大相撲

来年はどうなる!横綱・大関は誕生するか

2018年12月28日

今年(平成30年)は栃ノ心が突然変異的強さ
を発揮し、初優勝を飾った。それだけでは
ない。初優勝を生かし大関に昇進した。同じ
く初優勝した御嶽海はチャンスを生かせず、
ふりだしに戻った。現在3横綱3大関が番付
を占めているが、30歳以上が5力士と高齢化
しているのが現実である。若々しい横綱・
大関の誕生が待望される時期にきている。
180530栃ノ心大関昇進 242
<大関に昇進した栃ノ心>

今、最も大関に近い力士が先場所優勝した
貴景勝である。高安との優勝争いを制しての
優勝は見事だった。貴景勝は横綱・大関に
とって最も危険な対戦相手である。稀勢の里
はまったく組めなかった。豪栄道は瞬殺で
あった。栃ノ心は腰から崩れ落ちた。高安は
押し込まれ、後ろ向きにされた。
181226赤ちゃん抱っこ 355
<先場所初優勝した貴景勝>

貴景勝は地力をつけ、自信をつけたに違い
ない。何より貴景勝には現役幕内最年少の
若さがある。気になる点はつき押し相撲は、
歯車がくるうと迷走しかねないことである。
一月場所は正念場になる。

貴景勝についで若い阿武咲にも期待したい。
阿武咲はまず、上位で勝ち越す力をつける
ことが求められる。次に小結・関脇に定着
することである。取口は突き押し相撲である。
今はその破壊力をひたすら高めることである。
そうすれば大関はむこうから近づいてくる。
181226赤ちゃん抱っこ 106
<期待される阿武咲>

横綱となると簡単ではない。そもそも2場所
連続優勝が一人歩きしすぎている。その前に
品格力量が抜群という項目がある。本来なら
ばそれだけで十分なはずである。年6場所で
わずか2場所を対象とした2場所連続優勝に
こだわるから、物足りない横綱、弱い横綱を
生む原因になっている。時代を築くほどの
力量であってこそ「横綱」である。

そういう意味では大関には期待をかけにくい。
来年は誕生しないかもしれない。横綱は適格
者がいなければ欠いてもいいという特別な
地位である。横綱誕生は長い目で見ていき
たい。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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