★思わぬ展開となって貴景勝が初優勝した
場所となった
貴景勝は、所属していた貴乃花部屋が消滅
した。優勝は千賀ノ浦(元隆三杉)部屋へ
移籍直後というドラマチックな結末となった。
貴景勝の活躍がなければ、場所は低調に終わ
った恐れがあった。また、現幕内の最若手で
優勝した意味は大きい。現在の横綱・大関は
5人が30歳以上なのだから。新しい力の出現
は土俵に活気をもたらすことになる。
した。優勝は千賀ノ浦(元隆三杉)部屋へ
移籍直後というドラマチックな結末となった。
貴景勝の活躍がなければ、場所は低調に終わ
った恐れがあった。また、現幕内の最若手で
優勝した意味は大きい。現在の横綱・大関は
5人が30歳以上なのだから。新しい力の出現
は土俵に活気をもたらすことになる。
★優勝を逃した高安に関して
高安も最後まで優勝を争ったのだから、大関
の責任をただ1人果たした。ほかの2大関は
総崩れで目も当てられなかった。高安はもう
一歩だった。高安の優勝は取りこぼしをなく
し、先行することである。
★今場所6人の休場者をだしたが
3横綱が休場なのだから、残った力士では
カバーしきれない。大関が結びでは土俵が
しまらないし、役不足は否めない。それに
しても毎場所休場者が多い。
★4連敗して途中休場した稀勢の里について
稀勢の里はそうとう弱っている。下半身の
衰えが目立ってきた。「もう一度チャンスを
ください」というが今場所は2横綱不在で
最大のチャンスだったはずである。
北の富士さんは東京中日スポーツのはやわざ
御免で「弱いから負けた。それだけで十分だ。
言い訳などは聞きたくもない。」と主張して
いる。また「今の考えを反省しない限り、
今後、何度チャンスを与えてもらっても、
今場所と同様の結果に終わるだろう。」と
厳しく書いている。
同感である。稀勢の里の横綱としての再起は
12勝以上である。それは遠い遠い、はるかに
遠い道であることは、間違いない。
★十一月場所は15日間満員御礼が出たが、
すべて満員札止めとはいかなかった。
平日のチケットは、6日目、12日目以外、
チケットはあった。大相撲を見ようと思えば
見られるわけである。そのため、チケット
専門サイトでは定価割れが目立った。これが、
福岡特有の現象か、まだ断言はできない。
★上位で勝ち越した力士について
今場所は3横綱休場、2大関がくずれて6人
出た。貴景勝、妙義龍、栃煌山、玉鷲、錦木、
正代。錦木は初上位で大健闘であった。なお、
3場所連続上位の大関以下の力士の最高成績
は高安と貴景勝の32勝である。豪栄道は30勝、
御嶽海は29勝であった。豪栄道は貴景勝以下
になった。
★殊勲・敢闘受賞の貴景勝、阿武咲が敢闘賞
を受賞した三賞について
突き押しの技能賞があってもおかしくない。
大受は押しの技能が認められて受賞している。
押しは忍(おし)に通じ、辛抱が伴う。三賞
は相撲内容である。敢闘賞も星数より内容
本位の視点が必要である。
★ほかに気がついた点は
千秋楽の栃ノ心対松鳳山戦は激しい相撲に
なり、栃ノ心が勝って勝負がついた。それ
なのにやり直しは白け過ぎる。理解不能で
ある。止めるならさっさと止めるべきである。
こんなあほなことを平気でやっていたら、
力士が気の毒である。ファンもついていけ
ない。
★最後に場所の採点を
64点
福岡からようやく戻りました。
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よしなに
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