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観戦と楽しみ方
けたぐり(蹴手繰り)とは|蹴返しとの違い、名手と幕内最後の一番
けたぐり(蹴手繰り)は、立ち合いの瞬間に体を開いて相手の足を内側から外に蹴り、肩などを叩くか、手をたぐって前に倒す決まり手。どうやっても勝てない相手に効く奇襲で、失敗すると一気に持っていかれる恐れがある。幕内では2017年五月場所に荒鷲が豪... -
相撲の歴史
花籠部屋はなぜ消えたのか|元大ノ海が興し初代若乃花・輪島を育てた名門
花籠部屋は、元大ノ海が二所ノ関一門の分家として興し、横綱初代若乃花・輪島と大関魁傑を育てた部屋である。1981年3月に輪島が部屋を継いだが、年寄名跡を借金の担保にしたことで協会を追われ、部屋の力士は元魁傑の放駒部屋へ移って、花籠部屋は消滅した... -
力士・人物
現代元横綱年寄事情
2019年一月場所中、横綱稀勢の里が引退した。そのとき元横綱出身の親方は元北勝海の八角、元大乃国の芝田山、元旭富士の伊勢ヶ濱、元武蔵丸の武蔵川だけだった。わずか4人しかいなかった。大鵬が引退したときは元横綱の親方は11人いた。 <元稀勢の里の二... -
相撲の歴史
続・消えた横綱の部屋①|鏡山部屋(横綱柏戸)の創設から閉鎖まで
鏡山部屋は、横綱柏戸が伊勢ノ海(元先代柏戸)部屋から独立して興した部屋で、2021年7月に閉鎖が正式に決まり、51年の歴史を閉じた。柏戸が58歳で亡くなったあとは弟子の元多賀竜が継いだ。最後の新弟子は2004年三月場所で、2008年五月場所後には弟子が竜... -
コラム・論考
80歳を迎えた大相撲解説者
大相撲の解説者である北の富士さんは80歳である。3月末には81歳を迎える。元横綱としても最長老である。北の富士さんが大相撲の解説者になったのは55歳のときである。約25年間に及ぶ解説者人生になる。 明解神風は60代で、重厚玉の海は70歳で相撲解説者を... -
記録と統計
魁皇 対 千代大海の対戦成績|大関どうし27勝12敗・通算34勝20敗
魁皇と千代大海は幕内で54番対戦し、通算は魁皇の34勝20敗。大関どうしの対戦は39番に及び、魁皇が27勝12敗(1不戦勝を含む)と大きく勝ち越した。関脇以下どうしのころは千代大海が5勝1敗とリードしていた。 2人はともに大関在位65場所の最長タイ記録を持... -
相撲の歴史
続10大横綱の小結関脇時代
引き続き10大横綱の小結関脇時代をみていこう。ここからは部屋別総当たり制での横綱である。 北の湖輪島、貴ノ花、魁傑の時代が来るとの見方に割って入ってきた力士が怪童北の湖であった。新小結では4勝11敗と大敗した。4場所後再小結で勝ち越し。翌場所... -
相撲の歴史
10大横綱の小結関脇時代
10大横綱は実質横綱が地位化した常陸山以降の横綱を意味する。大横綱の小結関脇はどうであったか。調べてみた。 常陸山常陸山が関脇だった時期は明治33年夏場所から2場所である。小結の経験はない。横綱は小錦だったが、同じ片屋で対戦はない。対戦した大... -
記録と統計
短命横綱ランキング|横綱在位が短い順の55人と、琴櫻・双羽黒ら短命の理由
横綱在位が短い、あるいは横綱としてのフル出場が極端に少ない横綱を「短命横綱」と呼ぶ。常陸山以降で在位が終わった55人を協会公式の在位期間で短い順に並べると、最短は大阪相撲の横綱だった大木戸の13か月、次が琴櫻・三重ノ海・双羽黒の15か月だった... -
観戦と楽しみ方
福祉大相撲とは|贈呈式・歌比べと撮影禁止、2023年の2つの変化と2025年のプログラム
福祉大相撲のメインは、福祉施設の代表への贈呈式である。贈呈式には協会から広報部長と力士会会長が参列し、ほかに歌比べもある。2023年は、その贈呈式がプログラムから消え、撮影がそれまでの歌比べだけから全面禁止に変わった。 ※相撲記者・田口 通廣が... -
力士・人物
モンゴル3横綱を比較
モンゴル出身の横綱は5人いる。朝青龍と白鵬は横綱中の大横綱である。比較したいのは日馬富士、鶴竜、照ノ富士である。この3横綱は横綱になった年齢が近い。日馬富士と鶴竜は28歳、照ノ富士は29歳であった。3横綱の年齢別実績を比較してみた。照ノ富士... -
記録と統計
横綱昇進の条件とは|横審の内規と綱取り、歴代32人の昇進前5場所の成績
横綱昇進の条件は、横綱審議委員会の内規が定める「大関で2場所連続優勝」が原則で、それに準ずる成績なら出席委員の3分の2以上の決議で推薦できる。大関がこの昇進をねらうことを綱取りと呼ぶ。千代の山から稀勢の里までの32人を昇進直前5場所の成績で並... -
場所の総括と番付
