黄:勝率8割2分以上 優勝次点率4割以上 休場率13%以下
紫:勝率7割2分未満 優勝次点率2割7分未満 休場李35%以上
ていただきたい、現役は発表時点での数字で
ある。
明暗がはっきり出ている。稽古熱心闘魂玉錦
と69連勝の無敵双葉山が明である。ともに一
時代を築いた横綱中の横綱であった。勝率、
優勝次点率ともに似たような数値を残してい
る。休場率は玉錦が10%台、双葉山が12%台
であった。双葉山は数字以上に土俵態度、立
ち合いのりっぱさが高く評価されている。
この時期昭和・平成ワースト横綱争いをする
武蔵山と前田山が名前をみせている。武蔵山
は休場続きで皆勤はわずか1場所である。休
場率は70%である。皆勤した1場所もかろう
じて勝ち越すほどである。前田山は横綱勝率
負け越し。休場率ワースト7位の39.5%であ
る。当然両者とも優勝も次点もない。
優勝も次点もない横綱がまだいる。男女ノ川
である。勝率も6割1分3厘とふるわない。
負け越しもある。安芸ノ海は数字的には男女
ノ川よりいいが、横綱としては不合格である。
照國はナンバー2的イメージがあったが、数
字をみると意外に次点が少ない。勝率7割2
分8厘は1場所10.9勝に相当する。
羽黒山は戦前、双葉山の陰に隠れていた。羽
黒山が第一人者となったのは戦後だが、その
ころは相撲どころではなかった時代である。
それでも昭和20年秋場所から4連覇して、強
豪横綱ぶりを示した。アキレス腱の断裂が羽
黒山のもう一つの不運であった。
歴史があって今がある。
相撲史を知れば今がわかる。
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よしなに
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