これは最後まで取るという意志表示か。場所
中に引退したのは、横綱が実質地位化した
常陸山以降でいうと常ノ花が最初である。
それまでの東京横綱は全休後の引退が目立つ。
また、大錦は事件の責任を取り、栃木山は
3連覇後引退している。
稀勢の里がたとえ8勝7敗に終わっても最後
まで取るというのならそれはそれで尊重しな
ければならない。3日目の館内は稀勢の里へ
の声援、手拍子に包まれた。しかし、相撲は、
栃煌山戦はそれしかないというもろ差しを
らくらく許し、差し手が深くはいり、何も
できずに土俵を割った。3日間で最も内容が
悪かった。
これで3連敗。九月場所千秋楽から不戦敗を
入れて9連敗と横綱連敗のワースト記録まで
更新してしまった。人によっては不戦敗を
カウントしない方もいるようだが、土俵の
目撃者は別の見解をもっている。負けが込ん
での休場は駆け込み寺への逃避にほかなら
ない。だから不戦敗を無視しないのである。
稀勢の里はニュースを見る限り、23時時点
では引退を表明していない。最後まで取る
ならそれもよし。ただし、勝ち目は薄い。
苦労に苦労を重ねてなった横綱だが、こんな
に追い詰められることになるとは誰が想像
できただろうか。いずれにしても稀勢の里の
横綱人生はすでに終焉を迎えているのは間違
いない。
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よしなに
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