大相撲

一月場所番付あれこれ

2018年12月25日

1月番付
2019年一月場所の番付が発表された。以前、
0勝と全休どちらが上か、というテーマで
書いた。詳細は以下をクリックして参照
していただきたい。

結果からいえば、0勝が上だった。したがっ
て0勝の稀勢の里が全休の白鵬をおさえ、
東横綱1と地位が逆転した。
181217貴景勝パレード 097
<貴景勝>

先場所優勝した貴景勝が最高位の関脇に昇進
した。当然の地位である。妙義龍が小結に
返り咲いた。ブランクが長かったが、平成
27年十一月場所の関脇以来の三役である。
御嶽海は関脇で7勝8敗と負け越したが、
小結に留まった。御嶽海はこれで関脇・小結
連続在位場所数を12場所とした。武双山に
並び、5位タイとなった。

引退した貴ノ岩が東9枚目に名前を残して
いる。一月場所の番付は、原則通り上げ下げ
しても大きな空白地帯がなく、比較的作成
しやすかったと思われる。ただ1点、前頭西
14枚目の6勝9敗大翔丸を幕に残し、十両西
5枚目の10勝5敗照強が入幕できなかった
のは、まったく意外であった。そのため新
入幕は矢後1人となった。
181111初日幕下 373
<照強>

十両筆頭、2枚目には照強、大翔鵬、貴源治
と幕を狙う精鋭がそろった。先場所優勝の
友風は十両東4枚目、11勝の豊ノ島は西5枚
目に番付をあげてきた。成績によっては幕内
に上がれる地位である。

幕下は陸奥部屋の出世頭霧馬山が西筆頭と
十両目前まできた。貴公俊は貴ノ富士に改名
した。「たかのふじ」の音は昭和の末から
平成の初めに活躍した孝乃富士を思い起こ
させる。いまでこそ富士のつく力士は、伊勢
ヶ濱部屋に多いが、一時期九重部屋が目立っ
ていたことがあった。豊昇龍は幕下21枚目、
先場所三段目で優勝した宇良は幕下23枚目
まで戻してきた。

一月場所のチケットは発売日に数時間で15日
分を完売した。あとは休場者が出ることなく、
番付にふさわしい大相撲を見せていただき
たい。

めぞん一刻を読んでいます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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