大相撲

人心が離れる貴乃花

2018年11月27日

貴景勝の初優勝でわいた十一月場所。千秋楽
及び翌日は貴景勝のインタビュー、父子鷹の
奮闘エピソード、出身地・地元の声などこれ
でもかというくらいの過熱ぶりであった。

ところが一夜明けると元貴乃花と景子さんが
既に離婚していることが、トップニュースに
なっていた。離婚はプライベートなことなの
で、ことさら詮索する気はないが、気になる
ことがある。それはどうして元貴乃花のもと
から人心が離れていくのか。という点である。
スポニチA
<スポーツニッポンの記事>

現役のとき整体師に洗脳されている、という
時期があった。このとき兄若乃花の批判が
出ている。「若乃花は基本ができていない」
という内容であった。師匠の元大関貴ノ花は
「基本ができていなくて横綱にはなれないよ」
と息子貴乃花の洗脳に頭をかかえていたこと
があった。

その兄とは父元貴ノ花が亡くなられたとき、
遺骨、財産をめぐる争いをしている。兄・母
とは音信不通のままになっている。また、
兄弟子の元安芸乃島との確執はこれまで書い
てきた。

二所ノ関一門の意向に反して、理事選挙に
出馬。貴乃花を推す親方衆は他の一門を巻き
込んで見事当選。しかし、当然古巣の二所ノ
関一門の面々は快く思うはずがなかった。
日刊A
<日刊スポーツの記事>

日馬富士の暴行事件で協会幹部を信用でき
ないと批判して、調査に非協力的で問題に
なった。内閣府への告発状は、協会員の生活
を脅かすと反発をかった。5つの一門所属
規定をめぐり、貴乃花を理事に推し上げた
旧貴乃花一門の親方衆とも袂を分かつことに
なった。

人という字は互いに支えあう形から来ている。
元貴乃花は肉親も、元力士仲間も、配偶者も
皆離れていった。今の元貴乃花には互いに
支えあう者がいない。誰もいないのである。
孤高か孤独かどちらを貫くにせよ、今後が
いささか心配になる。

福岡ではご自由にということで、13日目に大、
千秋楽に小の場所ポスターが設置されました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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