大相撲– category –
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新たな不祥事勃発で問われる公益財団法人
留まることのない協会の不祥事。三月場所を前にして、2年前の十一月場所中におきたとんでもない事件の疑惑が浮上してきた。10代の現役力士が福岡で10代の少女に無理やりわいせつに及んだ疑いが出てきた。すでに1月中旬書類送検されていた。この力士は、... -
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横綱の皆勤場所数
来る三月場所で白鵬の横綱在位場所数が、北の湖を抜いて64場所になる。実に10年半を超えて横綱に在位し、なおかつ単独首位になるわけである。北の湖に続くのは、千代の富士の59場所、大鵬の58場所となる。しかし、横綱在位場所数といっても、横綱は降格し... -
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波乱の春か三月場所番付発表
三月場所の番付が発表された。先場所横綱・大関と対戦する地位で勝ち越した関脇以下の力士は4人。御嶽海、逸ノ城、栃ノ心、千代大龍の4力士である。前場所優勝した栃ノ心が関脇に返り咲いたのをはじめ。4人で関脇・小結を占めた。<優勝した栃ノ心(右... -
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数字で比較する双葉山・大鵬・白鵬3
5.優勝回数( )は全勝双葉山 12回(8回)大鵬 32回(8回)白鵬 40回(13回)年2場所制の双葉山が6場所制なら何回優勝できただろうか。3倍の36回かというと、そうは言い切れない。年2場所時代で1回優勝の出羽湊は年6場所なら3回優勝で... -
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数字で比較する双葉山・大鵬・白鵬2
2.大関・横綱の勝率協会の看板となり、責任ある地位になる大関・横綱時代の勝率はどうか。双葉山 204勝24敗22休 勝率8割9分5厘大鵬 680勝120敗136休 勝率8割5分白鵬 851勝122敗77休 勝率8割7分5厘双葉山が大関時代を全勝で通過したのに対... -
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数字で比較する双葉山・大鵬・白鵬1
<双葉山>昭和・平成の3強を選ぶとすると双葉山、大鵬、白鵬であるならば、異論は少ないであろう。改めてこの3強を数字で比較してみる。数字といっても双葉山は年2場所の力士であり、1場所の日数も現在のように15日制ではなく、まちまちである。また... -
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玉の海梅吉氏が語る双葉山の強さ2
双葉山対玉ノ海戦は、双葉山が69連勝の途上であったことも加わって、昭和11年夏場所の初顔から5連敗であった。それでも唯一勝ったときがあった。昭和14年春場所である実は昭和14年春場所は歴史的な場所となった。無敵双葉山が新鋭安芸ノ海に敗れ、69連勝... -
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大関時代より弱い今の稀勢の里
久々に会った相撲仲間が開口一番こう言った。「稀勢の里は一段と弱くなったね。大関時代より弱いのではないか」稀勢の里は確かに攻撃力も防御力も鈍い。大関時代より弱いと言われても反論のしようがない。横綱が大関時代より弱い。それは稀勢の里にとって... -
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玉の海梅吉氏が語る双葉山の強さ1
双葉山の強さを語れる世代はほとんどいないと思われるほど、時は過ぎ去っていった。もはや双葉山は遠い昔の存在になりつつある。しかし、今から約50年前の昭和42年、専門誌「大相撲」(読売新聞社発行)名古屋場所展望号で双葉山と大鵬を比較する企画が打... -
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平成30年三月場所チケットネット事情
三月場所のチケットは発売当日数時間で売り切れた。それから2週間が経過した。チケットは今どんな状態か。公式では売り切れでも、ネットではまだまだ見かけることができる。そこでネットのチケット状況をみてみることにした。チケット専門サイト最大手は... -
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外国出身力士、親方への道
去る2月4日、朝赤龍の引退相撲がおこなわれた。朝赤龍は帰化していたため、協会に残り、親方業を務めていた。鶴竜も親方になるため帰化申請中というニュースが流れたことがあった。日馬富士も事件さえなければ、協会に残る意志があったともいわれている... -
