大相撲

平成28年大相撲10大ニュース2位・1位

2016年12月21日

■2位 琴奨菊10年ぶりの日本出身力士の優勝

一月場所、日本出身力士琴奨菊の優勝は、
栃東以来実に10年ぶりになる。大いに盛り
上がった琴奨菊の優勝は、スポーツニュース
だけでなく一般のニュースでも大きく報道
され一躍時の人となった。3横綱を倒しての
堂々たる14勝1敗の成績であった。「努力は
報われる」を大願させた初優勝に琴奨菊ファ
ンだけでなく、大勢の相撲ファンを引き付け
たのではないだろうか。
160124千秋楽表彰 679
<一月場所優勝した琴奨菊 旗手琴勇輝>
 
それにしても10年59場所、モンゴル、ヨーロ
ッパ勢に優勝を独占されようとは誰が想像
できたであろうか。あまりにも長い月日で
あった。それだけにインパクトは大きかった。
相撲ファンのなかには「久しぶりの日本人
力士優勝の場面に居合わせることができた」
と貴重な体験をふり返っていた。

ただ、琴奨菊がこのあと、成績がもうひとつ
ふるわないのが気になる。あの止まることを
知らないがぶり寄りを再び見たい。復活琴奨
菊を来年目にすることができるか。関脇が
強い場所は面白いというが、本当は大関が
強い場所はもっと面白いのだ。

KW氏が1位にM氏とH氏が2位にT氏と
S氏が3位にA氏が8位にあげている。
■1位 元千代の富士の九重が61歳の若さで急死

七月場所が終わり、世間が本場所の熱気を
忘れはじめた7月31日、日本中に衝撃的な
ニュースが駆け巡った。ウルフが逝った。
幕内最高優勝31回を誇る大横綱、国民栄誉賞
の大横綱がすい臓ガンで亡くなられた。61歳
というまだ若い死に驚かされた。ガンと伝え
られながらも、テレビの解説で元気な姿を
見せてくれていたのでまさかの思いであった。
昭和の力士がまたひとりいなくなった。「さ
びしい」の一言である。
千代
<元千代の富士の死去を報じたスポーツニッポン>
 
元千代の富士の九重親方は1年前の6月下旬
にすい臓ガンの手術をし、七月場所は内臓
疾患を理由に休場した。早期発見ということ
で心配はないと思われた。だが、他の部位に
転移し、すべてを除去するのが難しい状況
だった。抗がん剤による治療は、副作用が
激しい上、正常な細胞も傷つけるため、選択
しなかった。

元千代の富士の九重が選んだのは特殊放射線
治療であった。それは鹿児島に治療所がある
ため、大変な苦労を伴った。関係者によると
九重は最後まで親方として、指導ができる道
を選んだのではないかと語る。すい臓ガンは
最悪のガンといわれ、5年生存率は7.7%で
あった。

日本中をわかせた一代の英雄の目は永遠に
閉じられた。

M氏とT氏とS氏とH氏が1位にA氏が2位
にKW氏が3位にあげている。

暗闇五段を久々に読み返した。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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