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相撲の歴史
横綱10大史5 横綱地位となる
これまで横綱は上覧相撲を機会にそのときの強豪力士が土俵入りをする資格であった。それが幕末から強豪大関の称号と化した。しかし、横綱の最大の変化は地位化である。それはいつ、だれから始まったのか。きっかけは横綱10大史3で述べた明治23年夏場所、... -
相撲の歴史
横綱10大史4 歴代横綱誕生
江戸時代、最後に横綱を免許されたのは陣幕であった。陣幕が吉田司家から横綱を免許されたのは1867(慶応3)年10月であった。大関2場所後であった。1966年冬場所 8勝1分1967年春場所 7勝2分 10月横綱免許1967年冬場所 7勝2休 引退陣幕は大関... -
相撲の歴史
横綱10大史3 横綱番付に登場
幕末は江戸幕府の権威が衰退していく時期である。これまでの上覧相撲を機に横綱を免許されていた横綱の土俵入りが、大関のなかでも特に強豪大関に与えられる称号へと変遷していった。これまで大関は東西に一人ずつだった。江戸時代、看板大関がいても大関... -
相撲の歴史
横綱10大史2 制度の継続
江戸時代、横綱が免許された力士は以下である。谷風・小野川から阿武松まで約38年3ヶ月という異例とも思える長期期間がある。人生でいえば半分以上を折り返している長さである。ほかは長くても稲妻から不知火(諾)までの約10年2ヶ月、秀の山から雲竜ま... -
相撲の歴史
横綱10大史1 その起源
品格力量抜群につき、横綱に推挙する。審判部が横綱に推挙したい力士がいるとき、理事長はこれを受けて横綱審議委員会に諮問する。ここで承認されると、番付編成会議、理事会で正式に決定する。こうした流れで、今日横綱は誕生する。それでは、横綱の始ま... -
力士・人物
総選挙と昭和・平成の横綱ベスト10との比較
7月31日放送された「力士・親方70人&ファン1万人がガチで投票!大相撲総選挙」は各人各様の意見が飛び交っている。単に名勝負を解説するのではなく、名勝負力士の人気投票を順位付けして興味を呼ぶよう企画してある。<総選挙1位の千代の富士>実はこれ... -
力士・人物
横綱張り手是非論
七月場所14勝1敗で優勝した白鵬に、珍しく?横綱審議委員会から苦情がでた。苦情の中身は張り手が多すぎるというのである。格闘技は組んで行うレスリング、柔道と離れて行うボクシング、ムエタイなどに分けられる。ところが、相撲は組むときもあれば離れ... -
力士・人物
6場所制の大横綱の出世街道
6場所制の大横綱というと誰をイメージするだろうか。横綱の代でいうと大鵬以降の横綱になる。異論が少ないのは、大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍、白鵬ではないだろうか。いずれも20回以上優勝し、時代を築いた横綱達である。その功績は相撲フ... -
力士・人物
稀勢の里の横綱休場率
稀勢の里が2場所連続休場した。これによって稀勢の里の横綱休場率はどうなったかみていこう。横綱在位 3場所皆勤 1場所出場機会 45休場数 13不戦敗 2休場率 33.3%3回に1回は休場していることになる。これは実質横綱が地位化した常陸山以降51... -
本場所レポート
■名古屋9日目 残った横綱・大関1勝3敗の惨敗の日
2横綱・1大関が休場と寂しい七月場所となったが、残された2横綱・2大関のうち3人が惨敗という厄日であった。好調高安に対するのは嘉風である。本日一番いい取組といえる。嘉風は動きの速さで勝負する力士だが、今日は違った。高安のかちあげをくうこ... -
本場所レポート
■名古屋4日目 減りゆく横綱・大関リーグの対戦数
今日から稀勢の里ではなく、鶴竜が休場した。昨日の北勝富士戦で負傷したためである。いずれにしても4横綱の皆勤はもろくもくずれたわけである。稀勢の里もどうなるか皆目わからない状態である。仮に休場すると4横綱がいて、横綱戦はたった一番だけにな... -
本場所レポート
■名古屋3日目 横綱が出場に踏み切るとき
3日目、結びの一番は稀勢の里対栃ノ心戦である。両力士が仕切りを繰り返すのを見て、ふと気になった。栃ノ心はやってやろうというやる気、意気込みが見えていた。これに対し、稀勢の里はなんか覇気が感じられなかった。不安そうな表情にも見える。この勝... -
