大相撲

幕内力士各段優勝回数ランキング

どんな幕内力士にも幕下以下の時代がある。幕内優勝
は選ばれし者にしかできないが、各段の優勝となると
チャンスはでてくる。それでも幕下なら120人に1人、
三段目なら200人(現在は180人)に1人である。十両
は28人に1人だが、15日間の戦いになる。幕内力士は
どれくらい各段で優勝してきたのだろうか。九月場所
の予想番付の力士から割り出してみた。

最多各段優勝は7回の阿炎である。最初に入幕を目指
していた時期と出場停止で幕下からの再出発と2期
ある。これが回数を増やす要因になっている。最初は
序二段、三段目、幕下、十両と優勝してきている。
後の時期は幕下連続優勝と十両優勝している。

<阿炎>

竜電も各段優勝7回だが3期に分けられる。十両まで
あがった時期、ケガで序ノ口まで番付を下げ、はい
あがってきた時期。出場停止で幕下から再出発した
時期である。最初の時期は幕下優勝をしている。第2
期は序ノ口、序二段、三段目で優勝している。第3期
は最新のことで覚えている方も多いと思うが、幕下、
十両優勝2回を達成している。

<竜電>

栃ノ心はケガで全休し番付を下げたが、幕下2場所・
十両2場所で4場所連続優勝で幕内に復帰している。
いくら元小結とはいえ(当時)、奇跡を絵に書いた
ような復活劇だった。十両ではそのとき全勝優勝して
いる。

幕下○枚目付出しの力士は三段目以下の優勝は普通
ならできない。該当する力士は6人いる。御嵩海、
逸ノ城、遠藤、妙義龍、千代大龍、水戸龍である。
千代大龍は明月院として幕下15枚目に付け出されなが
ら、途中休場している。三段目付け出しも序二段以下
の優勝はない。若隆景と豊山が相当する。

<御嶽海>

各段の優勝経験がない幕内力士が4人いる。隆の勝、
琴恵光、平戸海、翔猿である。隆の勝は意外な感じが
する。琴恵光はいぶし銀といった感が強くなった。
彼らがなんらかの事情で十両に落ちて優勝することは
あるかもしれないが、それはあまり望まない。

<隆の勝>
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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