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敢闘賞竜電の出世街道
一月場所、新入幕の竜電は10勝5敗の好成績で敢闘賞を受賞した。竜電が土俵に上がると声援が飛ぶ。竜電は現在27歳である。これまでどのような出世街道を歩んできたのか、ふり返ってみよう竜電の初土俵は平成18年三月場所の前相撲である。同期には一月場所... -
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貴乃花VS協会新たな闘争勃発3
昨年の十一月場所中、貴乃花と協会首脳の間で決定的な溝ができることになった。それは貴乃花が役員室に呼ばれたときのことである。「内々で済む話だろう」と被害届を取り下げるよう言われたことである。役員室にいたのは、八角(元北勝海)理事長と尾車(... -
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気になる貴ノ岩の動向
2月中旬に入ったが、貴ノ岩はいっこうに土俵に姿を現さない。十一月場所、一月場所と休場してきた。この間稽古をしてきたわけではない。体は動かしているのかもしれないが、相撲で使う筋肉は土俵で培われる。<阿武咲対貴ノ岩 H29年九月場所千秋楽>そ... -
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強さ持続!栃ノ心がトーナメントで優勝
日本大相撲トーナメント第42回大会が開催された。国技館に到着したら入場の列ができていた。以前国技館前テント村で知り合った彼は5時からに並んだという超人ぶり。筆者は10時15分に国技館に着いたが、正門が見える範囲であった。列は4、5人の幅であっ... -
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貴乃花VS協会新たな闘争勃発2
2月7日に放送された「独占緊急特報!!貴乃花親方105日沈黙破りすべてを語る」は協会に申請がなかった、と協会側は怒り心頭である。テレビ朝日は報道の一環と見解の対立をみせ始めている貴乃花は巡業部長でありながら、協会へ報告しなかったことが批難さ... -
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貴乃花VS協会新たな闘争勃発1
貴乃花親方がテレビ朝日の3時間半にも及ぶインタビューに答えた。これが7日2時間弱の枠で放送された。日馬富士の暴行が明るみになった昨年の11月14日以来だから、3ヶ月弱を経て初めて語ったことになる。いささか遅きに失した感はある。事件に関しては... -
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不毛な理事長選
理事候補選挙は、各テレビ局でその仕組みが詳しく報道された。視聴者のなかには、選挙とは名ばかりで、あらかじめ一門で振り分けられた談合に、あきれ返った方もいらしたのでは。開かれた民主的な組織といえないと感じても不思議ではない。3月、理事候補... -
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平成29年力士数の変遷
満員御礼が続く相撲協会にも泣き所がある。それは入門者数である。少子化、あるいは野球やサッカーなどの他のプロスポーツへの流出など、新弟子をとりまく環境は必ずしもいいとはいえない。去年1年間の力士数をみていこう。ここでいう力士数は番付に載っ... -
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優勝栃ノ心の相撲内容を採点する
一月場所、栃ノ心はまさかの快進撃で快走。1敗で前半を折り返した。トップを走る横綱鶴竜が11日目から連敗すると、優勝戦線のトップに浮上。そのまま連戦連勝で突っ走り、14日目に優勝を決めた。左上手を取ると引きつけが強く、一月場所ほど力強さを発揮... -
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平成30年大阪場所チケット事情
数々の不祥事後、大阪場所のチケットが発売された。売れ行きはどうか。一言でいうとまったく不祥事を感じさせない凄まじさである。千秋楽は数秒でなくなった。1枚購入して、もう1枚購入しようとしても次の瞬間すでになかった。相撲仲間は、土日祝日を狙... -
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貴乃花玉砕で変わらぬ相撲界
自身の1票のみでいい。と理事候補戦に立候補し、定数10人無投票で決まる理事候補を避けんとした貴乃花。2票で落選という本当に玉砕結果に終わった。今回他の一門からの何票かはなかった。結果は以下である。なお、以前は弟子養成手腕がものを言った時代... -