力士・人物
平成29年名古屋!横綱・大関に挑む9人のサムライ
暑い七月場所がまたやってくる。高安が大関に昇進して、4横綱・3大関という豪華な番付となった。7人に挑むのは東関脇玉鷲から西前頭3枚目遠藤までの9人である。上位に休場者が出なければ、遠藤は日馬富士、稀勢の里、照ノ富士、高安に限定される可能... -
力士・人物
皆勤なるか4横綱
<ここ1年で2度休場の白鵬>68勝28敗24休、勝率7割8厘。これが何の数字かおわかりだろうか。実は白鵬、日馬富士、鶴竜、稀勢の里の4横綱時代の成績である。皆勤はまだない。まだ2場所しかたっていないではないか、という方がいるかもしれない。実は4... -
力士・人物
高安・照ノ富士の横綱先陣争い
現4横綱はいずれも30歳以上。今年はそろいもそろって途中休場がある。それだけに新しい力が欲しいところである。期待を担うのは勢いのある新大関高安と復調の兆しが見える照ノ富士である。稀勢の里は初優勝だけで横綱に昇進した。長い苦節の結果といえる... -
本場所レポート
■夏千秋楽 横綱第一候補に浮上した照ノ富士
優勝が決まった千秋楽。注目は大関照ノ富士対関脇高安戦である。ともに11勝3敗の成績で勝ったほうが12勝となる。それは同時に連続12勝以上の成績となる。11勝を何場所続けても横綱にはなれない。しかし、12勝は横綱へのステッにつながる。高安は関脇とは... -
本場所レポート
■夏11日目 稀勢の里と魁傑・横綱玉の海の比較
<稀勢の里>稀勢の里がとうとう休場した。これは最も見たくない結末である。負けが込んで休場するくらいなら、最初から休場したほうがはるかにスッキリする。そうしなかったのは明らかに判断の誤りである。途中休場したことは稀勢の里にとって、何も残ら... -
力士・人物
平成29年夏!横綱・大関に挑む10人のサムライ
五月場所、横綱・大関全員あるいは1人足りない準対戦するのは、番付でいうと関脇玉鷲から前頭東3枚目の大栄翔までである。ただし、横綱稀勢の里の出場が未だはっきりしない。仮に出場しても最後まで取れる見通しはない。そのため西3枚目の碧山まで対戦... -
力士・人物
横審誕生以前の横綱の昇進5
昭和14年春場所4日目は安芸ノ海の運命を変えた日だった。双葉山の連勝を69でストップした日である。安芸ノ海は英雄であった。誰もが双葉山の牙城に挑み、誰もがはね返されていた。双葉山が負けることはおよそ考えられなかった。安芸ノ海は一番相撲に強く... -
力士・人物
横審誕生以前の横綱の昇進4
このテーマはすっかり間が開いてしまって誠に恐縮だが、改めて再開したい。なお、以前どのようなことが書かれていたか、思い出していただくため、下記をクリックして参照していただければ幸いである。横審誕生以前の横綱の昇進1横審誕生以前の横綱の昇進... -
力士・人物
新横綱場所を上回る横綱2場所目の成績
稀勢の里が横綱2場所目を迎える。通常横綱の2場所目は力が発揮しやすく、優勝率も高まる。先人の横綱はどういう成績を残してきたか。15日制が定着した千代の山以降の横綱を調べてみた。それが以下である。新横綱の優勝は15日制で、大鵬、隆の里、貴乃花... -
力士・人物
横綱の休場あけ優勝
白鵬が優勝に苦しんでいる。三月場所は新横綱稀勢の里に立ちふさがるかと思われたが、予想に反して途中休場してしまった。白鵬は元々横綱休場の少ない力士だった。横綱連続皆勤48場所の最高記録をもつ。続くのが北の湖の42場所である。白鵬は横綱になって... -
本場所レポート
■春13日目 暗転の新横綱
日馬富士の速攻に稀勢の里は、土俵下へ転落。日馬富士の集中力とスピードはすばらしかった。先場所白鵬が逆転を許したような微塵の甘さもなかった。土俵下に落ちた稀勢の里はしばらくおきあがれない。左肩をおさえているようだ。脱臼かと心配する向きもあ... -
本場所レポート
■春4日目 大関候補と4横綱へ物申す
今日の好取組は御嶽海対高安、玉鷲対正代の関脇・小結戦である。大関を狙える逸材同士の対戦である。まず、御嶽海対高安戦は高安の強さが強調される一番だった。御嶽海の馬力を受け止め、上手が取れないにも関らず、後退するどころか、圧倒してしまった。... -
本場所レポート
■春初日 華麗さはない4横綱 がそのまま出た初日
