むしろ、悪名は無名に優るかのごとく話題が尽きることのない大相撲が、脚光を浴びてすさまじい売れ行きにな... -
大相撲
土俵女人禁制問題再び
土俵の女人禁制が波紋を続けている。宝塚市の巡業で女性市長が土俵で挨拶をしたい旨申し入れたが、拒否された。そのため土俵下の挨拶となった。挨拶では「女性市長ですが人間です。男性の市長は土俵の上に立ってご挨拶します。(中略)女性ということで土... -
大相撲
永遠のテーマ?女性土俵問題
舞鶴巡業で思わぬことが起こった。舞鶴市長が挨拶中に土俵に倒れて動かなくなったのである。この緊急事態に土俵に駆けつけ応急処置をほどこした中に女性が何人か含まれていた。女性は心臓マッサージを開始。場内アナウンス担当の行司は周囲の声もあり、「... -
大相撲
鶴竜優勝の足跡
三月場所は千秋楽を待たずに鶴竜が4回目の優勝を決めた。昨年(平成29年)は6場所中5度休場という窮地に陥った。フル出場した三月場所も10勝5敗と平凡な成績に終わっている。それを思えば、よく立ち直ったものである。<H30年三月場所 鶴竜4回目の優... -
大相撲
40回優勝の白鵬でも破れない優勝記録
2勤1休のペースできた白鵬が三月場所休場して、初めて連続休場した。既に前人未到の40回優勝を達成して偉大な横綱にかわりはない。しかし、そんな白鵬でも優勝に関する記録で抜けない記録が実はある。<白鵬の優勝パレード 旗手石浦>◆入幕した年から引... -
大相撲
貴乃花親方の変身
貴乃花親方がこれまでの言動を平謝りに謝って一見落着した。平成28年の理事長選挙に2対6で敗れたときは「すがすがしい気持ち」とか「八角理事長のもとで」と語っていたが、日馬富士暴行事件勃発後に協会首脳と表立った対立関係にはいった。その言動は留... -
大相撲
相撲界の暴行はなくせるか
暴行はよくない、と言葉で言うのは簡単である。関取・親方を集めて戒めてもいっこうになくならない。男社会で共同生活、上下関係がつきものの相撲ムラでは、脈々と伝わってきた暴行の伝統がある。貴ノ岩の暴行現場にいながら、誰もすぐにとめようとしなか... -
大相撲
最悪の事態は避けられた貴乃花
今日の理事会で貴乃花親方と貴公俊の処分が決まった。貴乃花親方は委員から年寄への降格、貴公俊は1場所出場停止であった。貴乃花親方への処分は最下位クラスという厳しいものであるが、最悪の事態は避けられた。年寄は主に新米親方が最初に入るクラスで... -
大相撲
今までの貴乃花をかなぐり捨てた貴乃花
臨時年寄総会が大阪で開かれ、貴乃花親方に説明を求めたという。協会のルールをこれほど守れないのなら契約解除もという声が事前にあったようだ。契約というのは協会から部屋をもって弟子を育成する委託契約を指す。その契約を解除するという意見があると... -
大相撲
平成30年三月場所総評 土俵編
★相撲人気は相変わらずの過熱で、15日間満員御礼となった。どんな不祥事も人気に影響は出ていない。異質の人気といえる。以前はスーパースターでもっていたが、今は個々の思い入れの力士や楽しみ方の幅が広がっている。★今場所も十両以上8人と多くの休場... -
大相撲
平成30年三月場所総評 不祥事編
★場所中またしても不祥事が発生した。貴公俊が控えに入る連絡が遅れたという理由で序二段の付け人を支度部屋という他の力士の目前でぶん殴った。貴公俊は控えに入るのが遅れ、走って入るはめになった。明らかに怒りにまかせて場所を選ばず暴行に及んだ。場... -
大相撲
■春千秋楽 優勝予想は難しい時期に突入
千秋楽結びの一番は、出る高安、まわりこむ鶴竜。行司は鶴竜にあげたが、物言いがついて長い長い協議となった。結果は取り直しとなった。鶴竜の引き技はもう効かない。出る高安を止めない限り、鶴竜に勝ち目はない。出足を止めるには鋭く踏み込んで前褌を... -
大相撲
■春14日目 優勝をかけた実力者の激突なし
鶴竜が大阪のヒーロー豪栄道相手に引き足早く、13勝目をあげ千秋楽を待たずに優勝を決めた。今場所も優勝をかけた実力者同士の激突は見られなかった。魁聖は鶴竜に比べると対戦相手が大関戦なし、関脇戦なしのゆるやかで、見かけ上の優勝圏内力士に過ぎな... -
大相撲
■春13日目 明るくない近未来の大相撲
鶴竜か魁聖か。優勝争いは結びの一番にかかっていた。そこには意外な結果が待ち受けていた。誰もが予想しない立ち合い一瞬で魁聖が土俵にはって勝負が決着した。これで鶴竜は1敗を守り、後続に2差をつけ優勝に大きく前進した。鶴竜は場所前出場が危ぶま... -
大相撲
■春12日目 そして優勝圏内は全員敗れ去った