大相撲
理事候補選挙に物申す
一月場所が終了したと思ったら、話題はすぐさま理事候補選挙に移った。それも貴乃花一門から2人出馬して11人による投票になりそうだという。2人というのは貴乃花と阿武松(元益荒雄)である。そこで、各テレビ番組は一門の票を読み、さらに他の一門から... -
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稀勢の里横綱の通信簿
5場所連続休場。4場所、負けがこんでの途中休場。待望の日本人横綱として人気を集めた稀勢の里が、追い詰められている。さすがに横綱審議委員会も途中休場は許されないと判断している。稀勢の里は一月場所で横綱1年たった。横綱の通信簿はどのようにな... -
大相撲
平成30年一月場所総評
★今場所も一人横綱と3場所連続中である。白鵬、稀勢の里が途中休場して、またも一人横綱になった。白鵬は張り差し、かちあげが封印され、相撲になっていなかった。対戦相手も白鵬が張り差し、かちあげがこないから安心してぶつかれる。通常のかちあげは認... -
大相撲
■初千秋楽 栃ノ心の今後
<遠藤を退け、14勝をあげた栃ノ心>幕内後半最初の取組は優勝栃ノ心対人気の遠藤戦である。遠藤はいい体勢をつくるも栃ノ心のパワーが打ち砕いた相撲となり14勝をあげた。これまで栃ノ心の幕内最高成績は3度ある12勝3敗であった。しかも横綱・大関との... -
大相撲
■初14日目 栃ノ心悲願の初優勝
栃ノ心は控えにいた。観客は彼の取組を固唾を飲んで待っていた。しかし、後半戦最初の取組のため、前半最後の取組終了から間が入っていた。それでも観客は栃ノ心の取組を心待ちしていた。注目していた。今日優勝が決まるのか。明日へと延びるのか。土俵が... -
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■初13日目 思わぬ方向に動き出した場所
ここへ来て、相撲界の不祥事のごとく、鶴竜の連敗が止まらない。13日目は5連敗中の関脇御嶽海戦だった。しかし、相撲内容は一方的に押され後退して負けた。鶴竜は3連敗。まるで先祖帰りしたかのような相撲である。せっかくの優勝のチャンスを自ら放棄す... -
大相撲
■初12日目 暴行は相撲界の体質
<鶴竜、遠藤に敗れて2敗>鶴竜が遠藤を相手にまさかの連敗。こうまで弱々しい姿を露呈しては、優勝は遠のく一方である。10日目までの完璧な相撲がまったく失われてしまった。10勝して安堵感がでたのだろうか。それともどこか負傷しているのかと思うほど... -
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■初11日目 優勝の行方
ここまでスキのない相撲を取ってきた鶴竜が、玉鷲に不覚をとった。それも負けを呼ぶはたきが出た。玉鷲はここまで7敗と成績は今一歩である。だが、油断できる相手でない。鶴竜は、玉鷲の調子が上がらないとみて、軽くあしらおうとしたのか。あるいは15日... -
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■初10日目 栃ノ心の底力
中盤戦を終え、展開は変わってきた。万全の取り口の鶴竜。急速に勢いを失い3連敗となった御嶽海。力強い相撲で1敗を守った栃ノ心となった。ただ、鶴竜対栃ノ心戦は済んでいるのだから、いささか盛り上がりに欠ける展開である。それにしても今場所の栃ノ... -
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■初9日目 不思議な相撲人気
相撲界にまたまた不祥事が発覚した。今月の3日大砂嵐が乗った車が追突事故を起こしていた。車を運転していたのは、大砂嵐か大砂嵐の妻か現時点では定かではない。大砂嵐だとしたら現役力士の運転を禁じた協会の規定に違反することになる。それだけではな... -
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■初8日目 好調鶴竜を倒すのは誰
<鶴竜、正代を倒し全勝>場所前、優勝候補にあげられるのは、白鵬一人であった。その白鵬は歯車がくるって早々と休場してしまった。変わって浮上したのが、4場所連続休場明けの鶴竜である。この日も正代を問題なく一蹴して全勝街道を驀進中である。同じ... -
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■初7日目混迷の時代は新しい英雄の出現を待望
鶴竜と栃ノ心の全勝対決が結びで実現。地位も対戦成績もはるかに上の鶴竜が、危なげなく寄り切った。今の鶴竜は充実している。結果論だが、思い切って十一月場所を全休したのがよかったと思う。稀勢の里が中途半端に出場して、結果を出せずに苦しんでいる... -