まず、始めに言いたいことは「4横綱」についてである。放送では「4横綱」がやたら強調された初日であったが、「4横綱」時代は、けして華麗なものではない。むしろ逆で悲惨なケースが多い。実態はこうである。これまで「4横綱」は71場所あるが、皆勤は... -
力士・人物
横綱・大関に挑む9力士の戦跡
12日から始まる三月場所、東関脇玉鷲から東前頭3枚目松鳳山までの9力士(大関だった琴奨菊を除く)が横綱・大関6人(場合によっては5人)に挑む。上位に休場が出ると東前頭4枚目嘉風まで入ってくる。休場者が出なくても同部屋対戦せずで、日馬富士、... -
力士・人物
新横綱の優勝確率11.1%に挑む稀勢
三月場所の優勝力士は誰か、となると決定打に欠ける。候補をあげても場所が始まってみなければ何ともいえない。いわば核となる横綱がいない状態である。本来なら稀勢の里が一番相撲が安定し、勢いがあるのだが、新横綱の優勝は簡単ではない。年2場所の時... -
力士・人物
横審誕生以前の横綱の昇進3
同じ出羽ノ海部屋の大錦が大関3場所、栃木山が大関2場所で通過したのに対し、常ノ花は8場所かかった。新大関の場所をケガで全休したしたり、低迷期があったりした。だが2度目の優勝のあと8勝2敗で横綱に昇進した。大関で間隔があいた優勝で横綱にな... -
力士・人物
横審誕生以前の横綱の昇進2
2代目西ノ海は大関在位13場所(7年)と初優勝が認められ、大正5年春場所後横綱に推挙された。相手の方屋には横綱太刀山・鳳がいて、2代目西ノ海の方屋には横綱はいなかったが、1場所で解消された。2代目西ノ海はこのとき37歳。晩年期であった。横綱... -
力士・人物
横審誕生以前の横綱の昇進1
横綱審議委員会が誕生したのは、昭和25年4月21日であった。横綱でいえば千代の山からである。また、横綱昇進の基準ができたのは、昭和33年1月6日である。適用されたのは、初代横綱若乃花以降である。その内容は以下である。一、横綱に推薦する力士は品... -
力士・人物
高安、御嶽海、正代の横綱・大関戦を検証
今、若くてまだまだ強くなる候補をあげるとしたら、高安、御嶽海、正代の3力士であろう。まだ成長途上だが、期待は大きい。高安は今月末に27歳、御嶽海は24歳、正代25歳である。一月場所大活躍だった高安と御嶽海は、横綱・大関を倒し、高安は敢闘賞を、... -
力士・人物
稀勢の里、横綱初土俵のカギは稽古
18日牛久市で行われた稀勢の里のパレードに、5万が人集まったという。とてつもない人数である。筆者が常磐線の牛久駅で下車したとき、明らかに稀勢の里のパレードが目的とひと目でわかる方を何人も見かけた。明治神宮の1万8千人といい、久々の日本人横... -
力士・人物
知られざる?横綱の土俵入り
日本出身の横綱稀勢の里の誕生は、ブームともいえる大きな反響をおよぼしている。稀勢の里はこれまで3度土俵入りを行っている。明治神宮、トーナメント大会、福祉大相撲である。稀勢の里の横綱の土俵入りの型は雲竜型と紹介するメディアがあった。せり上... -
力士・人物
稀勢の里の横綱昇進で失われたモノ
稀勢の里を6場所制最強の大関、6場所制唯一の名大関と今まで称してきた。それが思いもしない?横綱昇進で立ち消えになってしまった。稀勢の里は大関時代の成績は以下である。大関在位 31場所勝率7割1分4厘 1場所平均10.7勝12勝以上 8回 1年に1... -
力士・人物
4横綱のゆくすえ
稀勢の里の横綱昇進で久々に4横綱が勢ぞろいする。しかし、賢明な読者は、4横綱時代がけして華麗な時代でないのにお気づきだと思う。土俵の目撃者では、昨年「検証!4横綱の時代」を、総括を含めて10回にわたって連載した。そこでは様々な問題点が浮上... -
観戦と楽しみ方
平成29年大阪場所チケット事情
2月5日は大阪場所のチケット販売日であった。1日たった今、販売状況は15日間完売である。驚異的なスピードという表現ですまないほどの大相撲過熱人気である。これには日本出身の横綱稀勢の里の誕生が大きい。本場所の華麗な土俵入りへの関心、新横綱と... -
力士・人物
新横綱の通信簿
稀勢の里が横綱に正式に決定してから11日が経過した。三月場所まで5週間となった。この5週間で横綱としての稽古をしなければ、好成績は残せない。稽古量、対戦相手、質。質とは何を強化するか、何を身につけるか、長い相撲になっても息が切れないスタミ... -
力士・人物
横綱の6場所連続(1年間)好成績8
