大相撲

2019年一月場所展望

2019年1月12日

横綱・大関に今のところ休場はないなかで
初日をむかえることになりそうな一月場所。
最大の注目点は横綱稀勢の里である。目下
6連敗中であり、休場横綱と呼ばれている
だけに、待ったなしで進退をかける場所に
なる。ここへきて稽古の勝敗からいけそう
だと思うのは尚早である。
190112初日前日 267
<稀勢の里>

まず、冬の巡業は全休である。申し合いは
番付発表後であった。いわばトータルの申し
合いの番数は少ないわけである。それと稽古
と本場所はまったく違う。何が違うのか。
稽古では奇襲はしない。
稽古ではねばらない。
稽古では相手のケガの箇所を攻めない。
15日間を戦い抜くスタミナと精神力が場所前
の稽古だけでは未知数である。

何より十一月場所前好調を伝えられた稀勢の
里がどういう結果を残したか。言うまでも
あるまい。十一月場所前と違う点をあげる
とするなら「開き直り」である。精神的に
吹っ切れて臨めばあるいは道は開けるかも
しれない。もっとも稀勢の里自身がそういっ
ているわけではない。稀勢の里を見ていて、
そのような感じがした、という個人的見解で
ある。
190112初日前日 636
<貴景勝>

貴景勝の大関昇進はあるのか。今それほど
騒がれていない。押し相撲の難しさがどう
してもつきまとう。勝っているときはいい。
しかしひとたび歯車がくるうと勝てなくなる。
押しの大関若羽黒・大受は結局大成しなかっ
た。北勝海は押しの横綱であったが、四つに
なっても相撲が取れた。ただ、貴景勝は若い
し、身長がそれほどないので突き押し相撲に
徹するしかない。大関になるには12勝以上
ほしいところである。
190112初日前日 418
<白鵬>

全休明けの白鵬、鶴竜はどこまでやるか。
優勝となると大関より安定度は上である。
序盤戦を落とさなければ、優勝戦線に躍り
出る可能性はある。だが、未知数の部分も
ある。そうはいっても初優勝が連続で達成
されれば面目丸つぶれである。両横綱の意地
をみたい。

あとはインフルエンザで休場力士が出ない
ことをひたすら願うばかりである。

寒い日でした。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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