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大相撲
怪しくなってきた大の里の輪島越え
学生出身の横綱輪島が誕生しておよそ52年後、学生出身の横綱が再び出現した。大の里である。大の里はデビュー1年後に小結で初優勝。その2場所後に関脇で優勝して大関に昇進した。大関3場所目、4場所目で連続優勝して横綱に昇進した。ここまでの急速な... -
場所の総括と番付
2026年五月場所総評
★2横綱・2大関・1小結ほか2人が休場したが まさに看板に偽りありの場所になった。詳細は横綱大の里全休、横綱豊昇龍14休、大関安青錦全休、大関琴櫻4休、小結高安12休である。朝紅龍、朝乃山も途中休場した。休場のオンパレードで取組数が激減した。... -
力士・人物
関脇・小結を目指す奴ら3
豪ノ山の新入幕は2023年七月場所だった。この場所で敢闘賞を獲得した。現時点で三賞受賞はこの1回である。目立った活躍がその後なかったことになる。 新入幕 初の上位は入幕3場所後だった。前頭4枚目だったが、8勝7敗と勝ち越している。大関戦は2勝... -
力士・人物
関脇・小結を目指す奴ら2
七月場所、熱海富士は11勝4敗で久々に存在感を示した。大関琴櫻にも勝利した。今年の一月場所は優勝豊昇龍に勝ちながら5勝10敗と大敗した。その後上位を離れる場所が続いた。来たる九月場所は上位に戻ってくる。 熱海富士が入幕したのは2022年十一月場所... -
力士・人物
関脇・小結を目指す奴ら1
七月場所東前頭筆頭で11勝をあげた安青錦。安青錦の小結は確実であろう。入幕から4場所目の快挙になる。脅威の新人はまだ続いている。西小結なら九月場所初日は横綱大の里と対戦することが予想される。 まだ関脇・小結に達したことがない奴らがいる。七月... -
記録と統計
大栄翔の関脇・小結の連続在位数
大栄翔は現在6場所連続関脇・小結在位である。その地位と成績は以下である。小結8勝7敗-小結8勝7敗-関脇8勝7敗-関脇11勝4敗-関脇9勝6敗-関脇10勝5敗来たる七月場所も関脇は確定である。つまり関脇・小結7場所連続在位になる。 大栄翔 大... -
相撲の歴史
相撲の一門とは⑤|八甲山系と宮城野部屋(白鵬)の系譜
八甲山系とは、田口が便宜上名付けた系統である。前頭の八甲山を起点に、行司ゆかりの若松部屋から高島部屋へ移り、高島部屋では吉葉山が育って宮城野部屋(のちに白鵬)へ、さらに陸奥嵐の安治川部屋へとつながる。本稿はこの八甲山系をたどり、次回の伊... -
相撲の歴史
相撲の一門とは④|時津風一門と双葉山の独立
時津風一門は、双葉山が立浪部屋から独立して築いた系統である。立浪(元緑嶋)部屋にいた双葉山は、師匠の娘との縁談と部屋継承を断り、昭和16年に双葉山相撲道場として独立した。のちに伊勢ノ海・井筒と一門を形成する。本稿はその成り立ちと、現在16票... -
力士・人物
大関の降格・陥落の条件|2場所連続負け越しと10勝復帰のルール
大関には横綱と違って「陥落(降格)」がある。田口の整理では、大関は2場所連続して負け越すと関脇に陥落する。ただし陥落した直後の場所で10勝以上を挙げれば、その場所限りで大関に復帰できる特例がある(昭和44年7月場所から施行)。この記事は、昭和4... -
相撲の歴史
現代の相撲部屋の実情|横綱出身の親方は6部屋・部屋を持つ条件
相撲部屋は2024年6月時点で44あり、横綱出身の親方が率いるのは6部屋です。八角(元北勝海)・伊勢ヶ濱(元旭富士)・二所ノ関(元稀勢の里)・音羽山(元鶴竜)に、関取が不在の芝田山(元大乃国)・武蔵川(元武蔵丸)を加えた6つ。部屋を新たに持つには... -