横綱の6場所連続(1年間)好成績は最終章を迎えた。ここでは現役も登場する。朝青龍は優勝25回、7連覇など数々の記録をつくり、時代を築いた。1年間の成績ではどんな数字をあげたか。最初に72勝以上をあげたのは連続優勝を含む大関時代である。だが、... -
力士・人物
横綱の6場所連続(1年間)好成績7
ここでは曙、貴乃花、若乃花という同期が登場する。先行したのは曙である。最初に横綱に昇進した。曙が最初に1年間72勝以上の成績をあげたのは、大関3場所、横綱3場所のときである。成績は72勝18敗である。そこを含め5場所連続72勝以上をあげた。その... -
力士・人物
横綱の6場所連続(1年間)好成績6
このテーマは、昨年12月23日以来の再開である。この間一月場所の番付に関すること、場所の展望、本場所、稀勢の里の横綱昇進と続いた。そのため初めてご覧になる方、お忘れの方は以下をクリックしていただければ幸いです。横綱の6場所連続(1年間)好成績... -
相撲の歴史
稀勢の里横綱昇進、その成績
19年ぶりの日本出身の横綱誕生に熱狂は留まるところを知らない。これまで稀勢の里は、成績は十分だが、優勝がなかった。一気に優勝を決めたことで即横綱昇進が決定した。連続優勝ではないが、連続優勝した横綱、先輩横綱と比較して昇進成績はどうか。改め... -
力士・人物
横綱・大関に挑む10人のサムライ
8日から始まる一月場所、東関脇玉鷲から東3枚目隠岐の海までが横綱・大関7人(場合によっては6人)に挑む。上位に休場が出ると西3枚目勢も入ってくる。休場者が出なくても同部屋対戦せずで、先場所の正代同様、日馬富士、稀勢の里、照ノ富士と対戦す... -
力士・人物
横綱の6場所連続(1年間)好成績5
優勝31回、53連勝の大横綱千代の富士は、意外と数字が伸び悩む一面があった。それは1年間の成績である。72勝以上の成績は、15場所で輪島以下である。連続72勝以上はわずか4場所で並み以下である。1年間80勝以上の成績も4回と極めて少ない。その原因は... -
力士・人物
横綱の6場所連続(1年間)好成績4
輪島の相撲が安定してきたのは昭和47年九月場所の関脇からである。そこから1年間の関脇1場所、大関4場所、横綱1場所で、74勝16敗の成績をあげた。さらに8場所連続72勝以上の成績を続けた。昭和47年九月場所から昭和49年九月場所までのことである。強... -
力士・人物
横綱の6場所連続(1年間)好成績3
北の富士は燃える要素があるときは強い。九重(元千代の山)部屋が出羽海から破門独立した直後の場所で初優勝した。次に北の富士を燃えさせたのは、新大関清国の初優勝である。「清国一人に甘い汁は吸わせない」と連続優勝して横綱に昇進した。大関4場所... -
力士・人物
横綱の6場所連続(1年間)好成績2
6場所制の申し子大鵬の出現は、将来横綱になるのが間違いないほどの逸材であった。入幕した場所に優勝し、大関に昇進した。しかし、大関で連続優勝し、新横綱で優勝しても1場所平均12勝となる1年間72勝に届かなかった。翌場所も優勝し、4連覇してよう... -
力士・人物
横綱の6場所連続(1年間)好成績1
今年の年間最多勝は稀勢の里の69勝21敗だった。これは一月場所から十一月場所までの成績だが、1年の最初をいつにもってきてもいいわけで、五月場所から三月場所、九月場所から七月場所も1年間に変わりはない。稀勢の里が仮に一月場所、12勝3敗の成績を... -
力士・人物
横綱審議委員長が示した見識
横綱の問題点は何か。それは同じ横綱でも天と地ほどの開きがある点である。双葉山も武蔵山も同じ横綱扱いである。それは安易な横綱づくりに原因があると指摘してきた。昭和33年以降、その大元として横綱審議委員の2場所連続優勝または準じる成績に起因し... -
角界ニュース・論
横綱昇進問題を考察する
九月場所で全勝優勝した豪栄道の綱とりの話題が、先行している。来場所優勝すれば横綱昇進だという。もう1度横綱昇進に関する規定を見てみよう。一、横綱に推薦する力士は品格、力量が抜群であること。二、今後の横綱推薦に対しては、横綱審議委員会が、... -
本場所レポート
■秋4日目 隠岐の海の横綱・大関総なめはあるか
波乱は4日目にして収束に向かいつつある。稀勢の里は連日厭な対戦相手が続く。今日は、動きの速い嘉風で要注意な対戦相手である。稀勢の里は相手に合わせて動かず、土俵際で一蹴した。張り詰めた緊張感は感じられなかった。稀勢の里はのびのび相撲を取っ... -