大相撲 2023年初場所(令和5年一月場所)の結果|優勝は貴景勝、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和5年一月場所(2023年初場所)の幕内優勝は大関 貴景勝、成績は12勝3敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の小結 霧馬山・前頭十三枚目 琴勝峰。 三賞は敢闘賞が琴勝峰(前頭十三枚目・11勝4敗)、技能... -
本場所レポート
■23初 2日目 貴景勝の横綱は最初からない
貴景勝が今場所の成績しだいで横綱の可能性があるという声に驚かされた。横綱は品格・力量抜群の推薦基準第1項がある。貴景勝のどこにこれが当てはまるのか。かすりもしない。横綱の重みを数字あわせに終始するのは御免こうむる。 <貴景勝、翔猿に不覚>... -
記録と統計
武蔵丸 対 貴乃花の対戦成績|本割19勝33敗・横綱どうしは7勝3敗
武蔵丸と貴乃花は幕内の本割で52番対戦し、武蔵丸の19勝33敗。優勝決定戦も武蔵丸の0勝4敗だった。貴乃花が横綱、武蔵丸が大関だった時期は6勝18敗と大きく負け越したが、両者が横綱になってからは武蔵丸が7勝3敗と勝ち越した。 星取は相撲記者・田口 通廣... -
角界ニュース・論
2023年はどうなる 新横綱・新大関は誕生するのか
きたる一月場所は1横綱1大関という寂しさである。今年の一月場所後大関御嶽海が誕生したが、4場所で大関から降格している。ひざの手術をした照ノ富士は万全の体調でなければ出場しにくい。今ほど横綱・大関が求められる時代はない。 すぐに横綱・大関が... -
記録と統計
武蔵丸 対 貴ノ浪の対戦成績|通算38勝21敗、大関同士は19勝14敗
武蔵丸と貴ノ浪は幕内で59番(優勝決定戦を含む)対戦し、武蔵丸の38勝21敗だった。初対戦は平成3年十一月場所の新入幕同士の一番で、最後は平成15年七月場所。平成5年三月場所からは39場所連続(優勝決定戦を含めると40回連続)で顔を合わせ、この連続対... -
コラム・論考
北の富士の幕内対戦50回以上 下
北の富士のもう一人の幕内50回対戦以上は琴櫻である。琴櫻は北の富士より早く、昭和38年三月場所入幕していた。1度跳ね返されたが、1場所で再入幕した。再入幕3場所目には上位で殊勲賞を獲得している。北の富士が新入幕を果たした昭和39年一月場所、琴... -
コラム・論考
北の富士の幕内対戦50回以上 上
幕内で50回以上対戦するのは大変なことである。地位が接近し、なおかつ休場が少ないと実現しにくい。大鵬には幕内対戦50回以上はなかった。柏戸戦が優勝決定戦を含み22勝16敗だった。北の富士には幕内対戦50回以上が2人いる。 <北の富士> まず清國であ... -
相撲の歴史
一人横綱一人大関時代はいつまで続く
弱体化した大関陣は御嶽海の大関降格に続いて正代まで降格が決定した。これできたる一月場所は一人横綱一人大関である。正代が10勝以上あげれば大関に復帰するが、前例から復帰は容易でないことは、これまでさんざん書いてきた。 <一人大関貴景勝> 1横... -
場所の総括と番付
大相撲 2022年九州場所(令和4年十一月場所)の結果|優勝は阿炎、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和4年十一月場所(2022年九州場所)の幕内優勝は前頭九枚目 阿炎、成績は12勝3敗。貴景勝・高安・阿炎の3人が12勝3敗で並び、優勝決定戦を制した(決定戦の取組は下の優勝・三賞の節)。 三賞は殊勲賞が高安(前頭筆頭・12勝3敗)、敢闘賞が阿炎(前頭九... -
本場所レポート
■22福岡7日目 脆弱で手薄な横綱・大関陣は続く
最低10勝に挑まなければならない力士が2人いる。それは大関復帰を目指す御嶽海と大関の足固めをする若隆景である。御嶽海の大関復帰は、過去の事例から容易でないことはすでに前述した。昨日の6日目、高安とのサバイバルマッチ敗北を受けて臨んだ対戦相... -
力士・人物
幕内上位陣のここ1年の横綱・大関戦
大関はその弱体化が顕著になり、一人横綱照ノ富士は休場が多くなり、存在感を示せなくなっている。御嶽海の大関降格で横綱大関陣は3人となり、今や質量ともに風前の灯火と化している。幕内上位陣のここ1年の成績はどのようになっているのか。それが以下... -
記録と統計
双葉山の対戦成績 第4回|笠置山・出羽湊・両國ら横綱時代の好敵手
双葉山は横綱時代の好敵手のうち、笠置山に17勝0敗、出羽湊に15勝0敗、相模川に10勝、綾昇に11勝3敗、両國(瓊ノ浦)に9勝2敗だった。69連勝は瓊ノ浦戦から始まり、笠置山と出羽湊は一度も双葉山に土をつけられなかった。 ※双葉山の対戦成績シリーズ第4回... -
力士・人物
令和横綱大関リーグ戦事情
