福祉大相撲の力士インタビューに出演したの
は、時の人稀勢の里であった。そこで、一月
場所の解説を休まざるを得なかった北の富士
さんの手紙が読まれた。北の富士さんは35歳
まで相撲を取って、優勝は15回してほしいと
綴った。この優勝回数は半端ではない。実際
稀勢の里は何回くらい優勝できるのだろうか、
探ってみた。
優勝15回に一番近い横綱は輪島である。輪島
は14回優勝した。当時は大鵬につぐ優勝回数
であった。輪島は24歳から32歳まで9年かか
り、達成している。最多優勝回数を誇る白鵬
は、初優勝から5年で18回優勝している。
稀勢の里にとって、15回優勝はかなりハー
ドルが高い。
稀勢の里同様初優勝だけで横綱に昇進した
力士でみる
千代の山以降8力士が該当するが、横綱優勝
最多力士は柏戸の4回である。平均は1.9回
である。この中に現役の鶴竜が入っている
から、今後数値があがる可能性はある。
稀勢の里同様30歳以上で横綱に昇進した横綱
の優勝
千代の山以降5力士が該当する。最多優勝は
三重ノ海と師匠だった隆の里の2回が最高で
ある。平均は1.2回である。
稀勢の里同様30歳以上で横綱に昇進した横綱
の引退年齢
千代の山以降の該当する5力士の引退年平均
齢は約33歳である。稀勢の里はあと3年、よ
くて4年が力士生命である可能性が高い。
ここまでは、好材料がない。あるとすれば
師匠隆の里の道である。隆の里は当時第一人
者であった千代の富士との相星決戦に3勝
1敗と勝って3回優勝している。最後の4回
目の優勝の後は2年優勝がなく、休場が目立
ち引退していった。稀勢の里は優勝争いで
勝つことである。特に白鵬との決戦に勝つ
ことである。太く短い横綱人生でいい。集中
して優勝し、あとは桜の花のごとく散れば
いい。稀勢の里の優勝は4回か5回とみたが
いかがだろうか。
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