それがあせりとなってマイナスに働かないか。
白鵬の心理状態はとても平常心とはいかない
のではないだろうか。先行すればそのまま
白星街道を走り、優勝していたかつての白鵬
では考えられない流れになってきている。
13日目の対戦相手は突き押しでは1、2位を
争うほどの破壊力をもつパワー相撲の貴景勝
である。いやな相手というより危険な相手で
ある。白鵬に勝ったことはない。しかし、
今の白鵬はかつての白鵬ではない。
弾丸のように突き刺さる貴景勝を立ち合い
からつかまえるのは、かなり困難である。
輪島のように前褌を取る相撲ならあるいは
つかまえるかもしれない。勝機はいなして
泳がせたところをつかまえにくしかないよう
な気がする。白鵬にとって瞬時の難しい判断
が求められる。
実際の相撲は、貴景勝があたって突きたてた。
白鵬は受け止める体勢をとったものの、
次の瞬間貴景勝の鋭い突き落としにばったり
両手をついてしまった。貴景勝の完勝であっ
た。
2日間で2勝をあげ、12勝としたときに大関
の可能性も考えられる。13日目北勝富士を
退けた玉鷲は2敗で単独トップに立った。
一月場所は思いもよらない展開になってきた。
残り2日間でどういう結果がもたらされる
のか。注目は続く。
序ノ口最初の一番から観戦しました。
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よしなに
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