大相撲

横綱の6場所連続(1年間)好成績3

2016年12月19日

1年間の勝利3A
北の富士は燃える要素があるときは強い。
九重(元千代の山)部屋が出羽海から破門
独立した直後の場所で初優勝した。次に北の
富士を燃えさせたのは、新大関清国の初優勝
である。「清国一人に甘い汁は吸わせない」
と連続優勝して横綱に昇進した。大関4場所、
横綱2場所で初めて1年間72勝を突破する
74勝16敗をあげた。大関時代、横綱を目指した
ときから横綱1年で5場所連続72勝以上を
達成した。このときが北の富士の最高潮の
時期であった。
3_玉の海
<腰でb相撲を取った玉の海>
 
玉の海は、玉乃島といった大関時代2度横綱
に昇進するチャンスがあった。しかし、その
当時の1年間の成績は、どの場所からどの
場所をとってもすべて60勝台の成績だった。
最高成績は69勝21敗であった。連続優勝した
北の富士と比べ甘い成績13勝優勝、10勝、
13勝優勝同点で同日横綱に昇進したのは過去
の2度の横綱昇進チャンがあったからだった。
玉の海A
玉の海の相撲が安定したのは、横綱4場所目
の横綱初優勝からであった。5場所目、連続
優勝して75勝15敗と初めて72勝以上の成績を
おさめた。腰で取る玉の海の相撲はますます
安定感を増し、80勝超えを2度達成している。
その中でも84勝6敗は大鵬と並ぶ当時の最高
記録であった。現役のまま亡くなる悲劇にさ
えあわなければ、玉の海はどこまで到達した
か、今でも惜しまれる。(玉の海の悲劇は
下記をクリックして参照)

大関32場所32歳で横綱に昇進した琴桜だが、

懸念された通り横綱在位8場所の短命で終わ
った。そのなかでも、大関3場所横綱3場所
の1年間のとき、初めて72勝18敗をあげた。
翌場所も72勝をあげたが、この2回きりで
終わった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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