大相撲

■初 8日目 平成最後の一月場所の行方

2019年1月20日

天覧相撲最大の好取組は幕内最年少貴景勝対
次に若い阿武咲であろう。若さと突き押し
パワーの激突である。しかし、現時点では
貴景勝がすべてに上まわっていた。かつての
麒麟児対富士櫻の一歩も引かぬ激しい突き
合いまではいかなかった。

今場所は横綱引退及び横綱休場、大関休場、
小結休場と上位は手薄状態である。こんな
なかで8日目を終え、全勝は白鵬。上位で
2敗は関脇貴景勝・玉鷲となった。危うい
相撲を取ってきた白鵬は調子をあげてきた。

ところが大関ときたら、どこまで負けるのか、
と思えるほど負ける。高安4勝4敗、豪栄道
3勝5敗と勝ち越しさえピンチである。これ
では白鵬に対抗できそうもない。8勝、9勝
の成績のときは関脇の月給、負け越したら
平幕の月給にするくらいの厳しさがないと、
大関の面目は保てないのでは。

対抗できるのは2敗の貴景勝・玉鷲の両関脇
である。だが、2差ついているだけに白鵬
有利は間違いない。1敗力士が3人いるが、
優勝となると価値の問題が出てくる。今場所
は上位が少ないので横綱・大関・関脇と対戦
して初めて優勝の価値が出てくる。そこまで
はたしていけるのか。

ただ、好調御嶽海が突然休場したように相撲
は何が起きるかわからない。昭和42年十一月
場所、11勝1敗でトップを走っていた大鵬が
13日目から休場したことがあった。可能性は
低いが、もし白鵬が休場することになれば、
優勝の行方はがぜんわからなくなる。
【稀勢の里写真館】
170218稀勢牛久パレード 017
<牛久でのパレード>
170218稀勢牛久パレード 107
<市民栄誉賞受賞>

春の高校野球は3月23日開幕で大相撲中継
とは2日しかかぶりません。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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