大相撲

稀勢の里の横綱昇進で失われたモノ

2017年2月11日

稀勢の里を6場所制最強の大関、6場所制
唯一の名大関と今まで称してきた。それが
思いもしない?横綱昇進で立ち消えになって
しまった。稀勢の里は大関時代の成績は以下
である。
大関在位 31場所
勝率7割1分4厘 1場所平均10.7勝
12勝以上 8回 1年に1.5回である。
大きいのは大関勝率である。「大関の法則」
で大関になったとたん1ケタ勝利に終始する
大関がほとんどであるからだ。
170211福祉 321
<稀勢の里 福祉大相撲で>
 
稀勢の里に続く大関は把瑠都の6割5分8厘
4毛(0.65842)であり。1場所平均9.9勝で
ある。さらに続くのは琴風の6割5分8厘
4毛(0.65839)である。1場所9.9勝である。
まことに惜しい。しかし、野球でも打率3割
と2割9分9厘では大違いのようにわずかの
差で大関合格か否かになってしまう。さらに
優勝争いの目安となる12勝以上となると、
琴風2回、把瑠都1回でともに少ない。
120204稀勢の里大関昇進披露宴 211
<把瑠都>
 
12勝以上が多いのは37場所中10回の貴ノ浪で
ある。1年に1.6回である。小錦は39場所中
10回である。1年に1.5回である。貴ノ浪は
大関勝率6割4分6厘、小錦は大関勝率6割
3分7厘である。どうも一長一短がある。
また、ここに名前があがった大関はすべて
大関から陥落しているという共通点をもって
いる。やはり、名大関には上げにくい。
170211福祉 386
<福祉大相撲の力士インタビューで質問に答える
稀勢の里>
 
稀勢の里の横綱昇進で6場所制の名大関は
惜しくも?失われてしまった。名大関は今後
の新大関に託するほかない。

福祉大相撲で知り合いは3人いました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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