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■初6日目 予想以上の健闘鶴竜
稀勢の里が休場したことによって、鶴竜は一人横綱の立場になった。鶴竜も稀勢の里同様4場所連続休場後の出場。この日全盛期は過ぎたが、油断はできない琴奨菊戦。相撲は琴奨菊の圧力に苦戦しながらも、しのいで逆襲し必死で寄り切った。鶴竜は横綱になっ... -
大相撲
■初5日目 横綱の終焉
横綱白鵬が5日目から休場した。これまで2勤1休のペースできていた白鵬が、1勤1休へと変化した。それにしても4横綱時代の横綱はよく休む。どれくらい休んだかというと以下である。三月場所 白鵬五月場所 稀勢の里 鶴竜七月場所 稀勢の里 鶴竜&nb... -
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■初4日目 限界!稀勢の里
稀勢の里が琴奨菊に敗れ、早くも3敗目になった。初日の貴景勝は勝利が逃げていったような負け方であった。だが、3日目の逸ノ城戦は正面から堂々と負けた。4日目の琴奨菊戦はもろい負け方であった。しかも、逸ノ城、琴奨菊は比較的取り易い相手であった... -
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■初3日目 歯車がくるった白鵬
白鵬が北勝富士に対して何もできずに土俵を割った。白鵬は北勝富士をつかまえることも、突き押しで反撃もできずに、守りにまわされ押し出された。白鵬は初日から3日目まで何かピリッとしない。今場所の白鵬はいつもの白鵬ではない。<白鵬と北勝富士の立... -
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■初2日目 変身鶴竜
鶴竜は想像以上に復活している。この日は前日稀勢の里を倒した若手の成長株貴景勝が相手である。だが、鶴竜は踏み込んで、突き押しを封じて圧勝してしまった。最近はひ弱な鶴竜のイメージしかなかっただけに、たくましく変身した鶴竜に目をみはった。まだ... -
大相撲
■初 初日 3者3様の3横綱
今場所の見所の1つに4場所連続休場明けの稀勢の里と鶴竜がどこまで持ち直すか、が上げられる。4場所の成績は、稀勢の里が12勝15敗33休、鶴竜が3勝6敗51休と悲惨な結果を残している。ブランンク後の初日は誰しも不安ななかのスタートとなるのが常であ... -
大相撲
H30年一月 横綱・大関に挑む10人のサムライ
明日から一月場所である。白鵬対阿武咲、稀勢の里対貴景勝、鶴竜対北勝富士と3横綱は若手で突き押しの破壊力抜群の3力士を迎える。いずれも難敵である。稀勢の里、鶴竜は4場所連続休場のあと土俵に戻ってくる。もう休場は許されないところまできている... -
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残された2つの壁
取組編成で最大の注目は貴ノ岩の休場の診断書である。一月場所全休でも三月場所十両に残留するための条件が診断書の提出であった。巡業休場の診断書は未提出だっただけに気になったが、さすがにここは出す以外になかった。日馬富士の暴行事件で処分は終わ... -
大相撲
ハンディキャップ戦に挑む白鵬
一月場所が近づいてきた。優勝候補をあげるとしたら、白鵬しかいない。同じ横綱の稀勢の里、鶴竜は4場所連続休場あけであり、不安要素がついてまわる。大関豪栄道、高安はコンスタントに13勝以上あげる力はない。そうみてくると、優勝候補は白鵬しかいな... -
大相撲
次の大関は誰か
白鵬 32歳稀勢の里 31歳鶴竜 32歳豪栄道 31歳高安 27歳横綱と豪栄道は30歳以上。高安は27歳だが、28歳はそう遠くない。横綱、大関は全盛期を過ぎている。高安も大関に昇進する前の勢いが消えてしまった。横綱どころか、大関を守るのが精一杯である。... -
大相撲
稀勢の里、決断の時
笑えないギャグがある。Q稀勢の里の得意技は A途中休場。昨年は3場所途中休場があった。いずれも負けが込んでの休場だった。目下4場所連続休場中である。稽古総見では、あまり目はでなかったようである。休場中の横綱は、自信がつくほどの稽古が... -
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張り手論
横綱審議委員会が白鵬の張り差し、エルボー気味のかち上げを横綱相撲にふさわしくない美しくない技として昨年12月苦言を呈した。エルボー気味のかち上げは通常のかち上げにすることで解決できるので、ここでは張り手のみにしぼって検証してみる。稽古総見... -
大相撲
阿炎の出世街道
阿炎が序ノ口から27場所かかって新入幕を果たした。4年半だからけして遅いわけではない。むしろ早いほうである。しかし、新入幕などとうてい考えにくい時期があった。阿炎はどのような出世街道を歩んできたのかふり返ってみよう。阿炎は堀切の四股名で平... -
