大相撲

今年も続く主役なき土俵

2019年1月2日

昨年は栃ノ心、御嶽海、貴景勝3力士が初
優勝した。横綱鶴竜が2回優勝したが、2度
休場した。横綱白鵬は4度も休場し、主役
不在の1年間だった。栃ノ心は後半失速し、
御嶽海は大関挑戦がふりだしに戻ってしまっ
ている。これではとうてい群雄割拠という
レベルではない。また、新旧交代までもいっ
ていない。
輪島
<輪島>

昭和47年、初優勝4人及び年間の優勝力士が、
すべて顔ぶれが違った。その原因は一人横綱
の北の富士の乱調と大関陣のふがいなさに
あった。この状態を脱却したのが輪島であっ
た。翌年の昭和48年、わずか大関在位4場所
で横綱に昇進した。全勝優勝2回を含む年間
3回優勝し、年間77勝をあげた。

今年(2019年)、輪島のような存在が急激に
出現するとは考えにくい。今、一番大関に
近い力士が貴景勝である。にわかに登場した
優勝力士である。場所前から優勝候補にあが
っていたわけではない。いいものはもって
いるが、未知数の部分がある。
181226赤ちゃん抱っこ 359
<貴景勝>

大鵬が入幕したときは、未来の横綱をにおわ
せた。北の湖・千代の富士・朝青龍は大関
3場所で横綱にかけあがった。逸材の面でも
急速の進歩の面でも、現代は、いきなりは
望みにくい。そういう意味では、今年も主役
なき土俵は続きそうである。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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