大相撲

鶴竜横綱9場所目の初優勝をほかの横綱と比較する

2015年9月30日

九月場所、鶴竜が12勝3敗ながら横綱初優勝を飾った。
やたら横綱初優勝と横綱9場所目を強調された優勝だっ
た。鶴竜は旭富士以降続いていた連続優勝で横綱昇進に
ストップをかけての横綱昇進だった。また、新横綱の平
成14年五月場所は9勝6敗と大敗しただけに前途が危ぶ
まれた。
150927千秋楽幕内 834
そんな状態で優勝争いにからんだのは平成14年十一月場
所と今年の七月場所の12勝3敗だけだった。つまり、8
場所優勝がなかった中で優勝争いは2場所しかなかった
ことになる。これでは横綱として物足りなく、本人も苦
しかった時期だったのでは。
150927千秋楽表彰 081
それでは、はたして横綱9場所目の優勝は普通か遅いの
か。今年の7月4日に発表した「横綱の初優勝・優勝間
隔記録」の表に鶴竜の数字を新たに加え、見やすくアレ
ンジして検討してみる。
横綱

横綱の優勝がなかった横綱は9人。これは数字の出しよ
うがない。残った40人の横綱初優勝までの場所数の平均
を出してみる。結果は4場所である。鶴竜の横綱初優勝
は苦しんでの優勝だった。鶴竜より初優勝が遅い横綱は
照国、千代の山、鏡里、朝潮、柏戸の5人しかいない。
150927千秋楽表彰 667
横綱初優勝を遂げた鶴竜の次の狙いは早い時期の横綱2
度目の優勝である。横綱優勝間隔記録は、現在日馬富士
が11場中と継続中である。鶴竜が横綱2度目の優勝に再
び苦しむことがない展開を期待する。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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