きたる十一月場所は1横綱・2大関の番付という、さびしさである。横綱大関リーグ戦がおこなわれても3番しかない。照ノ富士はひざの手術のため出場は難しい。となると貴景勝対正代の1番しかないことになる。これが優勝をかけた一番になればそこそこ盛り... -
記録と統計
横綱の連続休場6
武蔵丸は琴櫻と並んで大関在位32場所という最長タイ記録を持つ。琴櫻が32歳で横綱になったのに対し武蔵丸は28歳だった。貴乃花にとって曙が前年の宿敵なら武蔵丸は後年の好敵手であった。武蔵丸は長期大関時代1度も休場がなかった。引退直前に6場所連続... -
コラム・論考
現代幕内力士の新入幕までの所要場所数番付
新入幕の熱海富士のスピード出世が話題になっている。高校出身力士では朝青龍の所要場所数11場所と並んだと。朝青龍は厳密には留学生で、高校3年時に19歳になるため大会に出場できなくなり、元大関朝潮の若松部屋に入門した。序ノ口から新入幕まであるい... -
記録と統計
双葉山と玉ノ海の対戦成績|通算6勝1敗・心の友との7番
双葉山と玉ノ海は幕内で7番対戦し、双葉山の6勝1敗。玉ノ海の唯一の白星は、双葉山の69連勝が止まった昭和14年春場所の9日目だった。師・玉錦を亡くした直後の一番で、玉ノ海は霊前に勝利を報告している。二人は戦後を支え合った心の友でもあった。 ※双葉... -
力士・人物
新十両の優勝【平成編】
平成は30年4カ月あった。場所数は181場所である。その間新十両優勝した力士が下記である。 21人の新十両優勝力士が生まれた。約12%の誕生率である。6.3場所に1人だから平成は新十両優勝が生まれやすい時代だった。平成初期に9人、平成10年代に3人、平... -
記録と統計
横綱の連続休場5
北勝海は千代ノ富士の弟弟子で自己の限界以上の力を発揮した横綱であった。惜しむらくは連続優勝と全勝優勝がなかったことである。横綱6場所目の千秋楽の不戦敗後3場所連続全休して、46連続横綱休場している。優勝4回目のあとのことであった。これだけ... -
記録と統計
双葉山の対戦成績 第2回|鏡岩・清水川・五ツ島ら好敵手の星取り
双葉山は好敵手のうち、鏡岩に10勝1敗、清水川に5勝4敗、五ツ島と増位山に各5勝2敗、能代潟に3勝2敗だった。盟友・鏡岩への唯一の黒星は69連勝が始まる前の昭和10年夏場所。五ツ島戦は連勝が止まったあと、休場の引き金にもなった。 ※双葉山の対戦成績シリ... -
記録と統計
横綱の連続休場4
怪童北の湖は横綱フル出場連続43場所の記録をもつ。22回目の優勝3場所後に横綱初休場している。連続休場はまず、不戦敗を含み18連続休場している。1場所フル出場後に6場所連続休場している。その中で不戦敗を含み52連続休場している。北の湖は新国技館... -
記録と統計
双葉山 対戦成績|69連勝と歴代横綱との星取り(玉錦・男女ノ川・安藝ノ海)
双葉山の69連勝は瓊ノ浦に始まり、駒ノ里で達成された。先輩横綱との幕内対戦成績は、玉錦に4勝6敗、男女ノ川に10勝5敗、照國に2勝3敗、前田山に7勝1敗。連勝を止めたのは安藝ノ海である。 ※幕内での対戦成績。出典:田口 通廣 集計。 双葉山と歴代横綱の... -
観戦と楽しみ方
2022年十一月場所チケット事情
十一月場所のチケットは九月場所7日目に発売された。先行予約は当然その前である。いささか早すぎるきらいはある。休日の予定が決まらない職種にとっては、いかんともし難い。また休日出勤を余儀なくされる場合も出てくる。何より、場所中は場所に集中し... -
記録と統計
横綱の連続休場3
王者大鵬を襲ったピンチがある。左ひじの負傷、さらに左ひざ靭帯断裂のケガをおったのである。そのため大鵬は5場所連続休場となった。そのとき57連続休場に陥った。朝潮の45連続休場を破る結果となった。昭和43年七月場所のことであった。 <大鵬> 出場... -
力士・人物
横綱誕生せずの危機
昭和大相撲史に横綱不在の時期がある。横綱常ノ花が昭和5年夏場所引退すると、横綱は大阪相撲で横綱になった宮城山一人になった。その宮城山も35歳であった。常ノ花引退のわずか2場所後に引退した。こうして横綱不在の時代に入った。ただ、候補がいなか... -
記録と統計
横綱の連続休場2
引き続き横綱の連続休場をみていこう。戦後誕生した横綱から始まる。 怒涛の寄りの東富士は晩年に不戦敗を含めた23連続休場がある。東富士は横綱時代、途中休場後再出場した場所が4場所もある。現代ではとうてい考えられない。いまでこそ~富士は花盛りだ... -
記録と統計
横綱の連続休場1
秋巡業が始まった。照ノ富士は相撲を取らず土俵入りだけだったという。ひざの状況から十一月場所は休場するのではという見方がでている。全休すると21連続休場になる(不戦敗含む)。横綱は出場する以上万全でなければならない難しさがある。そこで横綱の... -