力士・人物
現役の元大関は誰か|4人の成績と顔ぶれの推移
現役の元大関は、大関からの陥落・復帰・引退によって本場所ごとに増減する。田口は各場所でこの顔ぶれを追っており、2024年初場所時点では高安・朝乃山・御嶽海・正代の4人だった。その後2024年名古屋場所で6人に増え、2026年初場所時点では霧島を加えた5... -
力士・人物
朝乃山は関脇・小結に復帰できるか
七月場所、朝乃山は前頭東4枚目まで番付をあげた。途中休場があり、自分より上位で対戦したのは6番であった。霧島、若元春、正代に勝ち、豊昇龍、翔猿、明生に負けた。大栄翔は不戦勝だった。対戦がなかったのは、途中休場の照ノ富士、全休の貴景勝、琴... -
本場所レポート
■23春11日目2敗遠藤は関脇戦、2つも星のいい翠富士が小結戦
全勝翠富士は7勝3敗の小結若元春と対戦であった。2敗の遠藤は関脇で7勝3敗の豊昇龍戦。遠藤より優遇されている翠富士ってどういうこと?と言いたくなる。翠富士は成績とは裏腹にどうも安易な対戦相手になりがちである。 <翠富士、ついに1敗> もっと... -
コラム・論考
幕内力士 年齢一覧 2023年3月版|現役42人を年齢順に(最年少 北青鵬)
この記事は2023年3月場所時点の幕内年齢番付である。年齢が若い順に並べると、最年少は21歳の北青鵬、最年長は38歳の玉鷲。20代が23人、30歳以上が19人だった。▶▶ 最新版は幕内力士 年齢一覧 2026(現役42人を若い順に)へ。 ※年齢は2023年3... -
コラム・論考
けたぐりとは|立ち合いの奇襲技と名手・最近見ない理由
けたぐり(蹴手繰り)は、立ち合いの瞬間に相手の足を内側からけり、同時に腕をたぐって引き倒す奇襲技である。正面から当たっても勝てない相手に有効な一方、失敗すると体勢を崩して一気に持っていかれる危うさもある。海乃山や藤ノ川豪人といった名手が... -
相撲の歴史
続・消えた横綱の部屋②|花籠部屋(初代若乃花・輪島)はなぜ消えたか
「消えた横綱の部屋」続編の第2回。二所ノ関一門の分家として元大ノ海が興し、横綱初代若乃花を育て、のちに唯一の学生出身横綱・輪島を生んだ花籠部屋をたどる。輪島が継いだのち、年寄株を借金の担保にした問題で輪島が協会を去り、花籠部屋は消滅した。... -
相撲の歴史
続10大横綱の小結関脇時代
引き続き10大横綱の小結関脇時代をみていこう。ここからは部屋別総当たり制での横綱である。 北の湖輪島、貴ノ花、魁傑の時代が来るとの見方に割って入ってきた力士が怪童北の湖であった。新小結では4勝11敗と大敗した。4場所後再小結で勝ち越し。翌場所... -
相撲の歴史
10大横綱の小結関脇時代
10大横綱は実質横綱が地位化した常陸山以降の横綱を意味する。大横綱の小結関脇はどうであったか。調べてみた。 常陸山常陸山が関脇だった時期は明治33年夏場所から2場所である。小結の経験はない。横綱は小錦だったが、同じ片屋で対戦はない。対戦した大... -
力士・人物
違和感覚える前1前2優勝者の小結止まり
七月場所、前頭2枚目12勝3敗で優勝した逸ノ城の翌場所の番付が小結だった。その前の前頭筆頭大栄翔が13勝2敗で優勝した翌場所の番付が、小結だったことに違和感を覚えた。そして今回の逸ノ城が小結止まりということは、今後平幕上位優勝者は翌場所小結... -
力士・人物
令和の新小結・新関脇
きたる九月場所の番付、新小結・新関脇の誕生はなさそうである。新小結・新関脇は新しい力の表れとして注視される。令和は新入幕力士が寂しかった。令和は19場所を終えた。新小結・新関脇はどのくらい誕生したのか。 令和元年は4場所であった。七月場所、... -
