大相撲

■名古屋千秋楽 初優勝だけの横綱昇進、その結末

2016年7月27日

千秋楽の見どころは、2敗日馬富士対白鵬戦
ではない。最大の焦点は稀勢の里が豪栄道相
手に12勝をあげることができるか否かである。
12勝なら横綱問題は継続する可能性が出てく
る。11勝なら振り出しに戻る。対戦相手の豪栄
道は、7勝7敗と手負いの獅子である。

勝負は稀勢の里の一方的な相撲になって、12
勝をあげた。次の場所、横綱昇進へつなげた。
とはいっても今場所の稀勢の里は、横綱を狙
う者特有の勢いやほかを寄せつけない強さを
発揮したとは言いがたかった。
160724千秋楽幕内表彰 487
<豪栄道を押し出して12勝をあげた稀勢の里>
 
何より初優勝即横綱でいいのか。これまで初
優勝だけで横綱に昇進したのはどういう横綱
かみてみよう。対象は系統別総当たり制で15
日制が定着した千代の山以降の横綱とした。
それが以下である。
初優勝だけで横綱A
優勝なしの双羽黒を含め、現役の鶴竜を加え、
8人いる。共通しているのは、横綱昇進後も
優勝回数が少ない。横綱勝率もよくない。1
場所平均、10勝台が多く、10勝を割る横綱さ
えいる。要するに横綱中の横綱はいないとい
うことである。稀勢の里が歩む道は、弱い横
綱でいいはずがない。
160724千秋楽幕内表彰 469
<九月場所にかけることになった稀勢の里>
 
【名古屋発】今年の10大ニュース及び相撲通
が語る七月場所展望でおなじみのM氏と合流
して、千秋楽の夜飲む予定だった。ところが、
昨晩から足痛におそわれ、満足に歩けなくな
ってしまった。またの機会ということで市役所
駅の所で別れた。残念。

足痛で食欲激減。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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