場所の総括と番付
大相撲 2022年秋場所(令和4年九月場所)の結果|優勝は玉鷲、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和4年九月場所(2022年秋場所)の幕内優勝は前頭三枚目 玉鷲、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の関脇 若隆景・前頭四枚目 高安・前頭十二枚目 竜電。 三賞は殊勲賞が翔猿(前頭筆頭・10... -
力士・人物
2022年9月横綱・大関に挑む12人のサムライ
暑さがやわらいできたなか、いよいよ九月場所が迫ってきた。上位に休場がない場合、横綱・大関との対戦圏内は前頭3枚目の宇良までである。横綱・大関に挑む関脇以下は12人である。12人のうち9人が七月場所に続いての挑戦になる。 照ノ富士が横綱に昇進し... -
力士・人物
横綱になれる大関!抜け出すのは誰か
三月場所若隆景が新関脇で優勝したとき、大関への気運が高まった。だが、その後9勝、8勝で大関への期待は急速に失われていった。なかなか新しい若い力が台頭してこない。御嶽海が今年大関になったばかりだが、今求められる大関は横綱になれる大関である... -
コラム・論考
現代年寄株事情
年寄株は105ある。これは昭和2年の東西合併のとき東京方88、大阪方17が合わさって現在に至っている。この間一代年寄もあったが、現在は事実上なくなっているし、今後復活することもまずないと思われる。 最初に、なにかと必要性を問われる再雇用からみて... -
力士・人物
一人横綱照ノ富士はいつまで続く
照ノ富士が横綱になって1年が経った。一人横綱は5場所になった。これまで横綱が実質地位化した常陸山以降一人横綱は以下である。 <照ノ富士> 宮城山 2場所玉錦 6場所大鵬 3場所北の富士8場所千代の富士3場所北勝海 1場所曙 11場所... -
コラム・論考
幕内力士各段優勝回数ランキング
どんな幕内力士にも幕下以下の時代がある。幕内優勝は選ばれし者にしかできないが、各段の優勝となるとチャンスはでてくる。それでも幕下なら120人に1人、三段目なら200人(現在は180人)に1人である。十両は28人に1人だが、15日間の戦いになる。幕内力... -
力士・人物
逸ノ城の初優勝は12勝3敗|新入幕13勝・14勝1敗では届かなかった摩訶不思議
逸ノ城の幕内初優勝は2022年七月場所で、成績は12勝3敗だった。新入幕の2014年九月場所に13勝、2019年三月場所に14勝1敗をあげながら優勝できず、それより少ない白星で賜杯を抱いた。十両でも11勝で優勝し、13勝で逃している。 ※相撲記者・田口 通廣が初優... -
力士・人物
横綱その永眠
七月場所中に元横綱2代目若乃花の訃報が報じられた。判明したのは18日だったが、亡くなられたのは16日であった。昨年4月から肺がんの闘病生活が続いて悪化していたという。まだ69歳だった。 2代目若乃花といえば、その素材・素質から横綱を期待される逸... -
場所の総括と番付
大相撲 2022年名古屋場所(令和4年七月場所)の結果|優勝は逸ノ城、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和4年七月場所(2022年名古屋場所)の幕内優勝は前頭二枚目 逸ノ城、成績は12勝3敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の横綱 照ノ富士・大関 貴景勝。 三賞は殊勲賞が逸ノ城(前頭二枚目・12勝3敗)、敢... -
本場所レポート
■22名3日目 横綱・大関戦3番を斬る
名古屋は雨が降り、いくぶん気温はおさえられた。それでも湿度のせいか汗ばむ。天候のせいではないだろうが、平日の前半は館内はがらがらである。七月場所は当日売りがあるが、マス席の切り売りはあるのだろうか。また、通常開催になっても自由席はなくな... -
力士・人物
2022年7月横綱・大関に挑む12人のサムライ
また、暑い七月場所が始まる。高安の田子ノ浦部屋はコロナ感染で部屋ごと休場のため、横綱・大関対戦圏内は上位に休場がなければ前頭東5枚目遠藤までである。 横綱戦最も相撲内容がいいのは関脇大栄翔である。照ノ富士に勝った相撲はまっこうからの押しだ... -
力士・人物
横綱!新入幕までの所要場所数番付
かつて新入幕から横綱までの所要場所数番付を発表した。そこで今回、横綱は新入幕までどれくらいの所要場所数かかったのか。早速調査してみた。 対象は実質横綱が地位化した常陸山以降の東京横綱とした。十両以下の実情は、時代によって異なる。という問題... -
相撲の歴史
時津風部屋が生んだ1横綱4大関 下
