稀勢の里が横綱2場所目を迎える。通常横綱
の2場所目は力が発揮しやすく、優勝率も
高まる。先人の横綱はどういう成績を残して
きたか。15日制が定着した千代の山以降の
横綱を調べてみた。それが以下である。
貴乃花、稀勢の里のわずか4例にすぎなかっ
た。横綱2場所目になると、これが一挙に
12人に膨れ上がっている。千代の富士、朝青
龍、白鵬と名だたる横綱も2場所目で優勝
している。輪島、日馬富士は全勝優勝して
いる。大鵬にいたっては、新横綱から唯一
連続優勝している。
<新横綱・2場所目優勝の大鵬>
千代の山から稀勢の里まで横綱は32人いる。
新横綱の場所の成績は、327勝118敗35休、
勝率7割である。1場所平均10.5勝である。
これが2場所目になると一変する。357勝74敗
34休、勝率はなんと8割になる。1場所平均
12勝である。いかに横綱2場所目が力を発揮
できるかわかろう。
本来、稀勢の里とて十分力を発揮する場所
であるはずなのだが、三月場所13日目におっ
た傷が気掛かりである。これまで相撲仲間
から異口同音に「稀勢の里は五月場所出場
できるのか。出場しても最後まで取ること
ができるのか」と聞いていた。
<重傷をのり超え優勝した稀勢の里>
ところが、昨日旧友と電話して次のような
意見を聞いた。「五月場所稀勢の里は無理
してでも出てくるのでは。最後までとって
10勝をあげればよしとしているのでは」と
これまでと異なる見解を示した。
五月場所、稀勢の里がどれほどの成績を残す
のか。未知数であるが、負けが込んでの休場
だけは避けてほしい。
北朝鮮情勢が気になります。
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