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傾聴に値する全年寄による理事長選挙
これまで筆者は理事選挙において、自由立候補、自由投票を提案してきた。しかし、これが実現するのはいつの日になるか。まず、協会が自主的にやるとは考えにくい。おそらくお上の指導が入らない限り、実現しないと思われる。自由立候補、自由投票はある意... -
大相撲
処分確定、新たにつけ加えられた理由
昨年の28日、臨時理事会で決めた貴乃花親方の措置が、今日4日の評議員会で正式に決定した。結論からいえば、臨時理事会の措置そのままの理事解任、役員待遇委員への降格である。ただ、処分理由は臨時理事会につけ加える箇所があった。貴乃花親方の主な問... -
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理事選挙を斬る2
理事は一門のボス的存在で、ボスへの忠誠心によって成り立つものであってはいけない。ファンあっての大相撲なら、協会は民主的組織でなければならない。理事に立候補する方は、何をしたくて理事に立候補するのか。それを明確にしていただきたい。この場合... -
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理事選挙を斬る1
2年に1回の理事選挙が一月場所後の2月におこなわれる。12月に理事を辞任した伊勢ヶ濱(元旭富士)が早くも立候補を表明している。日馬富士の場合は引退後でも、改めて引退勧告に相当という判断が下された。伊勢ヶ濱の場合は辞任だけで処分は実質上なか... -
大相撲
今年1年(平成29年)ご愛読ありがとうございました
賢明な読者の皆様、今年1年ご愛読誠にありがとうございました。今年は平成28年よりPVが約2倍弱という結果を得られたのもご愛読いただいた皆様のおかげです。月別にみますと本場所のある奇数月では1月、本場所のない偶数月では2月が最高のPVでした。こ... -
大相撲
日馬富士10番勝負3
日馬富士の熱闘10番のうち残りの5番をふり返ってみよう。大関時代平成24年七月場所千秋楽横綱白鵬戦横綱対大関による史上初の千秋楽全勝決戦である。もっとも、大正6年春場所に横綱太刀山と大関大錦が9戦全勝で対戦している。ただし、これは時事新報社... -
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カド番理事になる貴乃花
貴乃花親方の理事解任の措置は、議論して決まったものではなかった。結論ありきに異論を挟む雰囲気がまったくないなか、形式上全員一致ということで決まったものだという。これでは相撲協会は開かれた民主的な組織とはとうていいえない。報告義務を怠った... -
大相撲
変更があり得る?貴乃花親方の処分案件
今日で仕事納めの企業が多い年の瀬に、一人残されていた貴乃花親方の処置が臨時理事会にかけられた。処置は被害者側貴乃花親方に対してではない。ここをきちんと切り離さないと話にならない。貴乃花親方が問われているのは、巡業部長及び理事としての職務... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース2位・1位
■2位 稀勢の里72代横綱に昇進稀勢の里が一月場所初優勝して、そのまま横綱に昇進した。昨年69勝と年間最多勝をとったことが大きく影響した。平成10年五月場所後3代目若乃花以来の待望の日本人横綱誕生であった。長年待たされた日本人横綱誕生!これをあ... -
大相撲
新番付発表!重苦しかった新三役の記者会見
新番付の最大の注目点は、貴乃花部屋初の三役貴景勝誕生に貴乃花親方が同席するかであった。それはあっさりなくなり、新三役貴景勝が国技館で単独会見した。貴乃花親方は、暴行事件発覚以降沈黙続きだが、弟子のおめでたい会見に違った顔を見せるかと思っ... -
大相撲
貴乃花親方をめぐる視点
■お粗末な貴乃花文書の言い訳本日、貴乃花親方の聴取が帝国ホテルでおこなわれた。帝国ホテルは稀勢の里の横綱伝達式や高安の大関伝達式がおこなわれたホテルである。貴乃花親方の主張は、20日の臨時理事会で提出した文書の中身が伝わってきている。1.巡... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース4位・3位
■4位 稀勢の里念願の初優勝ずっとずっと応援してきて、稀勢の里はいつも肝心なところで駄目だった。やっと優勝。とI氏はふり返る。稀勢の里の優勝は待望されながらも、遠かった。稀勢の里は初優勝以前13勝2敗を5度あげているが、いずれも優勝にはつな... -
大相撲
聞こえてこない改革の中身
20日の臨時理事会で2つの場面があった。1つは、机に貴乃花親方が配布した紙があったという。八角(元北勝海)理事長が「これは何ですか」と説明を求めると、貴乃花親方は、「これです。ここに書いてあります」とだけ答え、説明は一切なかったという。紙... -