大内山が昭和33年一月場所、大関の座を去ってしばらく、大関は誕生しなかった。この間小結潮錦・時錦などが活躍していた。そして昭和33年十一月場所、北葉山が入幕してきた。入幕5場所目には小結、7場所目には関脇であった。入幕から8場所連続勝ち越し... -
相撲の歴史
時津風部屋が生んだ1横綱4大関 上
時津風部屋というと、大関正代、豊山が所属し、5月に断髪した豊ノ島が年寄井筒として在籍する部屋でもある。時津風部屋はいまや名門と呼ばれるまでになった。時津風部屋は、双葉山が立浪(元緑嶋)部屋から昭和16年双葉山相撲道場として独立したことに始... -
記録と統計
横綱になって優勝できなかった力士9人|双羽黒・3代若乃花ら一覧と連続優勝なしワースト51人
横綱に上がってから一度も優勝(幕内最高成績)できなかった横綱は9人いる。前田山・武蔵山・鳳・男女ノ川・吉葉山・2代西ノ海・安藝ノ海・双羽黒・3代若乃花である。このうち横綱になる前も含めて優勝が一度もないのは双羽黒だけで、横綱が優勝から遠ざか... -
相撲の歴史
相撲の一門とは|五系統の仕組みと年寄・理事選(出羽海・二所ノ関・時津風・伊勢ヶ濱・高砂)
一門とは、複数の相撲部屋がゆるやかに連なった系統のことである。もともとは本場所が少ない時代の巡業組合で、いまは理事・副理事を生む仕組みになっている。年寄数は出羽海36人・二所ノ関30人・時津風16人・伊勢ヶ濱12人・高砂11人で、年寄が多い一門ほ... -
力士・人物
関脇とは|小結とどっちが上?三役の順番と現代の在位数番付
関脇と小結はどちらも「三役」で、上から大関→関脇→小結→前頭の順。つまり関脇のほうが小結より上で、関脇の上が大関、小結のすぐ下が前頭筆頭にあたる。入幕した力士がまず目指すのが小結・関脇で、大関以上にはさらに別の力が要る、と田口は書く。この記... -
力士・人物
A級横綱誕生の周期
横綱ほど不思議な地位はない。まず、落ちることはない。不成績なら引退である。だから初代若乃花が横綱に推挙されたとき「困った、困った」と頭を抱えていた。多くの兄弟をかかえていたからまだ辞めるわけにいかなかった。もうひとつ不思議というか奇妙な... -
力士・人物
横綱優勝次点番付
高校野球には春・夏の大会の準優勝表彰はあるが、大相撲の表彰は優勝者だけである。かつて相撲専門誌の読者欄で大相撲の準優勝の表彰を提唱した意見があった。一方で初代若乃花の二子山は「それをすると甘くなっちゃうから」と言っていた。優勝力士は覚え... -
相撲の歴史
錦戸部屋はなぜ「崩壊」と言われるのか|所属力士と高砂一門の系譜
2022年5月場所を最後に元十両の極芯道が引退し、錦戸部屋(師匠は元水戸泉)に残る力士は十両の水戸龍と序ノ口の富士泉の2人だけになりました。少数の部屋が吸収合併される例もあるなか、高砂一門の歴史をたどりながら、錦戸部屋がこの先どうなるのかを整... -
記録と統計
照ノ富士の横綱記録
五月場所はなんとか12勝にたどりついた照ノ富士。同時に7回目の優勝を成し遂げた。7回目の優勝は鶴竜を抜いたことになる。優勝回数自体は11回以上しないとベスト10に入らないが、大関が弱体化しているのでチャンスではある。五月場所で照ノ富士は横綱5... -
場所の総括と番付
大相撲 2022年夏場所(令和4年五月場所)の結果|優勝は照ノ富士、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和4年五月場所(2022年夏場所)の幕内優勝は横綱 照ノ富士、成績は12勝3敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の小結 大栄翔・前頭四枚目 隆の勝・前頭十二枚目 佐田の海。 三賞は殊勲賞が大栄翔(小結・1... -
本場所レポート
■22夏千秋楽 終わってみれば横綱の優勝
千秋楽を迎え、3敗は2人。照ノ富士と隆の勝が優勝のトップに立った。優勝は照ノ富士か隆の勝か。優勝決定戦はあるのか。12勝優勝ならほしいところである。 各段の優勝決定戦が5番あった。そのせいか進行は早い。隆の勝は千秋楽に限って前半に登場した。... -
本場所レポート
■22夏6日目 天敵を克服できない横綱
この日、照ノ富士は連敗中の玉鷲との対戦であった。3度目の正直で照ノ富士が勝つか。それとも2度あることは3度あるになるのか。答は後者だった。それも玉鷲が思い切って突っ張ると照ノ富士は何もできずに後退。あっさり東土俵を割った。これまでと同じ... -
本場所レポート
■22夏4日目 横綱・大関白星の中の気になる点
4日目のメインイベントは横綱照ノ富士対大関戦3勝の琴ノ若戦であるのは当然である。だが、琴ノ若にはまだ照ノ富士を脅かす要素が少ない。四つ相撲ではまだ勝負にならない。と思ったらその四つになった。それも照ノ富士得意の右四つにである。 照ノ富士は... -
