大相撲

2018年大相撲10大ニュース4位・3位

2018年12月20日

■4位 栃ノ心が初優勝と大関昇進

栃ノ心は昨年まで小結8場所、関脇1場所

務めていた。ただし勝ち越しはわずか1場所
しかなかった。つまり、栃ノ心は優勝・大関
とは無縁の力士という見方をされていたわけ
である。その栃ノ心が一月場所、平幕上位の
3枚目で連戦連勝。大関を寄せつけず、右四
つの力強い相撲で14勝1敗の好成績で初優勝
を達成してしまったのである。
180128千秋楽表彰 041
優勝で自信をつけたのか、翌場所の三月場所、
関脇で優勝鶴竜を倒して10勝の2ケタ勝利を
あげた。そして臨んだ五月場所、横綱白鵬に
初勝利し、次点の13勝2敗の堂々たる成績で
大関昇進を決定的にした。まさに突然変異的
な強さであった。一時はケガで幕下まで落ち、
地獄を見た男が優勝と大関を掴み取ったの
だから、力士人生はわからない。

S氏が4位、M氏とT氏が5位に、I氏が
初優勝を6位(こちらを採択)・大関昇進を
7位にあげている。また、A氏も7位にあげ
ている。

■3位 部屋移籍直後の場所で貴景勝が初優勝

相撲部屋に入門し、そこで育った力士にとっ
て部屋がなくなることは、心中穏やかでは
ない。通常は師匠の急死または定年で後継者
がいない場合である。だが、貴景勝の場合は
違った。師匠が協会を突然離職という寝耳に
水のできごとであった。これによって貴乃花
部屋の力士は元隆三杉の千賀ノ浦部屋に移籍
することになった。
181125千秋楽表彰 1017
そして移籍後初めて迎えた本場所が十一月
場所であった。この場所は鶴竜、白鵬の2横
綱が初日から休場するという実力者にとって
チャンスの場所であった。ところが、優勝
争いの先頭を突っ走ったのは小結貴景勝で
あった。まったく予想もしない意外な展開と
なった。14日目に大関高安に並ばれたが、
千秋楽の明暗で貴景勝の初優勝が決定した。
部屋移籍直後の場所という劇的な優勝となっ
た。

M氏とA氏が3位、T氏が4位に、I氏が
5位にあげている。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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