大相撲

■福岡10日目 横綱の変化、けたぐり、猫だましに一言

2015年11月23日

白鵬が栃煌山に繰り出した猫だましは遠目にははっきり
わからなかったが、近くで見た方にはパチンと音が聞こ
えたという。以前出羽錦が大鵬に猫だましをしたときは、
目の前でパチンと音がしたとまるで効かなかったコメン
トを大鵬は出している。横綱のやる技ではない。との見
方がある。そもそも技なのかあやしい。どちらかという
と作戦ではないか。
151117十日目幕内 942
<栃煌山に猫だましにいった白鵬>
 
かつて朝青龍が稀勢の里に対してけたぐりをしたことが
あった。このときも同様なことがいわれた。最近はけた
ぐり自体ほとんどみることはない。けたぐりは奇襲で、
どこからいってもかなわない相手に勝負をかけた技であ
る。海乃山の得意技で大鵬にきめたことがある。
06八幕内 405
<朝青龍のけたぐりが稀勢の里に決まる>
 
先場所は鶴竜の2度の変化が批判をあびた。極端な方は
横綱の変化、けたぐり、猫だましは即反則負けにしろと
いう方もいる。これでは無相撲になりかねない。変化し
ないとわかれば相手はよく見ないで思い切ってあたって
くる。これを受け止められる横綱は限定されてしまう。
150926十四日目幕内 974
<鶴竜の変化におよぐ稀勢の里>
 
変化、けたぐり、猫だましは、横綱はおろか大関、これ
から大関・横綱を目指すも力士には禁じ手というより、
どちらかというと不要な技が適格な位置づけといえる
のではないだろうか。

【福岡情報】
福岡に入ると激しい雨がお出迎えであった。足元はまた
たくまに水が溜まっていく。歩車分離の信号では、待ち
時間が長くなり、つらい。その中には福岡国際センター
に向かうお相撲さんも例外ではない。かつて福岡に2度
来ていたときがあった。そのなかには、2度とも東京も
福岡も雨だったことを思い出した。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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