大相撲

2023年3月幕内年齢番付

幕内力士の年齢番付を作成した。昨年3月と比較す
ると 引退が3人、十両以下に落ちた力士が9人だ
から相当数入れかわったことになる。逆に言うとそ
れだけ新しい力が入幕したことになる。それがさっ
そく表れた。以下が三月場所幕内力士による年齢番
付である。

東西の横綱に21歳北青鵬と22歳平戸海が並んだ。大
関に王鵬がはいった。これに昨年はトップだった琴
勝峰及び豊昇龍が続いている。小結に新入幕25歳の
金峰山、26歳の錦富士が加わった。

<北青鵬>

これまで貴景勝と阿武咲は約1カ月の年齢差だった。
これに翠富士が間にはいった。阿武咲が生まれた18
日後に翠富士が生まれている。その2週間後に貴景
勝が生まれている。

幕内で20代力士は23人、30歳以上は19人である。30
歳を超えるとベテランの域だが、昨年より1人減っ
た程度である。35歳以上は6人で玉鷲が38歳で幕内
最年長である。玉鷲は若々しい相撲を取っているの
でまだ大丈夫そうである。超ベテランは年寄株の空
きがないので辞めにくい。

<玉鷲>

年齢が接近している力士が4組ある。照ノ富士と琴
恵光は9日違いで照ノ富士が若い。剣翔と千代翔馬
は1週間違いで、剣翔が若い。若元春と一山元は4
日違いで若元春が若い。もっと驚くべきは東龍と佐
田の海は1日違いである。東龍がわずかに若い。

<佐田の海>

照ノ富士は31歳であり、横綱としては微妙な年齢に
なった。引退相撲では土俵入りはやっても取組に出
場しなかった。協会としても横綱休場はまだしも不
在は避けたいところであろう。照ノ富士の出場は万
全を期したいところである。来年の幕内年齢番付に
再び登場していただきたい。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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