力士・人物
2022年5月横綱・大関に挑む11人のサムライ
横綱・大関に挑むサムライは11人である。東前頭筆頭逸ノ城は新型コロナウイルス感染で休場である。そのため阿武咲を繰り上げた。また、西前頭筆頭高安は元大関のプライドによって挑戦者からはずしている。11人のサムライのここ1年の横綱・大関戦及び上位... -
力士・人物
照ノ富士の横綱の限界は何歳か
照ノ富士が合同稽古に参加した。意欲の表れか部屋以外の力士で気分を切りかえたかったのか。今年に入って優勝がないだけに五月場所は大事な場所になる。照ノ富士は昨年(2021年)11月末30歳になった。三月場所、途中休場があった。横綱初休場であった。そ... -
力士・人物
横綱初休場の翌場所の成績
三月場所は、思いがけず横綱照ノ富士が休場した。横綱になって4場所目の初休場であった。一人横綱であり、場所前の優勝候補として欠かせない存在であった。これまで両膝の心配はあったが、のりこえてきた。それが三月場所は後退するともたなかった。もっ... -
相撲の歴史
相撲部屋最新事情
相撲部屋の栄枯盛衰はこの世の常であるが、定年とともに終わりを迎える部屋がある。三月場所はかつての尾車(元琴風)部屋の力士の所属が2通りの場内紹介に変わった。これは尾車親方が定年を前にして、三月場所の大阪宿舎のメドがたたないため、早めに部... -
力士・人物
横綱審議委員会の存在意義って何
▶ 横綱審議委員会の役割・委員・開く時期は「横綱審議委員会(横審)とは」にまとめている(協会の定款・事業報告書と報道)。 綱審議委員会のメンバーに池坊保子氏と俳優の紺野美沙子氏が加わることになった。メディアでは女性という点が協調され... -
記録と統計
関脇優勝の記録|大正15年以降32例・28人、うち16人が横綱に(2022年時点)
関脇での優勝は、優勝制度が始まった大正15年以降、2022年三月場所の若隆景で32例目・28人目だった。その時点で、若隆景を除く27人のうち16人(57%)が横綱に、9人(33%)が最高位大関まで上がっていた。ただし関脇優勝がそのまま大関につながるとは限ら... -
力士・人物
横綱の初休場番付
三月場所、照ノ富士は横綱で初休場をした。横綱4場所目の6日目であった。4場所目というといかにも早い感じがするが、実際はどうなのか。 そこで戦後場所数が増えた時代からの横綱の初休場を番付にしてみた。横綱の代では前田山から照ノ富士までである。... -
場所の総括と番付
大相撲 2022年春場所(令和4年三月場所)の結果|優勝は若隆景、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和4年三月場所(2022年春場所)の幕内優勝は関脇 若隆景、成績は12勝3敗。前頭七枚目 高安と12勝3敗で並び、優勝決定戦を上手出し投げで制した。 三賞は敢闘賞が琴ノ若(前頭六枚目・11勝4敗)と高安(前頭七枚目・12勝3敗)、技能賞が若隆景(関脇・12... -
力士・人物
2022年3月横綱・大関に挑む12人のサムライ
3人の横綱・大関に新たに御嶽海が加わった。まずは休場がないことを願わずにはいられない。上位に休場がなければ、横綱・大関の対戦圏内は4枚目の遠藤までである。 12人のサムライで、ここ1年上位でフルに横綱・大関と対戦した力士は4人いる。まず、新... -
相撲の歴史
初代若乃花の二子山部屋|2代目若乃花・隆の里・貴ノ花ら関取と一代で消えた理由
初代若乃花の二子山部屋は、元初代若乃花が花籠(元大ノ海)部屋から独立して興し、横綱2代目若乃花・隆の里、大関貴ノ花・若嶋津をはじめ大勢の関取を育てた部屋である。平成5年(1993年)一月場所後、65歳の定年にともない弟子と二子山の株を実弟の元貴... -
相撲の歴史
消えた横綱の相撲部屋④|伊勢ヶ濱部屋(照國)と立田川部屋(双葉山・鏡里)
「消えた横綱の部屋」シリーズ第4回。横綱照國が継いだ伊勢ヶ濱部屋(照國の急死と後継難で消滅し、のちに名跡は元旭富士へ渡る)と、横綱双葉山の時津風部屋をめぐる後継の経緯、そこから横綱鏡里が興した立田川部屋(2代で閉鎖)をたどる。 伊勢ヶ濱部屋... -
力士・人物
関脇優勝直後大関になれなかった力士
関脇優勝の直後に大関へ上がれなかった8例 大正15年の優勝制度以降、関脇の優勝は31例あり、そのうち優勝の直後に大関へ上がれなかったのは8例である。直後の大関昇進率は74%になる。以下は、その8例を本文から拾って並べたものである。 力士関脇優勝... -
相撲の歴史
消えた横綱の相撲部屋③|芝田山部屋(宮城山)と二所ノ関部屋
