大相撲

■福岡12日目 千秋楽結びの一番は高安対貴景勝しかない

2018年11月22日

終盤に入って大関豪栄道が休場した。勝ち
越しを待ってたかのようにその後休場した
ように映ってしまう。とにかくこれで横綱・
大関リーグ戦はたった一番になってしまった。
その一番が12日目に実現したのだから、残り
3日間のメインは失われてしまった。

1敗の貴景勝は難敵玉鷲との対戦であった。
1つ間違えると敗退する。だが、貴景勝は
真っ向勝負し、危なげなく快勝した。今の
貴景勝は攻撃的相撲のなかに不安定さが
みられない。

追いかける高安もここへきて弾み、勢いが
みえてきた。栃ノ心相手に四つ相撲になり
ながら、四つ身の形がよく、撃破した。

こうなったら、千秋楽結びの一番は、高安
対貴景勝という優勝中心の取組にしてはいか
がだろうか。形式にとらわれる取組より、
よほどいい。

昭和47年五月場所、大関は2人出場していた。
だが、千秋楽は大関同士の対戦にはせず、
優勝を争っている関脇輪島と大関大麒麟を
組んだ。もっとも大麒麟がその前に負け、
千秋楽を待たずに優勝は決まってしまったが。

こういう前例があるのだから優勝本位の取組
をいまこそ実現すべきである。十一月場所
最大の一番は千秋楽結びの一番高安対貴景勝
しかない。

指定イス席を自由席だと思い込む方が続出
した日でした。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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