力士・人物
横綱出身力士の30歳以降の優勝
九月場所、稀勢の里は引き続き優勝と横綱を目指す。以前「初優勝だけの横綱昇進、その結末」を書いた。これはもちろん稀勢の里を取りまく現状から綴ったものである。お忘れの方は下記をクリックして、ご覧いただきたい。■名古屋千秋楽 初優勝だけの横綱昇... -
力士・人物
若き横綱候補がいない現代大相撲
大相撲人気とは逆に新弟子はなかなか増えない。新弟子が増えないから有望な若手がおいそれと出てこない。今の横綱・大関は照ノ富士を除いて30代である。若くて強い横綱候補が欲しいところである。大関止まりの大関候補はさほど必要としない。なぜなら「大... -
角界ニュース・論
稀勢の里をめぐる横綱問題
以下の力士の共通点は何か、おわかりだろうか。鳳2代西ノ海宮城山3代西ノ海武蔵山男女ノ川安芸ノ海前田山東富士吉葉山朝潮柏戸栃ノ海2代若乃花双羽黒北勝海大乃国鶴竜横綱であることはわかる。一部を除いて優勝回数が少なそうだ。あるいは一部を除いて弱い... -
相撲の歴史
検証!4横綱の時代総括
ここまで4横綱の時代を検証してきた。それぞれの4横綱はどんな成績を残し、どれだけ休場したか、一覧表にまとめてみた。時代によって取組制度は異なるので単純に数字を比較することはできない。また、1場所限りの4横綱の数字に重きはおけない。そうい... -
相撲の歴史
検証!4横綱の時代9
昭和から平成にかけて、旭富士が12勝-12勝-14勝-13勝-13勝の成績をあげながら、横綱に昇進できなかった。その旭富士がようやく連続優勝を達成して横綱に昇進したことで平成2年九月場所、4横綱が実現した。千代の富士、北勝海、大乃国、旭富士による... -
相撲の歴史
検証!4横綱の時代8
次の4横綱時代は苦労人三重ノ海の横綱昇進によって昭和54年九月場所に生まれた。輪島、北の湖、2代目若乃花に加わった。三重ノ海は昭和23年生まれで、世代的には輪島と一緒であった。遅れてきた横綱であった。この4横綱時代は8場所続いた。優勝は4横... -
相撲の歴史
検証!4横綱の時代7
新旧入り混じっての4横綱となったのが、昭和36年十一月場所である。大鵬・柏戸が同日横綱に昇進して実現した。ただし、朝潮が引退したため1場所限りとなった。時代は新しい力大鵬、柏戸の時代へと移っていった。次の4横綱は3年2場所後であった。大関... -
相撲の歴史
4横綱時代とは|千代の山・鏡里・吉葉山・栃錦が並んだ史上最長14場所
4横綱時代とは、千代の山・鏡里・吉葉山・栃錦の4人の横綱が同時に在位した昭和29年から33年にかけての時期です。史上初の5横綱になるところを東富士の引退で回避し、4横綱がそろった期間は史上最長の14場所に及びました。ただし全員が皆勤したのは14場所... -
相撲の歴史
検証! 4横綱の時代5
「検証!4横綱の時代」はタイムリーな話題や七月場所で間遠になっていたテーマである。たいへん申し訳なかったが、忘れている方のために以下をクリックすると、これまでの内容がご覧いただけるようにした。検証! 4横綱の時代1検証!4横綱の時代 2検... -
力士・人物
横綱の昇進年齢 一覧|30歳以上は5人だけ・最年少は大鵬と北の湖の21歳
横綱に30歳以上で昇進したのは吉葉山・琴桜・三重ノ海・隆の里・旭富士の5人だけである(栃錦と初代若乃花は29歳)。最年少昇進は大鵬と北の湖の21歳。引退(最終場所)時の最高齢は吉葉山の37歳で、年6場所制のなかでは千代の富士の35歳が最高。下の表に... -
観戦と楽しみ方
九月場所チケット事情
本日は整理券配布の日である。国技館窓口は今回も12時発売開始である。にも関わらず、6時40分時点で並んでいる列は、南門を通り越して数メートル伸びたところまで来ていた。自由席通し券は50セットであるのにこの並びであった。整理券は7時から配布され... -
力士・人物
37年前の横綱昇進基準アンケート
稀勢の里の横綱昇進をめぐる昇進基準は激変している。七月場所千秋楽、稀勢の里が12勝3敗で逆転優勝した場合、審判部は理事会の召集をお願いするとの情報がテレビで流れた。さすがにこれは無理筋だと思った方が多いのではないか。七月場所の稀勢の里は横... -
本場所レポート
■名古屋千秋楽 初優勝だけの横綱昇進、その結末
