大相撲

■初 7日目 引退、休場多発のなかでの期待の星

2019年1月19日

ついに御嶽海まで休場した。これで優勝戦線
からは脱落である。再出場の可能性はあるもの
の、序盤戦の元気いっぱいの相撲は失われる
と見たほうが自然である。休場しても後に
続く者がいる、層の厚さがあるといっても
ここまでくると、優勝を争える力士は限定
されてくる。

現在7勝の白鵬に続く上位力士は2敗の関脇
貴景勝、関脇玉鷲、平幕北勝富士である。
彼らがこの後どこまで勝ち続けられるか、
未知数である。白鵬が1敗して降りてくる
ようだと3敗力士にもチャンスは出てくる。

このなかで期待が大きいのは幕内最年少で
先場所優勝した貴景勝である。今日の逸ノ城
との2敗対決では、まるい体をぶつけ、巨漢
逸ノ城をものともせずに後退させ押し出した。
迫力、力強さ、迷いのない押しは見ていて
スカッとする相撲であった。

貴景勝は「一寸先は闇」をモットーにして
いる。自分を戒め、調子にのることはしない。
貴景勝に笑顔が少ないのも、そうした一面を
もっているからである。先場所優勝したにも
関らず大関の声はそれほど大きく聞こえて
こない。

貴景勝が突っ走れば、優勝争いはがぜん興味
がわいてくる。それには13日目に予想される
白鵬戦を制することである。これまで1度も
勝っていない白鵬を倒せば、貴景勝の飛躍に
つながる。今場所は引退と休場多発で見せ場
が失われつつある。興味をつなぐためには
ひとえに貴景勝の奮闘にかかっている。
【稀勢の里写真館】
080114二日目幕内後半 490○稀勢の里対朝青龍
<H20年一月場所 稀勢の里、横綱朝青龍を倒す>
080127千秋楽幕内後半ー3番 802
<殊勲賞を受賞>

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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