今年も残すところわずかとなった。振り返れ
ば土俵の目撃者は今年もあらゆる所に足を
運び、この目で見た大相撲を様々なテーマで
伝えて来ました。長期滞在したのは大阪場所
で、9日間に及びました。個人的にも大阪は
好きな場所です。その主な理由はすばらしい
相撲仲間が大勢いることです。観戦がいっ
そう楽しくなります。
<貴乃花>
今年のニュースは「貴乃花」が中心でした。
昨年の暴行事件が尾を引き、理事降格、票な
き理事候補選挙出馬、内閣府への告発状、
貴公俊の事件で年寄に降格と話題は尽きま
せんでした。さらに貴乃花一門名の返上、
一門の脱退、ついには協会離職までいって
しまいました。これほど驚きをもたれた出来
事はなかったのでは。
また、4月には女性の土俵問題がおきました。
この問題は現代にふさわしい考察と現実に
表彰したい女性にどういう方法が考えられる
かを視点としました。テレビのコメンテータ
ーが「株式会社日本相撲協会なら土俵を女人
禁制にしようが、何をしたっていいさ」と
語っていたのが痛烈でした。
<土俵>
企画の面では大相撲の優勝・次点力士を9回
にわたって連載しました。次点力士にもスポ
ットをあてたのが新しかったと思います。
また、関脇以下の優勝力士キラーを10回で
展開しました。殊勲賞との関係はどうだった
のか。そこがねらいでした。
苦労したのが関脇・小結の連続在位場所数
です。大変な時間と根気がいる作業の連続
でした。単なる数字だけでなく、在位中の
成績、三賞受賞、目を引くポイントと最大限
展開しました。苦労といえば、幕下以下の
年齢構成も大変な労力を伴いました。確認
作業を加えますと倍の時間がかかってしまい
ました。
<9月 稀勢の里対豊山>
写真企画としては初優勝力士の戦いが中心に
なりました。また若い頃の写真を中心にした
阿炎あの日あの時は好評で、続編まで展開
しました。さらに、久々に登場した稀勢の里
の奮闘振りも展開しました。写真は今年も
6ケタになる枚数になりました。サイトに
登場するのはごくごくわずかに過ぎません。
しかし、写真は何万字にも相当する説明を
瞬時に理解させまる力があります。そのため
今後も力をいれていきます。
以上の姿勢は来年も変わることなく、続けて
参ります。変わらぬご支援を賜れば幸いです。
うる星やつらを読み始めました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
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