大相撲

2021年8月幕内年齢番付

引退、十両落ちがあれば、一方で新しい力
あるいは復帰した力士で幕内は形成されて
いく。2021年九月場所幕内在位と思われる
力士の年齢はどのように構成され、どのよう
な順位なっているのか番付にしてみた。年齢
は2021年8月3日現在である。

七月場所、全勝優勝した白鵬は幕内最年長で
ある。年6場所制の横綱でも最年長の優勝で
ある。ここへきて白鵬が柔道の会場日本武道
館へでかけたことを問題視する発言が芝田山
(元大乃国)広報部長から出ている。白鵬は
モンゴル五輪委員会のアンバサダーを務めて
おり、関係者として入場している。

<36歳優勝の白鵬>

琴勝峰が十両に低迷した今、幕内最年少力士
は七月場所技能賞を受賞した豊昇龍である。
続く力士は敢闘賞を受賞した琴ノ若である。
七月場所はヤングパワーが爆発したわけで
ある。貴景勝は彼らに続く24歳だが、8月
5日に25歳になる。なお、阿武咲とは約1カ
月違いの遅い生まれである。

<豊昇龍>

さらに、霧馬山・明生・若隆景の若い力にも
期待したい。ただし、大関の可能性はあっても
横綱は難しそうである。大関になるのも現在の
ままでは難しく、さらなる成長が求められる。
朝乃山はついに大関優勝がないまま大関の座を
去ることになった。出場停止はまだまだ続き、
年齢的にも横綱を狙うのは難しくなった。

例外はあるにせよ、29歳を過ぎると成長の
伸びしろは少なくなる。北勝富士以下の力士
は現状をいかに維持していくかがカギになっ
てくる。そういう力士は26人と幕内過半数を
超えている、それが幕内の現実である。

<琴ノ若>

暑さで予定が遅れます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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