大相撲

平成30年十一月場所総評

2018年11月26日

★思わぬ展開となって貴景勝が初優勝した
場所となった
貴景勝は、所属していた貴乃花部屋が消滅
した。優勝は千賀ノ浦(元隆三杉)部屋へ
移籍直後というドラマチックな結末となった。
貴景勝の活躍がなければ、場所は低調に終わ
った恐れがあった。また、現幕内の最若手で
優勝した意味は大きい。現在の横綱・大関は
5人が30歳以上なのだから。新しい力の出現
は土俵に活気をもたらすことになる。
181125千秋楽表彰 1096
<優勝した貴景勝 旗手隆の勝>

★優勝を逃した高安に関して
高安も最後まで優勝を争ったのだから、大関
の責任をただ1人果たした。ほかの2大関は
総崩れで目も当てられなかった。高安はもう
一歩だった。高安の優勝は取りこぼしをなく
し、先行することである。
181125千秋楽幕内 1204
<優勝に届かなかった高安>

★今場所6人の休場者をだしたが
3横綱が休場なのだから、残った力士では
カバーしきれない。大関が結びでは土俵が
しまらないし、役不足は否めない。それに
しても毎場所休場者が多い。

★4連敗して途中休場した稀勢の里について
稀勢の里はそうとう弱っている。下半身の
衰えが目立ってきた。「もう一度チャンスを
ください」というが今場所は2横綱不在で
最大のチャンスだったはずである。

北の富士さんは東京中日スポーツのはやわざ
御免で「弱いから負けた。それだけで十分だ。
言い訳などは聞きたくもない。」と主張して
いる。また「今の考えを反省しない限り、
今後、何度チャンスを与えてもらっても、
今場所と同様の結果に終わるだろう。」と
厳しく書いている。
180109明治神宮土俵入り 354
<4連敗して休場した稀勢の里>

同感である。稀勢の里の横綱としての再起は
12勝以上である。それは遠い遠い、はるかに
遠い道であることは、間違いない。

★十一月場所は15日間満員御礼が出たが、
すべて満員札止めとはいかなかった。
平日のチケットは、6日目、12日目以外、
チケットはあった。大相撲を見ようと思えば
見られるわけである。そのため、チケット
専門サイトでは定価割れが目立った。これが、
福岡特有の現象か、まだ断言はできない。

★上位で勝ち越した力士について
今場所は3横綱休場、2大関がくずれて6人
出た。貴景勝、妙義龍、栃煌山、玉鷲、錦木、
正代。錦木は初上位で大健闘であった。なお、
3場所連続上位の大関以下の力士の最高成績
は高安と貴景勝の32勝である。豪栄道は30勝、
御嶽海は29勝であった。豪栄道は貴景勝以下
になった。
181125千秋楽幕内 676
<初上位で勝ち越した錦木>

★殊勲・敢闘受賞の貴景勝、阿武咲が敢闘賞
を受賞した三賞について
突き押しの技能賞があってもおかしくない。
大受は押しの技能が認められて受賞している。
押しは忍(おし)に通じ、辛抱が伴う。三賞
は相撲内容である。敢闘賞も星数より内容
本位の視点が必要である。
181125千秋楽表彰 904
<敢闘賞を受賞した阿武咲>

★ほかに気がついた点は
千秋楽の栃ノ心対松鳳山戦は激しい相撲に
なり、栃ノ心が勝って勝負がついた。それ
なのにやり直しは白け過ぎる。理解不能で
ある。止めるならさっさと止めるべきである。
こんなあほなことを平気でやっていたら、
力士が気の毒である。ファンもついていけ
ない。
181125千秋楽幕内 950
<最初の栃ノ心対松鳳山>

★最後に場所の採点を
64点

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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