■4位 稀勢の里優勝なしで年間最多勝
9勝 13勝次点、13勝次点、12勝次点、10勝、
12勝次点で稀勢の里が69勝21敗で年間最多勝
を初めて獲得した。優勝なしでの受賞は年6
場所制となった昭和33年以降で初の珍事で
ある。初めて年間最多勝を獲得した要因に、
稀勢の里の安定感と同時に白鵬・鶴竜の2横
綱の休場があった。唯一年6場所出場して
いた日馬富士は頑張ったが、2勝及ばなかっ
た。
6場所大関の地位での年間最多勝は、以下である。
昭和43年 玉乃島 69勝21敗
昭和44年 北の富士63勝27敗
昭和59年 若嶋津 71勝19敗
平成3年 霧島 62勝28敗
平成6年 貴乃花 80勝10敗
平成6年の貴乃花は脅威の数字である。14勝
優勝、11勝、14勝優勝、11勝、15勝優勝。
当時はこれほどの成績をあげ続けていても
連続優勝ということにこだわっていた。この
直後15勝優勝をあげてようやく横綱に昇進
できた。
稀勢の里が今後目指すのは優勝しかない。
特に白鵬が休場、あるいは万全でないときは
チャンスである。「稀勢の里の力を認めて
いるから、簡単に取りこぼす時の我々の嘆き
は大きい」「稀勢の里が優勝しないと感動が
どうしても少ない」という声に稀勢の里は
応えなくてはならない。
S氏とA氏とKW氏が4位にT氏が5位に
M氏が7位にH氏が9位にあげている。
■3位 史上初!カド番大関豪栄道が全勝優勝
大関昇進後目立つ活躍がなく、カド番、ハチ
ナナ、クンロクと全く振るわなかった豪栄道
が、九月場所で史上初となるカド番での全勝
優勝を達成した。まったく予想外で、どんな
漫画家も脚本家も小説家もこんな展開を書く
ことはできない。
全勝というのは大変すごい偉業である。大本
命白鵬の休場というビックチャンスをこの男
がつかんだ。この場所の豪栄道は表情、相撲
内容、身体つきまで何から何まで最高だった。
日馬富士が先手をとって絶好の体勢になり
ながら、豪栄道は首投げで退けてしまった。
すべてがうまく展開した。
九月場所の豪栄道はできすぎだった。十一月
場所はいつものクンロク大関に戻ってしまっ
た。今年1年でも56勝で、1場所平均9.3勝に
すぎない。もう1度飛躍はあるのか、真価が
問われる。
KW氏が2位にM氏とS氏とH氏が3位に
T氏が7位にA氏が8位にあげている。
年賀状を大学時代の漫研部のメンバーに
送った。活動時代がなつかしい。
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よしなに
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