明日13日目は全勝鶴竜と1敗魁聖が組まれることになった。これはこれで喜ばしい。その代わり鶴竜対御嶽海の横綱対関脇戦はなくなったことになる。小結以上は役力士なのだから、リーグ戦が当然である。この点が物足りない。かつて貴闘力が平幕優勝したと... -
大相撲
■春11日目 疑問だらけの魁聖の対戦相手
魁聖は10日目、2敗の小結逸ノ城と対戦した。右四つがっぷりの力相撲の末、寄り切られて1敗をきっした。ここまではいい。だが、今日の相手はわずか3勝しかしていない貴景勝である。期待の若手とはいえ、いつもの迫力はみられない。なぜ1敗の魁聖の相手... -
大相撲
■春10日目 峰崎部屋の某力士休場
今日から峰崎部屋の某力士が休場した。暴行を受けた弟弟子(引退)の父が親方に手紙を書き、親方が本人に確認しての処置であった。相撲界の暴行体質は、ミスを痛みで償え、とか痛みで物事を覚えろからきていて、長い歴史のなかで積み重ね、育まれてきた。... -
大相撲
■春9日目 相撲界の懲りない面々
鶴竜は正代相手に押し込まれ、ゆさぶられ今場所最も危ない相撲であった。最後は正代が勢い余って、土俵を飛び出した一番だった。鶴竜の明日の相手は千代丸である。それ以降は逸ノ城、栃ノ心、御嶽海、豪栄道、高安となると、魁聖との対戦はなくなることに... -
大相撲
■春8日目 場所の行方
8日目にして優勝圏内の力士がだいぶしぼられてきた。全勝 鶴竜 2敗 高安 豪栄道 栃ノ心 逸ノ城魁聖が全勝だが、上位戦が皆無なので今のままでは優勝に値しない。特に近年は取組編成がへたくそなので、平幕中位以下が好成績をあげても上位戦がない... -
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■春7日目 鶴竜、優勝への道
結びの一番、鶴竜の対戦相手は難敵の貴景勝である。貴景勝の突き押しは破壊力がある。立ち合い間違えると窮地に陥る恐れがある。だが、果敢に攻めていったのは鶴竜であった。いっぺんに貴景勝を西土俵に追い詰めもっていった。勝負あったかに見えたが、物... -
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◆お知らせ 賢明な読者の皆様へ
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために三月場所の7日目から千秋楽まで大阪府立体育館で観戦します。大阪から新たな視点や大阪情報を送ります。その日のうちに掲載していく予... -
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■春6日目 サバイバル戦は中盤戦から始まっている
今場所は白鵬、稀勢の里が休場している関係で横綱・大関と対戦する地位は前頭東5枚目の千代丸までである。優勝は12勝3敗も考えられるが、早めの3敗では優勝は難しい。2敗までの力士もこれから星のつぶしあいになる。1敗御嶽海は信用できるのだろうか... -
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■春5日目 気合が違った取り直しの鶴竜
4日連続1時間切れという前代未聞の総合の相撲中継が、久々に正常にもどった。それもつかの間の正常である、明日からはピョンチャンパラリンピックでどう変更になるかわかったものではない。そしてこの先も油断はできない。国会で証人喚問が実施されそう... -
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■春4日目 戦国場所と化してきた大阪
この日、豪栄道が遠藤に敗れ、早くも2敗となった。先場所優勝の栃ノ心が貴景勝と激しい相撲のなか、紙一重で敗れ2敗となった。三月場所は場所前から優勝争いが話題にならなかった。それは絶対強者がいなく、出場する横綱は不安要素を抱える状態だったか... -
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■春3日目 一人横綱を苦としないモンゴル勢
出場唯一の横綱鶴竜の対戦相手は難敵の玉鷲である。昨年の一月場所、三月場所、先場所と負けていて目下3連敗中。3日目にして試練の一番になった。だが、相撲は突き合いから突き起こしておいて、瞬時にはたきこんだ。落ち着いた取り口であり、危なげなか... -
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■春2日目 実力者玉鷲、栃ノ心戦を制す
