◆名4日目 大の里3敗!苦悩は続く

自分の座席の近くで思わぬことが起きた。ここは自分たちの席だと
主張する2人がすでに座っている2人に言った。席はともに間違っ
てはいない。ダブル指定席か。しかし、すでに座っていた方が言っ
た。「これ明日のチケットですよ」あっさり決着はついたが、明日
のチケットで入場できたことになる。こんなことってあるのだろう
か。現実にあったことになる。半券を切られたチケットで5日目入
場できるのだろうか。明日わかる。

土俵は結びの一番で思わぬ展開になった。前日1勝して一息ついた
大の里。4日目の対戦相手は曲者ではなく、パワー相撲の豪ノ山で
ある。大の里あたって攻め込むが、すぐにはたきにいく。豪ノ山つ
けいって出るが、大の里はジャンプしてはたき込んだ。行司のうち
わは大の里。

大の里のジャンピングはたき込み
大の里のジャンピングはたき込み

すぐに物言いがついた。協議は長く続いた。判定は大の里がジャン
プしたのは土俵外ということで負けとなった。これで大の里は1勝
3敗となった。再び窮地に陥った。負けが込んで休場となれば3場
所連続になる。パリ公演に行っている場合ではない。とまで言われ
そうである。大の里の苦悩は続く。

4日目の好取組は安青錦対義ノ富士戦である。安青錦はうまく義ノ
富士の腰についた。だが義ノ富士はこれしかないという土俵際の上
手投げで決めた。安青錦は腰を落として相手のひざをたたいて防ぐ
などしていけば義ノ富士は土俵に詰まったはずである。安青錦は痛
恨の1敗となった。

安青錦痛恨の1敗
安青錦痛恨の1敗

霧島は隆の勝相手にてこずった。隆の勝がパワーで圧倒してくる。
霧島は動きでかわしながらの展開が続いた。チャンスをつかむと押
し出した。霧島としては苦戦しながら勝利したことは大きい。三役
以上で一人全勝である。

霧島隆の勝を退ける
霧島隆の勝を退ける
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この記事を書いた人

日本経済新聞で15年間記者を務め、日経HRの編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するフリーライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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