大相撲

新横綱場所を上回る横綱2場所目の成績

2017年4月27日

稀勢の里が横綱2場所目を迎える。通常横綱
の2場所目は力が発揮しやすく、優勝率も
高まる。先人の横綱はどういう成績を残して
きたか。15日制が定着した千代の山以降の
横綱を調べてみた。それが以下である。
横綱2場所目1A
横綱2場所目2A
新横綱の優勝は15日制で、大鵬、隆の里、
貴乃花、稀勢の里のわずか4例にすぎなかっ
た。横綱2場所目になると、これが一挙に
12人に膨れ上がっている。千代の富士、朝青
龍、白鵬と名だたる横綱も2場所目で優勝
している。輪島、日馬富士は全勝優勝して
いる。大鵬にいたっては、新横綱から唯一
連続優勝している。
大鵬!
<新横綱・2場所目優勝の大鵬>
 
千代の山から稀勢の里まで横綱は32人いる。
新横綱の場所の成績は、327勝118敗35休、
勝率7割である。1場所平均10.5勝である。
これが2場所目になると一変する。357勝74敗
34休、勝率はなんと8割になる。1場所平均
12勝である。いかに横綱2場所目が力を発揮
できるかわかろう。
170324十三日目幕内 554
<三月場所13日目に大けがをした稀勢の里>
 
本来、稀勢の里とて十分力を発揮する場所
であるはずなのだが、三月場所13日目におっ
た傷が気掛かりである。これまで相撲仲間
から異口同音に「稀勢の里は五月場所出場
できるのか。出場しても最後まで取ること
ができるのか」と聞いていた。
170326千秋楽幕内・表彰 603
<重傷をのり超え優勝した稀勢の里>
 
ところが、昨日旧友と電話して次のような
意見を聞いた。「五月場所稀勢の里は無理
してでも出てくるのでは。最後までとって
10勝をあげればよしとしているのでは」と
これまでと異なる見解を示した。

五月場所、稀勢の里がどれほどの成績を残す
のか。未知数であるが、負けが込んでの休場
だけは避けてほしい。

北朝鮮情勢が気になります。
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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