「消えた横綱の部屋」シリーズ第3回。横綱宮城山が引退後におこした芝田山部屋(幕内が育たず昭和18年に消滅)と、横綱玉錦・玉ノ海・佐賀ノ花が継ぎ大鵬で花開いた本家二所ノ関部屋(佐賀ノ花急死後の後継者騒動を経て金剛が継ぎ、その代で消滅)をたどる... -
力士・人物
輪島横綱までの出世街道2
昭和46年十一月場所、輪島は再び横綱・大関と対戦した。横綱は北の冨士一人。横綱戦の勝利はなかったが、大関には不戦勝を含め、3勝1敗と奮戦した。この場所11勝4敗で敢闘賞を受賞した。黒姫山、富士桜、輪島、三重ノ海の4人が大活躍した場所となった... -
相撲の歴史
消えた横綱の相撲部屋②|宮城野部屋(鳳)と井筒部屋(西ノ海)
「消えた横綱の部屋」シリーズ第2回。横綱鳳が二枚鑑札で継いだ宮城野部屋(平幕力士のみを育て昭和31年に消滅。現在の宮城野部屋は横綱吉葉山が始めた別系統)と、初代西ノ海が高砂部屋の分家として創設し横綱3代目西ノ海らを輩出した井筒部屋(後継争い... -
力士・人物
輪島横綱までの出世街道1
2年連続学生横綱を引き下げて相撲界入りしたのが輪島であった。ただ、胸が薄く、相撲が小さいから大成を疑問視する見方はあった。 <ザンバラ時代の輪島> だが、昭和45年一月場所、三月場所、輪島は幕下付出でデビューすると2場所連続幕下優勝してしま... -
相撲の歴史
消えた横綱の相撲部屋①|雷部屋(梅ヶ谷)と東関部屋(太刀山)
横綱が地位化した常陸山以降の東京横綱を対象に、今は無き横綱の相撲部屋をたどるシリーズの第1回。初代梅ヶ谷がおこし横綱2代目梅ヶ谷が継いだ雷(いかづち)部屋(弟子に恵まれず昭和2年に消滅)と、横綱太刀山が独立した東関部屋(大正8年の年寄選挙で... -
場所の総括と番付
5年後の番付予想は当たるのか|2022年の見立てを2026年9月に答え合わせ
5年後の番付を当てるのは難しい。田口 通廣が2022年2月に振り返ると、2017年一月場所の幕内から5年で3横綱と稀勢の里をはじめ17人が引退し、稀勢の里のあとに横綱へ上がったのは照ノ富士ただ一人だった。その2022年一月場所の幕内42人も、4年8か月後の2026... -
力士・人物
横綱にしてみたが
横綱に対して大相撲ファンは畏敬の念を抱く。 横綱は特別な存在である。 <横綱中の大横綱双葉山のブロマイド> 昭和25年春場所、東富士・照國・羽黒山の 3横綱が次々に休場し、5日目から横綱不在 になってしまった。横綱への批判に対し協会 は横綱も2... -
場所の総括と番付
大相撲 2022年初場所(令和4年一月場所)の結果|優勝は御嶽海、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和4年一月場所(2022年初場所)の幕内優勝は関脇 御嶽海、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の前頭六枚目 阿炎。 三賞は殊勲賞が阿炎(前頭六枚目・12勝3敗)、敢闘賞が琴ノ若(前頭十四枚... -
力士・人物
2022年1月横綱・大関に挑む13人のサムライ
横綱・大関3人体制によって挑戦者は13人に なった。上位に休場者がいない場合、横綱・ 大関との対戦圏内は前頭東5枚目の阿武咲 までである。 ここ1年横綱・大関と対戦してきた力士は 3人いる。御嶽海は上位常連というより関脇 以下最強である。2021年... -
力士・人物
一人横綱の優勝率
十一月場所、照ノ富士は優勝したことで、 新横綱から連続優勝したことが話題となっ た。だが、もう一つの側面がある。それは 一人横綱で優勝したことである。横綱一人 なのだから優勝して当然かもしれない。 それではこれまで一人横綱はどれくらい 優勝し... -
力士・人物
少数化する横綱・大関陣
十一月場所、横綱・大関陣は横綱照ノ富士、 大関正代・貴景勝と3人体制だった。これは きたる一月場所も変わることはない。いか にも少数化したという印象である。それでは 横綱・大関陣はどのくらいが適切の人数なの か。東西に横綱、大関がそろえば十分... -
力士・人物
王鵬の父親は貴闘力、祖父は横綱大鵬|納谷4兄弟の三男、王鵬の出世街道
王鵬(おうほう・大嶽部屋)の父親は関脇を務めた貴闘力、母方の祖父は第48代横綱の大鵬。相撲記者の田口 通廣は、王鵬を「大鵬の三女と貴闘力の間に生まれた納谷4兄弟の三男」と書いている。協会のしこ名履歴では王鵬も祖父の大鵬も、最初は本名の「納谷... -
コラム・論考
2021年入門者数と引退者数
▶ 2026年に引退した力士は、協会の発表をもとに「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(場所ごとに追記)。 ▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集... -