千秋楽の見どころは、2敗日馬富士対白鵬戦ではない。最大の焦点は稀勢の里が豪栄道相手に12勝をあげることができるか否かである。12勝なら横綱問題は継続する可能性が出てくる。11勝なら振り出しに戻る。対戦相手の豪栄道は、7勝7敗と手負いの獅子であ... -
本場所レポート
■名古屋11日目 稀勢の里の横綱昇進ムードに待った
この日、思いがけない相手に負ける波乱は、おさまった。白鵬は魁聖を寄せつけない相撲を取った。上手を切ったところで勝負あった。日馬富士は一瞬で上手を取り、逸ノ城をぶん投げて、今場所一の快勝。稀勢の里は左四つになるが、勢のゆさぶりに攻めきるの... -
力士・人物
横綱の通信簿 平成編
平成で横綱に昇進したのは9人。20回以上優勝した横綱が3人もいる。貴乃花、朝青龍、白鵬である。横綱の通信簿をみていこう。黄:勝率8割以上 12勝以上率4割8分以上 休場率13%以下紫:勝率7割未満 12勝以上率3割未満 休場率35%以上休場率は下記... -
力士・人物
横綱の通信簿 昭和部屋別総当たり編
昭和40年、元双葉山の時津風理事長の英断で、部屋別総当たり制がスタートした。この時期横綱で迎えているのが、下記の横綱である。当然、東西制や系統別総当たり制より数字はあげにくくなっている。黄:勝率8割以上 12勝以上率4割8分以上 休場率13%以... -
力士・人物
横綱の通信簿 昭和戦後・30年代編
戦後の変化は優勝決定戦の制度の誕生、系統別総当たり制復活、15日制の定着、年6場所制スタートがあげられる。これまで最高成績が同じ場合、番付上位が優勝者であった。戦後の混乱期、なんとか相撲人気の向上を図ろうと協会と記者クラブが協力して考えた... -
力士・人物
横綱の通信簿 昭和戦前編
黄:勝率8割2分以上 優勝次点率4割以上 休場率13%以下紫:勝率7割2分未満 優勝次点率2割7分未満 休場李35%以上休場率は下記をクリックして最下段を参照していただきたい、現役は発表時点での数字である。横綱の休場率4明暗がはっきり出てい... -
力士・人物
横綱の通信簿 昭和戦前編その前に
大正14年摂政宮殿下(後の昭和天皇)からの下賜金によって天皇賜杯がつくられ、大正15年から最高成績者に授与されるようになった。これを機に協会が優勝を認定、表彰するようになった。<賜杯>優勝制度上解消すべき問題が出てきた。預かり、引き分け、対... -
力士・人物
横綱の通信簿 明治・大正編
横綱が実質上地位化したのは、明治の常陸山以降である。この時代、取組は東西別、国技館の開設とともに東西で団体優勝を争う東西制である。同じ方屋同士は対戦しなかった。勝った方屋が次の場所東にまわる。だから同じ地位なら東が上とは必ずしもいえなか... -
力士・人物
横綱の通信簿 前文
七月場所は、稀勢の里の横綱昇進に話題が集まっている。若乃花以来の日本人という意味も大きい。七日目まで6勝1敗で後半勝負をかけることになる。昭和以降、玉錦から鶴竜まで82年半で40人の横綱が誕生している。約2年に1人の割合である。現在横綱の最... -
力士・人物
土俵の目撃者版 横綱の休場率
<白鵬>横綱は地位が下がらない不思議な概念である。それだけに休場も目立つ。横綱になったとたん休場が増えた力士さえいる。横綱勝利数より横綱休場数のほうが多い横綱もいる。休場を少なくし、記録を残した横綱もいる。横綱の休場率を改めて覗いてみて... -
力士・人物
土俵の目撃者版 横綱昇進 その成績
思いがけない稀勢の里の1敗で横綱昇進はどうなるのか。栃錦は初日に負けて3度優勝した。栃錦の相撲にかける執念はすさまじく、最後の最後まで勝負を捨てなかった。先人に学べるか。稀勢の里の真価は今後の10日間で問われることになる。<稀勢の里>これ... -
本場所レポート
■名古屋3日目 黒星相次ぐ横綱大関陣
今日の稀勢の里稀勢の里、宝富士両者当たり合って左四つ。両者上手取れないが、稀勢の里万全の体勢をつくる。右上手取ってすぐに寄り切る。宝富士には工夫がみられない。逆に稀勢の里はがむしゃらにいかず、後半疲れを残さないようスタミナ配分しているよ... -
相撲の歴史
検証!4横綱の時代 4
横綱格下げ論、それは前田山引退の翌場所におきた。昭和25年春場所(一月)は蔵前仮設国技館で初めて開催された記念の場所であったはずだ。ところがふたをあけてみると、東富士が3日目から休場、照國が4日目から休場、羽黒山が5日目から休場してしまっ... -