大相撲
相撲協会の重く長い日
ここ数日は今日の臨時理事会でどんな処分がくだされるか、多数の予想が繰り広げられた。それが急転直下、貴ノ岩の事情聴取が昨夜実施されたというのだから、驚きをもって迎えられた。これをもって貴乃花親方の軟化か、という見方があるが、組織に身をおく... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース8位・7位
※まず、最初にお詫びをさせていただきます。第9位を負傷負傷稀勢の里が逆転優勝としましたが、点数のつけ方に誤りがみつかり、9位は横綱・大関はじめ休場力士多発でした。改めまして訂正させていただき、掲載し直させていただきました。■8位 貴乃花親... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース10位・9位
■10位 高安大関に昇進今年の前半、高安が11勝、12勝、11勝の成績をあげ、文句なく大関に昇進した。高安が急速に力をつけてきたのは平成28年七月場所だから、そのまま一気に駆け上がって大関を決めたことになる。新しい大関の誕生は大きな期待をもって迎え... -
大相撲
平成29年大相撲10大ニュース 前文
今年は重大ニュースが際立った年だった。振り返ると、ニュースは土俵外にもあったし、予期しないニュースも出てきた。そんななか、好角家・相撲通のM氏・HR氏・T氏・A氏・KW氏・さらにI氏に加わっていただき、6氏から今年の10大ニュースを寄せて... -
大相撲
虎の尾を踏んだ貴乃花
貴ノ岩の聴取断念!こんな見出しが新聞を飾っている。新聞によっては白旗宣言とまで書いている。これをもって貴乃花親方の言い分が通ったカタチになり、貴乃花親方の勝利となった。とは言えない。むしろ逆で貴乃花親方は協会に様々な口実を与え、虎の尾を... -
大相撲
隠された貴ノ岩
日馬富士暴行事件の謎の一つになぜ貴ノ岩を隠す必要があったのか、があげられる。貴ノ岩は事件発覚以降1度も姿を見せていない。それは貴ノ岩の意志によるものではなく、貴乃花親方の意向というべきだろう。貴乃花はなぜ稽古を遮断するような手法を取った... -
大相撲
かけ離れている貴ノ岩と貴乃花の認識
貴乃花親方が協会の貴ノ岩の事情聴取に一向に応じようとしない。「警察と検察を間違えた」などという言い訳じみた発言で逃げまわっている。したことといえば、貴乃花部屋の出入り口にテレビカメラをつけたことくらいか。警察に応じた貴ノ岩の事情聴取をな... -
大相撲
貴乃花、協会首脳全面戦争近し?
ここへきて貴乃花親方の貴ノ岩への聴取に協力しないことが判明した。書類送検ではなく、検察の処分後と協会に文書で答えたという。協会は書類送検後聴取に応じると認識していた。それが先延ばしになったのだから、ここまでくると協会と貴乃花親方の軋轢を... -
大相撲
当分続く?不透明感
貴乃花親方は現時点では、協会の貴ノ岩聴取に応じる気配はみられない。この事件を不透明なものにしているのは、被害者である貴ノ岩の声が一向に聞こえてこないからである。医学的に無理ならば心身ともに医者に診せる必要がある。そこで誰しも納得できる判... -
大相撲
貴乃花親方の今後
元横綱日馬富士が鳥取県警から書類送検された。これ事態は節目ではあるが、最終結論はこれからである。問題は書類送検後に相撲協会の聴取に応じると答えた貴乃花親方の出方である。かつて協会首脳に「あなたたちのことは信用してない」と発言したり、協会... -
大相撲
日馬富士10番勝負2
大関時代平成23年七月場所千秋楽 稀勢の里戦まず、平成23年七月場所はどういう場所であったか説明しよう。白鵬は63連勝、そして63連勝後も優勝を続け7連覇を達成していた。日馬富士は約2年前の五月場所に悲願の優勝を達成していたが、大関としての成績... -
大相撲
追い込まれた2横綱
日馬富士問題の陰に隠れているが、鶴竜、稀勢の里の置かれた立場は非常に追い込まれている。両横綱とも今年1年は休場に終始した。これ以上の休場は許されないところまで来ている。横綱は休場しても落ちない不可思議な地位である。それだけに、不成績なら... -
大相撲
日馬富士10番勝負1
<細かった安馬>日馬富士は突然引退した。小兵ながら技に生き、自己の限界以上の力を発揮した力士であった。日馬富士は立ち合いの鋭さからスピードと集中力で取った力士であった。今こういうタイプは稀有である。そんな日馬富士の熱闘10番をふり返ってみ... -
大相撲
平成29年年間最多勝 最終版
<年間最多勝の表彰を受ける白鵬>今年の年間最多勝が白鵬に決まった。2場所休場の白鵬の年間最多勝は、他の横綱・大関の休場も多かったことによるものである。七月場所まで、高安が43勝17敗でトップだった。その高安は、九月場所、途中休場してしまった... -
大相撲