力士・人物
関脇・小結候補者多数の影響が出た新番付
2022年七月場所の番付が発表された。スキあり優勝の横綱照ノ富士と大関陣の弱体化で関脇候補が6人となった。大栄翔、若隆景、霧馬山、隆の勝、豊昇龍、琴ノ若である。小結候補が阿炎と玉鷲である。関脇・小結候補が目白押しである。結局関脇・小結は下記... -
力士・人物
関脇と小結はどっちが上?三役の順番と現代の在位数番付
関脇と小結はどちらも「三役」で、上から大関→関脇→小結→前頭の順。つまり関脇のほうが小結より上で、関脇の上が大関、小結のすぐ下が前頭筆頭にあたる。入幕した力士がまず目指すのが小結・関脇で、大関以上にはさらに別の力が要る、と田口は書く。この記... -
相撲の歴史
錦戸部屋のあゆみと行く末|所属力士と高砂一門の系譜
2022年5月場所を最後に元十両の極芯道が引退し、錦戸部屋(師匠は元水戸泉)に残る力士は十両の水戸龍と序ノ口の富士泉の2人だけになりました。少数の部屋が吸収合併される例もあるなか、高砂一門の歴史をたどりながら、錦戸部屋がこの先どうなるのかを整... -
相撲の歴史
消えた横綱の相撲部屋⑤|二子山部屋(初代若乃花)と振分部屋(朝潮)
「消えた横綱の部屋」シリーズ第5回。横綱初代若乃花が花籠部屋から独立し、横綱2代目若乃花・隆の里や大関貴ノ花を育てた二子山部屋(一代限りで実弟元貴ノ花の藤島部屋に吸収)と、横綱朝潮が一時おこした振分部屋(2年足らずで本家高砂部屋に戻り消滅)... -
相撲の歴史
消えた横綱の相撲部屋④|伊勢ヶ濱部屋(照國)と立田川部屋(双葉山・鏡里)
「消えた横綱の部屋」シリーズ第4回。横綱照國が継いだ伊勢ヶ濱部屋(照國の急死と後継難で消滅し、のちに名跡は元旭富士へ渡る)と、横綱双葉山の時津風部屋をめぐる後継の経緯、そこから横綱鏡里が興した立田川部屋(2代で閉鎖)をたどる。 伊勢ヶ濱部屋... -
相撲の歴史
消えた横綱の相撲部屋③|芝田山部屋(宮城山)と二所ノ関部屋
「消えた横綱の部屋」シリーズ第3回。横綱宮城山が引退後におこした芝田山部屋(幕内が育たず昭和18年に消滅)と、横綱玉錦・玉ノ海・佐賀ノ花が継ぎ大鵬で花開いた本家二所ノ関部屋(佐賀ノ花急死後の後継者騒動を経て金剛が継ぎ、その代で消滅)をたどる... -
相撲の歴史
消えた横綱の相撲部屋②|宮城野部屋(鳳)と井筒部屋(西ノ海)
「消えた横綱の部屋」シリーズ第2回。横綱鳳が二枚鑑札で継いだ宮城野部屋(平幕力士のみを育て昭和31年に消滅。現在の宮城野部屋は横綱吉葉山が始めた別系統)と、初代西ノ海が高砂部屋の分家として創設し横綱3代目西ノ海らを輩出した井筒部屋(後継争い... -
力士・人物
2人の関脇・小結定着者 御嶽海・高安
関脇・小結の定着。それは上位で通用する だけの実力の証明である。何場所勝ち越し てもたった1度の負け越しで平幕に落ちる こともありえる。もっとも関脇で7勝8敗 なら小結に留め置くケースはある。現在、 関脇・小結に定着している力士が2人いる。 ... -
力士・人物
最高位小結力士の関脇の可能性
関脇と小結は同じ給料とはいえ、力士として は最高位小結より関脇のほうがいい。また 相撲ファンが受ける印象も違ってくる。九月 場所幕内在位が想定される力士で最高位が 小結の力士は6人いる。最高位小結未満は 最も多く19人になるのだから、最高位小結... -
力士・人物
横綱の勝率・優勝率・出場率ランキング|歴代の総合番付
