大相撲

■福岡8日目 平成30年十一月場所の行方

2018年11月18日

メディアでも優勝ラインの話題が出ているが、
それは低くなるという視点からでしかない。
話題としては寂しい限りである。昭和47年
一月場所はあわや10勝5敗が最高成績になろ
うとしていた。もし、低い優勝ラインなら
心情的にはほかの場所の優勝できなかった
好績者を繰り上げたくなってくる。

幸い、優勝戦線上位トップクラスの1敗貴景
勝が妙義龍に勝ち、2敗高安は正代を圧倒
した。同じく2敗の栃煌山は玉鷲を退けた。
この日は打って変わって全員白星でひとまず
安堵させた。ただ、上位の相撲はあっさり
勝負が決まりすぎで、熱戦が乏しかった。

乏しいのはほかにもある。2横綱、稀勢の里
の休場で横綱・大関リーグ戦はわずか3番
しか組めない。取組編成の貧さは避けられ
ない。それも栃ノ心は元気がないのだから、
好取組となるのかさえ怪しい。

優勝予想はきわめて困難なのが今場所の特色
である。優勝の実績、安定性、勢い、どれを
とっても貴景勝、高安、栃煌山にあてはめる
ことができにくいのである。それでも今後の
展開を見通していこうと思う。
中日星取りA
残りの対戦相手で強敵となるのは、以下である。

貴景勝…高安、北勝富士、栃煌山、玉鷲
高安…豪栄道、御嶽海、貴景勝
栃煌山…貴景勝、妙義龍

強敵が比較的少ないのは、栃煌山である。
栃煌山有利の根拠がここにある。もちろん
上記以外の対戦相手に必ず勝てる保証はない。
実力的には高安、星の差を有利にもっていけ
れば貴景勝である。舞の海氏は3敗まで優勝
圏内とみている。そういう意味では3力士
以外から出る可能性もでてくることになる。

日一日と情勢は変化していく。千秋楽を前に
して浮上してくるのは果たして誰になるのか。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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