武蔵丸と貴乃花は幕内で52番(本割)対戦し、武蔵丸の19勝33敗。貴乃花が横綱だった時期は6勝18敗と大きく負け越したが、両者が横綱になってからは7勝3敗と逆に勝ち越した。優勝決定戦では0勝4敗。貴乃花は武蔵丸が最後まで苦しんだ最大の壁だった。
※幕内本割の星取り。番付の局面ごとの内訳は下表のとおり。出典は田口道宏が本文に記録した星取りによる。
武蔵丸 対 貴乃花 番付局面別の対戦成績
二人は平幕上位での初対戦から横綱同士まで、番付を駆け上がりながら覇を競った。対戦時の番付ごとに星取りを並べると、武蔵丸が貴乃花をどう追いかけ、どこで逆転したかが見えてくる。
| 対戦時の番付 | 武蔵丸の成績 |
|---|---|
| 関脇以下どうし | 2勝5敗 |
| 武蔵丸 関脇 − 貴ノ花 大関 | 3勝3敗 |
| 大関どうし | 1勝4敗 |
| 武蔵丸 大関 − 貴乃花 横綱 | 6勝18敗 |
| 横綱どうし | 7勝3敗 |
| 本割 通算 | 19勝33敗 |
| 優勝決定戦 | 0勝4敗 |
武蔵丸 対 貴ノ浪戦は武蔵丸 対 貴ノ浪の対戦成績(幕内59番・通算38勝21敗)にまとめている。
武蔵丸のもう一人の幕内50回対戦以上の相手は貴乃
花である。貴乃花の新入幕は平成2年五月場所であ
った。一度跳ね返されて再入幕は十一月場所であっ
た。武蔵丸の新入幕はその1年後平成3年十一月場
所であった。
初対戦は平成4年一月場所であった。ともに平幕上
位で貴花田が寄り切りで勝っている。この場所貴花
田は初優勝して日本中を熱狂させている。両力士は
初対戦から29場所連続対戦している。

関脇以下同士の対戦は武蔵丸の2勝5敗であった。
平成5年三月場所、貴花田は大関となり、貴ノ花に
改名している。関脇武蔵丸対大関貴ノ花は3勝3敗
の五分であった。貴ノ花の大関昇進から1年後、武
蔵丸が大関になった。大関同士の対戦は武蔵丸の1
勝4敗であった。
大関武蔵丸対横綱貴乃花戦は武蔵丸の6勝18敗であ
った。武蔵丸にとって貴ノ花はなかなか勝てない存
在であった。横綱同士の対戦で7勝3敗と初めて勝
ち越した。
平成13年14日目の武双山戦で貴乃花は致命的な負傷
をした。千秋楽は負傷のなかで本割で武蔵丸に敗れ
た。だが、優勝決定戦では上手投げで武蔵丸に勝利
した。その瞬間貴乃花は鬼の形相であった。出場の
代償は大きかった。翌場所から貴乃花は7場所連続
全休した。

平成14年九月場所が最後の一番となった。寄り切っ
て武蔵丸が勝利した。貴乃花はその2場所後に引退
した。通算は武蔵丸の19勝33敗だった。優勝決定戦
は武蔵丸の4敗だった。武蔵丸にとって貴乃花は、
たちふさがる強敵であった。
武蔵丸と貴乃花の対戦についてよくある質問
武蔵丸と貴乃花の通算対戦成績は?
幕内本割では武蔵丸の19勝33敗です。優勝決定戦は武蔵丸の0勝4敗で、合わせると貴乃花が大きく勝ち越していました。
武蔵丸が貴乃花に勝ち越した時期はありますか?
横綱同士の対戦では武蔵丸の7勝3敗でした。両者が横綱になってからは、武蔵丸が逆に上回っています。
平成13年の優勝決定戦とはどんな一番ですか?
14日目の武双山戦で致命的な負傷を負った貴乃花が、千秋楽の優勝決定戦で上手投げで武蔵丸を破った一番です。出場の代償は大きく、翌場所から7場所連続で全休しました。
武蔵丸が幕内で50回以上対戦した相手は誰ですか?
貴乃花と貴ノ浪の2人です。いずれも平成の名力士で、長く土俵で覇を競いました。怪童・北の湖や千代の富士、輪島にも幕内50回以上の対戦相手はいません。
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