記録と統計
2021年年間最多勝最終形
今年納めの十一月場所を終了したことで、 幕内力士の年間成績が確定した。年間最多勝 はすでに九月場所終了時点で照ノ富士が62勝 で決定していた。最終的に何勝にまでいくか が焦点であった。また、休場が多かった鶴竜、 白鵬の2横綱が引退した年でもあっ... -
場所の総括と番付
大相撲 2021年九州場所(令和3年十一月場所)の結果|優勝は照ノ富士、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和3年十一月場所(2021年九州場所)の幕内優勝は横綱 照ノ富士、成績は15勝0敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の大関 貴景勝・前頭十五枚目 阿炎。 三賞は敢闘賞が隆の勝(前頭二枚目・11勝4敗)と阿... -
本場所レポート
■福岡4日目 横綱・大関が文句なしの強さを発揮
4日目も横綱・大関は安泰だった。これが あるべき姿であって、大関の負けぬ日はなし 大相撲では困る。次の大関はまるで見通しが たたない。まして横綱を狙える大関となると 誰がなるのか皆目見当がつかない。その結果 横綱1人、大関2人という層の薄いなか... -
力士・人物
2021年11月横綱・大関に挑む12人のサムライ
横綱・大関陣は3人と手薄である。誰かが 休場すると手薄をこえて弱体となる。先場所、 部屋ごと休場した白鵬は引退してもういない。 出場する以上、大関はみじめな成績がない ことを祈るのみである。 <照ノ富士> 横綱・大関との対戦圏内は、上位に休場... -
力士・人物
横綱昇進 最速ランキング|新入幕から大鵬11場所・稀勢の里は73場所
新入幕から横綱昇進までが最も短いのは、第75代横綱 大の里の9場所。田口が2021年に作った番付で最速だった大鵬の11場所より2場所少ない。その大鵬に、双羽黒の12場所、朝青龍の13場所が続く。逆に最も時間がかかったのは稀勢の里の73場所(12年以上)で、... -
力士・人物
力量抜群の横綱
横綱の推薦基準に2場所連続優勝がある。 これは第二項だが、一人歩きしてしまって いる。年6場所制で2場所だけを切り取る 危うさが潜んでいる。その前の第一項に品格 力量抜群がある。品格は定義されていないが、 抜群の力量とはどれほどのものか。筆者... -
記録と統計
白鵬10大記録9 横綱12勝以上
横綱は常に優勝を争うべき立場である。それ では横綱の責任勝ち星は何勝か。最低12勝で あろう。大関で何場所11勝を続けても横綱 にはなれない。また、北の富士は横綱で4場 所連続11勝したらイレブン横綱と揶揄された。 15日制が定着したのは昭和24年夏場... -
記録と統計
白鵬10大記録8 横綱勝率
品格力量抜群につき横綱に推挙する。品格は 定義されていない。それでは力量抜群とは どれくらいの力量になるのだろうか。時代を 築けるほどの力量なら文句は出まい。なに しろ横審が誕生以降も弱い横綱、物足りない 横綱は出現してきた。もうひとつ目安に... -
記録と統計
白鵬10大記録7 連続横綱フル出場
横綱は休場しても地位が落ちないというまこ とに不思議な地位である。特に負けが込むと 休場する傾向がある。また連続不成績後の 休場も珍しくない。つまり横綱に休場はつき 物である。そこで連続横綱フル出場の記録を 調べてみた。この種の記録はやはり年... -
記録と統計
年間最多勝と無縁の横綱2
2代目若乃花はその素質・素材は大きな期待 をもたれた逸材だった。元安藝ノ海の永田氏 は「北の富士級の横綱になれる」と見ていた。 実際は4回の優勝で、なんとなく低空飛行で 終わった感が強い。だが、2代目若乃花は けして弱い横綱ではなかった。若乃... -
場所の総括と番付
5場所経過した2021年年間最多勝レース
九月場所が終了したことで今年(2021年)は あと1場所残すのみとなった。すでにご承知 のように照ノ富士の年間最多勝が決定した。 照ノ富士はじめ5場所経過した成績をまとめ てみた。それが次の表である。なお、対象は 5場所幕内に在位した力士とさせて... -
場所の総括と番付
大相撲 2021年秋場所(令和3年九月場所)の結果|優勝は照ノ富士、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和3年九月場所(2021年秋場所)の幕内優勝は横綱 照ノ富士、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の前頭十一枚目 遠藤・前頭十枚目 妙義龍。照ノ富士は前の令和3年七月場所では大関で、この場...