大相撲

貴景勝カモと苦手

2019年1月7日

一月場所を前にして先場所優勝の貴景勝の
注目度は高まる一方である。同じ初優勝でも
栃ノ心や御嶽海と違うのは若さである。貴景
勝は幕内で最も若い力士なのである。若さは
未来へとつながる。将来性といってもいい。
また、部屋移籍直後というのも劇的であった。
そんな貴景勝のカモと苦手を調べてみた。
180314四日目幕内 713
<H30年3月 貴景勝、栃ノ心を倒す>

横綱・大関クラスでは栃ノ心に5勝1敗と
圧倒している。目下3連勝中である。唯一の
敗戦は、栃ノ心が優勝した平成30年の一月
場所のみである。十一月場所では貴景勝の
突き押しに栃ノ心が腰から崩れたのには驚か
された。

横綱相手ということを割り引けば、稀勢の里
に3勝2敗と勝ち越しているのは大きい。
一月場所も稀勢の里にとって危険な相手に
なるのは間違いない。逆に横綱白鵬・鶴竜に
まだ1勝もできず、3連敗中である。この壁
をいつ突破するかが今後を占うことになる。
171115四日目幕内 1414
<H29年11月 貴景勝、稀勢の里に初勝利>

関脇以下では逸ノ城に6勝2敗で差を広げ
つつある。現在3連勝中だが、逸ノ城にこわ
さがないだけに貴景勝にとっては取り易い。
栃煌山に6勝1敗である。上り坂貴景勝と
現状維持の栃煌山ではますます差がつきそう
である。

新十両が一緒だった宇良も貴景勝にとっては
取り易いタイプである。十両の対戦を含め、
6勝1敗の成績を残している。佐藤で3連勝、
貴景勝で2勝し、トータル5連勝した。宇良
は現在幕下で当分対戦はない。だが、再び
両者が合間見える日はくる気がする。

貴景勝が4番以上とって1度も負けていない
力士が2人いる。妙義龍と勢でともに4勝
している。妙義龍とは一月場所も対戦するが、
だいぶ復活しているだけに油断できない。
180516四日目幕内 187
<H30年5月 貴景勝、千代の国に勝てず>

貴景勝が関脇以下で1度も勝てない力士が
実は1人いる。千代の国である。十両時代を
含め4戦4敗である。新十両のとき14日目に
初対戦して負けて以来勝てない。昨年五月
場所で対戦しているが、まだ未勝利である。
実力的には開きがあるだけに、次の対戦では
いい結果が得られるのではと思われる。

こう見てくると貴景勝はカモが多く苦手が
少ない稀な力士といえる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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