大相撲

■福岡5日目 横綱が消えた場所

2018年11月15日

4連敗の横綱稀勢の里はついに休場した。
選択した今後は「休場」だが、これ以上の
休場引き伸ばしはもはや許されない。いつ
までたっても休場横綱であってはいけない。
一月場所で進退を問われるのは、避けられ
ない情勢である。稀勢の里の復活はあくまで
横綱としての復活であって、それ以外は本当
の意味での復活とはいえないことが、今回の
件ではっきりした。横綱審議委員会も対応を
問われることになる。

横綱不在となった十一月場所だが、これは
近未来では当然のカタチとなる怖れがある。
それを匂わすかのように3大関はそろって
負けた。3大関はもう若くない。若くて力量
抜群で時代を築ける横綱の姿はいまだ見え
てこない。相撲内容から、豪栄道と栃ノ心の
優勝はほとんどないような気がする。もっ
とも優勝レベルが11勝になれば話は別だが。

昭和47年一月場所から七月場所まで誰が優勝
するかまるでわからない乱戦場所が続いた。
優勝者の翌場所の成績がまたひどかった。
今場所はそんな様相になりつつある。みんな
にチャンスがあるといえば聞こえはいいが、
土俵はどうしても締まらない。

現在貴景勝と栃煌山が5戦全勝である。栃煌
山は関脇以上との対戦を終えており、有利な
立場にいる。以前旭天鵬と優勝決定戦をおこ
なった実績もある。かつては関脇以下最強の
時代もあった。優勝してもおかしくないが、
この成績がどこまで続くか。勝負はこれから
である。

貴景勝となると、実績ではなく、将来性で
ある。若くて、強くて、伸び盛りである。
栃煌山同様この成績がどこまで続くか、未知
数である。勝負はまだまだこれからである。

十一月場所は序盤戦を終えて何とも寂しい
展開になった。残った力士ではカバーしきれ
ないほどのマイナスである。横綱が消えた
場所は今後どう展開していくのだろうか。
心が折れそうな観戦になりそうである。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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