相撲の歴史
検証!4横綱の時代 3
戦後の横綱には2つの特徴がある。一つは横綱の権威が揺らいだこと。もう一つは横綱量産の時代であった。大関でちょっといい成績をあげると横綱に上がれた時代であった。 終戦直後4横綱継続の時代はあったが、双葉山引退後の戦後初の4横綱は、東富... -
相撲の歴史
検証!4横綱の時代 2
昭和の初期、実質昭和6年3月場所から昭和7年10月場所まで横綱が不在だった時期がある。この間15場所横綱の土俵入りは見られなかったわけである。横綱不在にも関らず、大関玉錦は3連覇しても横綱に昇進できなかった。適格者がいなければ不在でもかまわ... -
相撲の歴史
検証! 4横綱の時代1
横綱に一番近い大関稀勢の里は、七月場所に横綱をかける。稀勢の里が、横綱に昇進した場合、4横綱になる。4横綱というと華やかで、4人いるのだから優勝は独占しているのでは、と思いがちである。「賢者は歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」という言葉があ... -
力士・人物
稀勢の里の横綱をめぐる視点
写真は稀勢の里13勝の足跡 初日妙義龍 2日目琴勇輝★意外と少ない優勝争い稀勢の里が初めて連続13勝の成績をあげた。五月場所3横綱を倒して優勝なら、横綱昇進という審判部の声があったが、それで横綱にあげることは果たしていいこ... -
本場所レポート
■夏9日目 横綱・大関の休場をめぐるエピソード
照ノ富士が鶴竜に敗れ、ついに7連敗になった。悪くいえば白星配給王的存在に成り下がっている。このあと、横綱白鵬、大関との対戦が控えているが、誰とやっても勝てそうもない雰囲気である。しかし、現時点では休場はなさそうである。悪いところがはっき... -
本場所レポート
■夏7日目 横綱昇進責任制度
横綱鶴竜が琴勇輝の突き押しに防戦一方に追い込まれ、土俵を回りながら後退するも、反撃の暇なく、土俵を割った。これで早くも2敗目である。どうも鶴竜は離れて取るパワー相撲にひ弱さを感じる。うまさはあっても圧倒的パワーに太刀打ちできない。鶴竜は... -
本場所レポート
■夏3日目 高齢化へつき進む横綱・大関陣
横綱日馬富士が、ここ数場所弱くなったといわれる逸ノ城に敗れた。予想外の結果である。逸ノ城の復活の兆しか。それとも日馬富士の衰えのあらわれか。そういえば、30歳を越えた横綱・大関陣が目立ってきている。そこで横綱・大関の年齢を調べてみた。それ... -
力士・人物
重い横綱の責務
三月場所、琴奨菊の横綱昇進は8勝7敗で振り出しに戻った。琴奨菊に関してはあることを想像してしまう。仮に琴奨菊が横綱に昇進したら、横綱としての責任を果たしていけただろうか。あっさり、引退に追い込まれる可能性がないとは言いがたい。それは琴奨... -
力士・人物
横綱昇進内規改造論
一月場所優勝した琴奨菊が、三月場所は綱挑戦場所になり、今度は三月場所13勝ををあげた稀勢の里が、五月場所は綱挑戦場所になるという見方をする方がいる。この点に関してはこれまで、耐えられない横綱の軽さということで述べてきた。双葉山と武蔵山、大... -
力士・人物
連続写真で見る琴奨菊の3横綱撃破
一月場所初優勝した琴奨菊の圧巻は、3横綱からかぶり寄りで勝利したことである。これまで3横綱全員との対戦は5度あるが、1勝が2度、3敗が3度であった。2横綱在位のときに白鵬・日馬富士から2勝したことはあるが、このときは琴奨菊自身が8勝とい... -
角界ニュース・論
大阪場所事件簿 千代ノ山の横綱返上問題
大阪でおきた最悪の事件は、大鵬の連勝記録誤審でストップであろう。これまで積み重ねた連勝記録45が、審判の誤審で止まるという相撲史上最悪の汚点となる事件だった。この事件はこれまで触れてきたので、ここではもう一つの事件をとりあげてみたい。昭和2... -
力士・人物
休場大関の横綱昇進
横綱を期待できる逸材、照ノ富士が一月場所休場して、一転カド番に陥った。大関になってから4場所目のことである。これで照ノ富士の横綱昇進はすぐにはないな、と思うファンもいたにちがいない。照ノ富士は復活して、横綱を狙えるのか。横綱が実質上地位... -
力士・人物
学生出身唯一の横綱輪島の源
