大相撲

付け人制度が変わる?

2018年12月9日

貴ノ岩が付け人を暴行したのは、薬を忘れた
ことに言い訳をしたからだという。この問題
はワイドショーでも議論され、なかにはそも
そも付け人制度がおかしいしのではないか。
現代にそぐわないのでは、という議論も出て
きた。確かに他のスポーツに見られない制度
がなにゆえ相撲界にはあるのか。
サンスポ
<サンケイスポーツの記事>

どうも付け人は関取の身の回りの世話をする
というが、イメージとしては、関取の荷物を
持つ。明け荷をかつぐ。買い物に行かせる。
体を洗う。夜も含め常に同行するなどがある。
人間は面倒くさいことは、やってくれるなら
他に任せたいという心理がどうしても働く。

舞の海さんはかつて「付け人の仕事から解放
されたいのなら強くなるしかない」という
趣旨を話していた。しかし、全員が関取に
なれるわけではないのである。

ここへきて日本相撲協会は、12月19日に関取
全員に付け人に関して緊急指導を行うと発表
した。いくつかあるが、付け人は関取の小間
使いではない、を打ち出した。
150515六日目南門 051
<関取と付け人>

栃錦は大塚少年時代兄弟子に質屋に通わされ
た。それを知った師匠の春日野(元栃木山)
は「あんな少年を質屋に行かせるなんてかわ
いそうに」と思い、親方付きにしたという。
以前から小間使いの面はあったわけである。
付け人は身近にいる便利屋であった。

しかし、今度の指導では暴行はもちろん
ご法度。感謝の気持ちをもって接する。夜
までつれまわさない。そして最後に関取は
付け人の模範となることとある。反面教師
ではなく手本とならなければならない。それ
こそ関取としての自覚であろう。付け人制度
が変わる。これこそ付け人制度をいい方向へ
もっていく知恵とみたい。

携帯の電池パックを代えようと思います。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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