求道者双葉山
日馬富士問題はここへきて、貴乃花と白鵬の相撲に対する姿勢へと広がりを見せてきた。白鵬の勝ちにいく相撲。そのために張り差し、ひじ打ち気味のかちあげ、挙句のはては猫だましまで繰り出したことさえあった。また、ダメ押しも目立つ。また強ければなん... -
大相撲
日馬富士 横綱の通信簿
思いがけないカタチで突如日馬富士が引退した。心情的に惜しむ声はあるが、他のスポーツのように大相撲界ではカムバックはあり得ない。これで日馬富士の横綱の成績が確定したことになる。それでは日馬富士はどのような横綱の成績を残したのか、みていこう... -
大相撲
クイズ 難読サイン 解答
十一月場所中に出題したクイズの解答です。勢 安美錦若嶋津 豊ノ海あなたはどれくらい読めましたか。今日から冬巡業です。興味深いテーマをこれからもお届けます。... -
大相撲
平成30年一月場所チケット事情
十一月場所が終わって、1週間たたずに一月場所のチケットが発売された。この間日馬富士の引退があり、チケットにどういう影響がでるのか、あるいはでないのかまったく予想がつかなかった。一月場所は珍しく成人の日が場所からはずれるカレンダーだった。... -
大相撲
不信・確執・軋轢渦巻く相撲界
3時間半にも及んだ異例の理事会の様子が伝わってきている。それによると、どうも貴乃花親方の「警察の捜査が終わったら協力する」は、スムーズに決まったモノではなさそうである。<一代年寄貴乃花>あくまで貴乃花親方は「協力できない」と主張した。そ... -
大相撲
隠されたままの貴ノ岩
日馬富士の引退記者会見から一夜明けた日は、定例の理事会が開催された、これが異例の注目を浴びた。注目すべき議案がそろいすぎていた。日馬富士暴行事件の中間報告、日馬富士の引退を受けて、貴乃花親方は何か語るのだろうか。冬巡業の帯同はどうなるの... -
大相撲
横綱日馬富士の決断
<引退をスクープした日刊スポーツ>日馬富士が自ら引退に踏み切った。3日目、日馬富士の暴行事件は突如浮上した。本場所そっちのけの大騒ぎが、真相が見えない中、連日連夜続いた。しかし、ここにきて自ら終止符をうった。横綱審議委員会の引退勧告や相... -
大相撲
■福岡千秋楽 1度の不祥事で崩壊するモノ
千秋楽の関心は八角(元北勝海)理事長のご挨拶である。いったい何を語るのだろうとその時を待っていた。土俵に上がった八角理事長は神妙な面持ちだった。そして口を切った。「横綱日馬富士の問題により、皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしたこと... -
大相撲
■福岡14日目 盛り下がる一方の場所
2敗の隠岐の海が玉鷲に敗れ3敗。同じく2敗の北勝富士が阿武咲に敗れ3敗。1敗の白鵬が遠藤を無難に退けて、40回目の優勝を決めた。優勝争いをしたことがない隠岐の海、北勝富士に過大な期待はいだけない。だが、だからこそ白鵬対隠岐の海戦を組めば、... -
大相撲
■福岡13日目 工夫なき取組編成 興行上は冬の時代
この日から大関高安が休場した。休場者は留まることがない域にまで達した。先場所に引き続き看板に偽りありの場所になった。横綱・大関リーグ戦は千秋楽結びの一番のみという寂しさである。ネットのチケットがさばけなかったせいか、ところどころ席があい... -
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■福岡12日目 貴乃花のルーツ
白鵬は昨日の敗戦を引きずることなく、御嶽海を圧倒した。高安は北勝富士に敗れ4敗目、豪栄道は逸ノ城に敗れ5敗目。ともに大関として弱すぎる。今後も期待はできないし、弱い大関はいらない。<北勝富士の攻めに崩れる高安><豪栄道、逸ノ城に敗れる>... -
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■福岡11日目 白鵬のアピールに物言い
結びの一番で奇妙な光景が繰り広げられた。嘉風対白鵬戦は、嘉風のもろ差し速攻で、白鵬は西土俵下の客席まで吹っ飛んだ。世にも奇妙な光景はその直後におきた。土俵下で白鵬が右手をあげているのだ。待ったをアピールしているのか。審判に物言いを要請し... -
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■福岡10日目 稀勢の里に短命横綱の危機
稀勢の里はまたも負けが込んで休場した。こんなことが短期間で3度もあると短命横綱の気配さえ感じてくる。これまで短命横綱を見てきたが、稀勢の里はまだ5場所目である。そのうち4場所が休場では、6場所制の短命横綱の記録さえつくりかねない。ちばみ... -
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クイズ 難読サイン
