大相撲

■名古屋14日目 首の皮1枚の大関陣

2016年7月27日

この日注目の一番は、3敗同士の対戦白鵬対
稀勢の里戦である。出足で圧倒した白鵬は一
気に稀勢の里を西土俵に追い込んだが、体が
伸びきって自滅的敗北。稀勢の里はかろうじ
て勝利を拾った。

160723十四日目幕内 724
<白鵬の速攻を左足1本で残こした稀勢の里>

カド番照ノ富士が白鵬を簡単に退けた後、正
代・高安に力なく連敗してついに7勝7敗に
まで追いつめられた。千秋楽の一番に大関の
座をかけることになる。ここまで窮地に陥る
とは思わなかった。それだけ照ノ富士は弱っ
てきているといえる。

160723十四日目幕内 617
<高安の攻めになすすべなしの照ノ富士>

豪栄道ももう一つ精彩がない。豪栄道らしさ
が見られない。7勝7敗で千秋楽は12勝を目
指す稀勢の里戦である。これは容易ならざる
相手である。

160723十四日目幕内 667
<日馬富士の技の鋭さに横転する豪栄道>

照ノ富士は関脇以下に6敗。豪栄道は4敗。
ただし、豪栄道は横綱大関には全敗。照ノ富
士、豪栄道の関脇以下の共通の敗北相手は、
高安と正代である。地力をつけた高安、新し
い力正代は今後さらに強くなっていく。

首の皮1枚の大関陣の首がつながるかは、千
秋楽にかかっている。

【名古屋発】珍しく1度も雨にでくわさなかった。
振り出すとゲリラ豪雨的なこともありうる。
早朝から当日自由席を求める相撲ファンに
とっても大助かりだったのでは。
名古屋はあらゆる意味で七難八苦でした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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