大相撲

■福岡4日目 ツキにも見放された稀勢の里

2018年11月14日

3連敗で動向が気になっていた稀勢の里が、
早々と出場を決定したニュースが流れた。

気持ちの上で吹っ切れたのか、今日の栃煌山
戦は前に出る攻撃相撲だった。そう先場所の
勢戦のように。ただ土俵際が違った。栃煌山
のすくい投げにもつれ、稀勢の里の肘が一瞬
早くついた。この辺は先場所の豊山戦で紙
一重で勝ったのとは違い、ツキに見放されて
いるとしかいいようがない。

これで稀勢の里は4連敗と最悪の事態に陥っ
てしまった。これ以上相撲を取り続けること
は、もう難しいのではと思えてくる。初代
若乃花は「横綱は負けると協会に迷惑をかけ
ることになる」と語っている。これは金星の
配給で協会の支払いが増えることを意味して
いる。稀勢の里はすでに3つの金星を配給
している。これ以上の金星配給は許されない
ところまで来ている。

今の稀勢の里は誰と対戦しても勝てる気が
しない。かつての 栃ノ海を思いおこす。
栃ノ海は技能賞の常連であり、小兵の名人
だった。小兵でありながら正攻法であった。
栃錦よりうまいといわれた。その横綱栃ノ海
は椎間板ヘルニアと筋肉断裂で誰と対戦して
も勝てる気がしなくなった。そして28歳と
いう若さで引退していった。

稀勢の里の行く先は、出場しても負け越しの
恐れ。休場しても翌場所は待ったなしで進退
が問われる。まさか、千代の山のように横綱
返上というわけにもいかないだろう。返上は
認められなかった歴史的経緯がある。万策は
つきた。

切れた風呂場の電球を交換しました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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