大相撲

十一月場所の観客数

2018年12月4日

観客数は相撲の人気を計るバロメーターで
ある。これまで観客数は満員札止めが続いた
ため、あえてこのテーマには触れてこなかっ
た。だが十一月場所は、満員御礼は15日間で
たが、満員札止めとはいかなかった。
181120十日目幕内 198
<満員御礼>

理由はいろいろ考えられる。十一月場所は
お茶屋がなく、あらかじめ買われている席が
ない。福岡県の人口は埼玉県、千葉県より
少なく、全国9位であることなどがあげら
れる。いわば他の場所よりハンディがある
といえる。ほかに貴乃花が離職した影響が
可能性として考えられる。あるいは横綱不在
で会場に足を運ぶのをためらったのかもしれ
ない。その結果15日間の観客数は以下になっ
た。
11月観客数A
福岡国際センターは取材席や警察・消防席
などずいぶん観客席が使われ、最も入っても
7000人を切っている。満員札止めは土日祝日
と平日の6日目、12日目と8日間あった。
ほかの平日は94%から95%が2日間あり、
88%から89%が5日間となった。数字的には
それほど悲観する%ではない。
風景 033
<福岡国際センター>

ただ席が連続して空いているとけっこう目立
つ。あるいはチケット専門サイトに出品した
が、売れ残った可能性がある。今回正式の
チケットがまだ販売していたため、チケット
専門サイトのチケットはなかなか売れず、
最終的には定価割れも目立った。
181120十日目幕内 201
<幕内時点の空席>

福岡では落ち着きを取り戻した人気となった
が、他の場所はどうなるか。特に東京場所は
東京都、神奈川県という人口ナンバー1、
ナンバー2の人口地域を抱えている。それに
埼玉県、千葉県が加わる。ただ相撲ファン
からみるとほどほどの人気が望ましい。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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