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一月場所番付あれこれ

1月番付
2019年一月場所の番付が発表された。以前、
0勝と全休どちらが上か、というテーマで
書いた。詳細は以下をクリックして参照
していただきたい。

結果からいえば、0勝が上だった。したがっ
て0勝の稀勢の里が全休の白鵬をおさえ、
東横綱1と地位が逆転した。
181217貴景勝パレード 097
<貴景勝>
先場所優勝した貴景勝が最高位の関脇に昇進
した。当然の地位である。妙義龍が小結に
返り咲いた。ブランクが長かったが、平成
27年十一月場所の関脇以来の三役である。
御嶽海は関脇で7勝8敗と負け越したが、
小結に留まった。御嶽海はこれで関脇・小結
連続在位場所数を12場所とした。武双山に
並び、5位タイとなった。
引退した貴ノ岩が東9枚目に名前を残して
いる。一月場所の番付は、原則通り上げ下げ
しても大きな空白地帯がなく、比較的作成
しやすかったと思われる。ただ1点、前頭西
14枚目の6勝9敗大翔丸を幕に残し、十両西
5枚目の10勝5敗照強が入幕できなかった
のは、まったく意外であった。そのため新
入幕は矢後1人となった。
181111初日幕下 373
<照強>

十両筆頭、2枚目には照強、大翔鵬、貴源治
と幕を狙う精鋭がそろった。先場所優勝の
友風は十両東4枚目、11勝の豊ノ島は西5枚
目に番付をあげてきた。成績によっては幕内
に上がれる地位である。
幕下は陸奥部屋の出世頭霧馬山が西筆頭と
十両目前まできた。貴公俊は貴ノ富士に改名
した。「たかのふじ」の音は昭和の末から
平成の初めに活躍した孝乃富士を思い起こ
させる。いまでこそ富士のつく力士は、伊勢
ヶ濱部屋に多いが、一時期九重部屋が目立っ
ていたことがあった。豊昇龍は幕下21枚目、
先場所三段目で優勝した宇良は幕下23枚目
まで戻してきた。
一月場所のチケットは発売日に数時間で15日
分を完売した。あとは休場者が出ることなく、
番付にふさわしい大相撲を見せていただき
たい。

めぞん一刻を読んでいます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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