達筆過ぎて読めない字が世の中にはある。以下の力士のサインを当ててみてください。人気現役力士 ベテラン現役力士部屋持ちの親方の現役名 元大関が育てた力士答は千秋楽後に手形を引っ張りだすと思わぬお宝に出会うことが... -
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ほかにもあった暴行事件
日馬富士の暴行事件が明るみに出てから、メディアで過去の暴行事件を紹介し、ふり返ったりもしている。時津風部屋、新弟子暴行死事件朝青龍、知人暴行事件元金親、マネジャー暴行事件以上が取りあげられている。だが、実は上記以外にもあまり知られていな... -
大相撲
横綱の合格ライン
鶴竜が4場所連続休場中である。今年に入っても皆勤は1場所で、その成績も10勝5敗で横綱の責任を果たしたとはいえない。優勝は通算3回と少ない。今、横綱が抱える最大の問題点は、同じ横綱でもあまりにも差がありすぎることである。双葉山と武蔵山では... -
大相撲
平成29年十一月場所のゆくえ
優勝は白鵬以外考えられない。9連勝と負けなしの上、相撲内容が一番安定している。ただし絶対ではない。昭和42年十一月場所、11勝1敗で独走していた大鵬が休場して優勝を逃したことがある。そういう意味で、白鵬も絶対とはいえない。追いかける上位力士... -
大相撲
◆お知らせ 賢明な読者の皆様へ
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、十一月場所の10日目から千秋楽まで福岡国際センターで観戦します。その間興味深い大相撲のテーマをお届けします。場所の話題、福岡情... -
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■福岡9日目 深い溝からは何も生まれない
稀勢の里は重症である。宝富士相手に左四つになっても肝心の上手が取れないまま攻めていって、宝富士の下手投げをくった。四つ身は差し手よりも上手を先に取りにいくものである。威力があるのは上手である。玉の海の右四つの型は見事であった。上手を取ら... -
大相撲
■福岡8日目 声なき貴ノ岩
稀勢の里は比較的取り易い逸ノ城相手に四つにもなれず、ずるずる後退して土俵を割った。これで4勝4敗となった。稀勢の里は自信を回復するほど十二分な稽古が、いき届いていたとは言いがたい。自信喪失状態の相撲である。明日は宝富士戦。今後の相手は白... -
大相撲
■福岡7日目 混迷深める貴乃花親方
北勝富士は徹底した右おっつけで、稀勢の里の左を封じた。稀勢の里は相変わらず、腰高だし、守りに入っては苦しい。成績も4勝3敗と怪しくなってきた。今場所は優勝争いする前に白鵬以外の横綱・大関は自滅していっている。一言でいうと、地位ほど強くな... -
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■福岡6日目 異なる証言、疑問に推測憶測が渦巻く事件
大関豪栄道がパワー相撲の千代大龍の猛攻にしのいで、まわりこんだが、最後に土俵を割った。貴景勝は落ちない。高安との突き押し合戦は、貴景勝が優った。白鵬が星も相撲内容も群を抜いている。日馬富士の暴行事件はますます混迷を深めてきた。ビール瓶は... -
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■福岡5日目 スピード感がない協会の独自調査
今日から照ノ富士が休場した。初日から力の入らない相撲が目立っていたので、休場もやむなしである。これで休場は鶴竜、貴ノ岩、宇良、日馬富士、碧山に続いて幕内6人目である。休場者花盛りというところか。白鵬が珍しく時間前に立ったが、栃煌山は立て... -
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■福岡4日目 日馬富士は自ら進退を決断したほうがいい
稀勢の里対貴景勝戦は、稀勢の里の立ち合い負けである。後手にまわっておこされ、残り腰はなかった。輪島なら貴景勝タイプには、立ち合い前褌を取ることにすべてをかけた相撲を取るのだが、稀勢の里は無策だった。<スポーツニッポンの記事>さて、日馬富... -
大相撲
■福岡3日目 許されざる力士生命を脅かす暴行事件
3日目、横綱・大関は安定してきた。阿武咲はやや気負い過ぎで足がついていっていない。今日から日馬富士が休場した。ここで彼をめぐるビール瓶暴行事件に触れておかなければならない。何とも不思議な感覚だった。初日から休場の貴ノ岩の休場理由が、2日... -
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■福岡2日目 パワー負け日馬富士の連敗は深刻
初日黒星スタートの稀勢の里が、難敵阿武咲と対戦した。勝負は立ち合い一瞬で決まった。気負いすぎた阿武咲の下半身が崩れた。稀勢の里は短期決戦で1勝。今の稀勢の里はとにかく勝っていくことが必要である。ここで負けがこんで、休場のパターンはもう限...