現代の大相撲は、大学相撲出身が花盛りである。しかし、横綱を狙える逸材はいるか、と聞かれると躊躇する。今のところ、学生出身で横綱になったのは輪島ただ1人である。2年連続学生横綱を取った輪島が、横綱に昇進したのは昭和48年五月場所後である。そ... -
本場所レポート
■福岡10日目 横綱の変化、けたぐり、猫だましに一言
白鵬が栃煌山に繰り出した猫だましは遠目にははっきりわからなかったが、近くで見た方にはパチンと音が聞こえたという。以前出羽錦が大鵬に猫だましをしたときは、目の前でパチンと音がしたとまるで効かなかったコメントを大鵬は出している。横綱のやる技... -
本場所レポート
■福岡8日目 あまりにも無謀だった照ノ富士の横綱昇進
照ノ富士が豪栄道に対して、立ち合いから変化という、らしくない相撲で墓穴を掘り、4勝4敗の五分になった。この後の対戦相手を考えると、勝ち越しすら危うい。場合によっては休場も。休場は試合放棄である、と言ったのはクリーン魁傑である。この言葉は... -
本場所レポート
■福岡2日目 脆弱過ぎる横綱・大関陣
上位で13勝以上確実にあげられるのは白鵬しかいない。照ノ富士がくずれると優勝争いは盛り上がらなくなる。鶴竜は横綱になって13勝の壁を突破できないでいる。日馬富士は未知数である。これが場所前の見方であった。照ノ富士が先場所を再現するかのように... -
力士・人物
忘れられた横綱昇進の基準
九月場所千秋楽の大相撲中継(正面解説北の富士さん、三瓶アナ、向正面解説舞の海さん)で興味深いやりとりがあった。舞の海「北の富士さん、ひとつお聞きしたいんですけれども、結びの一番で照ノ富士が勝つことになると、来場所、照ノ富士は綱取りの場所... -
力士・人物
横綱の休場率4
部屋別総当たり制で横綱に昇進した21人の横綱の休場率を検証する。ここには20回以上の優勝力士が5人登場するだけに興味深い。いきなり休場率0の横綱がいた。現役で亡くなられた玉の海である。0が出たらこれ以上の数値は出ない。しかし、玉の海は横綱在... -
力士・人物
横綱の休場率3
横綱審議委員会誕生後から系統別総当たりで横綱に昇進した横綱の休場率をみていこう。佐田の山の横綱昇進直前の成績は系統別総当たりで2場所、部屋別総当たりで1場所なのでこの中に入れた。戦後場所数が増え、横綱在位場所数が増えていった時期である。... -
力士・人物
横綱の休場率2
大正15年、新聞社制定優勝から協会が認定する優勝へと変遷した。優勝制度上解消しなければならない問題が、いくつかでてきた。預かり、引き分け、対戦相手が休場すると自分も「や」扱いになる点である。取り直し制度はいつからできたのか。星取り表上預か... -
力士・人物
横綱の休場率1
48場所連続横綱出場と驚異的な数字を誇っていた白鵬が九月場所初めて休場した。しかし、ここまで休場がなかったというのは超人的であった。どれくらい超人的か、ほかの横綱と比較してみよう。横綱が実質地位化した常陸山以降の横綱を調べてみた。まず、明... -
相撲の歴史
大相撲チケット受難時代
九月場所は15日間満員札止めという、これ以上ない盛況であった。単に満員札止めというのではない。チケットの売れ行きのスピードは一月場所、五月場所の東京場所をはるかに超えていた。場所が近づいてくるに従って、協会の売れ行き状況は、前半の平日にポ... -
力士・人物
鶴竜横綱9場所目の初優勝をほかの横綱と比較する
九月場所、鶴竜が12勝3敗ながら横綱初優勝を飾った。やたら横綱初優勝と横綱9場所目を強調された優勝だった。鶴竜は旭富士以降続いていた連続優勝で横綱昇進にストップをかけての横綱昇進だった。また、新横綱の平成14年五月場所は9勝6敗と大敗しただ... -
本場所レポート
■秋12日目 照ノ富士の敗戦が影響を及ぼす横綱問題
この日、国技館に歓声が響いた。座布団が飛んだ。照ノ富士が思いがけない1敗を栃煌山にきっした。栃煌山のこれしかない双差しに土俵をわった。同時に相手に十分の体勢を許す照ノ富士の弱点がまたもや露呈した。照ノ富士の敗戦で優勝争いは面白くなったと... -
本場所レポート
■秋2日目 横綱の2連敗スタート
初日、白鵬が隠岐の海にまさかの敗北をきっしたが、2日目は嘉風によもやの不覚で負けた。その結果2連敗スタートとなった。横綱になって初めてのことである。白鵬らしさとはほど遠い相撲内容である。これまで横綱で2連敗スタートをした先輩がどういう成...