2日目の注目の一番は関脇栃ノ心対玉鷲戦である。この一番、2月のトーナメント大会の決勝戦の組み合わせである。このときは、力強さの栃ノ心が一月場所の勢いのまま優勝した。関脇以下の実力者同士の対戦が、早くも実現したわけである。ただ、対戦成績は1... -
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■春 初日 勝負どころ5番+1
大相撲が始まった。だが2横綱と若手精鋭の阿武咲が休場しているせいか、上位が手薄で何か取組が寂しく感じる。そんななか、貴ノ岩が十両で復帰した。十両の取組が始まって3番目に登場。ひときわ多い拍手で迎えられた。相手は追手風部屋で英乃海の弟翔猿... -
大相撲
別の様相をみせてきた暴行事件
9日、理事会・年寄総会がおこなわれたが、貴乃花親方はなぜか所用で欠席した。協会の許可なく、独白番組に出演したことが議題の1つとしてあった。その貴乃花親方が、突如内閣府に告発状を提出した。午後10頃マスコミにFAXしたため、それ以降のニュー... -
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3横綱時代の休場
三月場所は結局白鵬が休場、鶴竜、貴ノ岩が出場することになった。ただし、15日間務まるとは限らない要因を含んでいる。場合によっては3横綱休場のケースが出てくるかもしれない。白鵬、日馬富士、鶴竜、稀勢の里の4横綱の皆勤はついに1度もなかった。... -
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稀勢の里復帰への道
横綱稀勢の里の休場が正式に決定した。これで6場所連続休場である。1勝5敗9休と惨敗して、途中休場した一月場所からでは十分な稽古とはいかなかった。稀勢の里はもう後がないのだから、休場もやむを得なかった。<牛久の稀勢の里>ただし、必死になっ... -
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高安に優勝のチャンス
先場所は栃ノ心の優勝にわいて目立たなかったが、次点は12勝3敗の高安だった。高安が久々に好成績をあげたわけである。高安は昨年の大阪場所で自己最高の12勝3敗の成績で、大関の足固めをした。だが、大関に昇進したとたん、9勝6敗、1勝2敗12休、8... -
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看板に偽りあり
稀勢の里が一門の連合稽古を欠席したことで、休場濃厚の見出しが出た。しかし、稀勢の里は最初から初日を目指しての稽古ではなかったから、いまさらという感がする。稀勢の里はもう後がない。出場するときは最好調のときのみである。<H29年11月 稀勢の... -
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栃ノ心カモと苦手
一月場所、見事に初優勝を飾った栃ノ心。終盤逸ノ城、松鳳山と対戦したが、実は両力士とも栃ノ心にとってはそれほど取りにくい対戦相手ではなかった。両力士に勝ったことによって十両以上の対戦成績は逸ノ城には11勝5敗(十両優勝決定戦を含む)となった... -
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目が離せないホープ炎鵬の相撲
炎鵬が十両に昇進して、関取の仲間入りをした。一月場所は幕下東6枚目で4勝3敗の成績だから、普通なら十両昇進はありえない。ところが一月場所は十両から幕下へ陥落する力士が、休場力士を含め7人という量産ぶりの幸運も手伝って、炎鵬は最下位(14枚... -
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三月場所、3横綱の行方
昨年の九月場所、白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱が初日から休場したのは記憶に新しい。ところが下手をすると来る三月場所で歴史が繰り返される恐れがあるかもしれない。再び看板のいない場所になるのか。<一月場所玉鷲に敗れた鶴竜>横綱は出場する以上優... -
大相撲
本場所の土俵に復帰できるのか!貴ノ岩
これまで京都入りしてから、貴ノ岩が稽古する様子が稽古場の外から伝えられていた。今日突如短いながらも貴乃花親方とともに記者会見がおこなわれた。事件に関しては貴乃花親方が制止し、語られることはなかった。気になったのは始動が遅かったこと。申し...