相撲記者・田口道宏が、横綱在位中の成績だけを取り出して集計した勝率・優勝率・出場率のランキングです。横綱勝率の1位は太刀山の0.955、続いて栃木山0.905、双葉山と大錦が0.882で並びます。優勝率は朝青龍の0.548が首位、出場率は玉の海が1.000で在位... -
力士・人物
関脇・小結全員勝ち越しの場所4
平成12年三月場所。横綱陣は、曙が12勝、 貴乃花・武蔵丸が11勝、若乃花が場所中引退 した。大関陣は、出島が11勝、千代大海が 8勝、貴ノ浪は7勝と負け越した。優勝は 幕尻の貴闘力であった。3横綱3大関がフル 出場のなか、5人の関脇・小結が全員勝ち... -
力士・人物
関脇・小結全員勝ち越しの場所3
平成に入って関脇・小結全員が最初に勝ち 越したのは平成元年十一月場所であった。 この場所横綱陣は、千代の富士が13勝、北勝 海が11勝、大乃国は全休であった。大関陣は、 小錦が14勝で初優勝した。旭富士が8勝、 北天佑が5勝で負け越していた。そうし... -
力士・人物
関脇・小結全員勝ち越しの場所2
昭和40年代2回目の関脇・小結全員勝ち越し は、昭和44年三月場所であった。この場所は 横綱大鵬の連勝記録が誤審でストップする というとんでもない場所であった。ショック の大鵬は途中休場。横綱柏戸は9勝。晩年で あった。大関陣は琴櫻が13勝で2回目... -
力士・人物
関脇・小結全員勝ち越しの場所1
一月場所は関脇・小結全員が勝ち越した。 4人の成績と大関戦は以下である。高齢横綱 は休場が続いている場所であった。大関陣は、 貴景勝が負け越し。正代・朝乃山は11勝4敗 であった。優勝は前頭筆頭の大栄翔で関脇・ 小結はそろって負けている。 東関... -
コラム・論考
平幕優勝力士のその後2
平幕優勝以降の三役在位記録をみていこう。 最高位関脇以下ではまず時津山が小結3場所、 関脇10場所を記録した。これを更新した力士 が若三杉である。のちの大豪である。小結 8場所関脇10場所を記録した。小結と関脇 在位の数字を逆にした力士が高見山で... -
コラム・論考
平幕優勝した力士 一覧|歴代と令和9回
平幕優勝とは、前頭(平幕)の力士が幕内最高優勝を果たすことをいう。横綱・大関・三役以外の力士がさらう優勝で、正式な優勝制度が始まった大正15年から数えるほどしか出ていない。令和に入ってからは増え、令和7年7月の琴勝峰までで9回を数える。37場所... -
力士・人物
大栄翔の小結までの出世街道
一月場所番付、新たに小結になった力士が 大栄翔である。着実に力をつけていたが、 ついに小結まで到達した。昨年の十一月場所 は優勝白鵬に唯一の黒星を与え、殊勲賞に 輝いた。大栄翔はここまでどんな力士人生を 歩んできたのか。大栄翔の出世街道をみて... -
角界ニュース・論
今年はどうなる!新関脇・新小結・新入幕
昨年(2019年)は新関脇に貴景勝、新小結に北勝富士、阿炎、竜電、朝乃山の5人がなった。今年の一月場所はすでに新関脇朝乃山、新小結大栄翔が決定している。昨年は関脇・小結はのべ26人である。それでいて新関脇・新小結が、5人ということはわずか19%... -
力士・人物
小結4人!粋な計らいの十一月場所番付
1年納めの十一月場所の番付が発表された。予想に反し、でもヒットだった点は小結を増やして4人にしたことである。先場所小結で勝ち越した阿炎・遠藤は地位を守ったことになる。これに加えて前頭東筆頭9勝6敗の北勝富士、西2枚目朝乃山10勝5敗を小結... -
相撲の歴史
歴史的一番横綱太刀山対小結栃木山戦
大正5年5月25日は歴史的一番がおこなわれた日であった。夏場所8日目(当時は10日制)、横綱太刀山が5年ぶり黒星を小結栃木山からきっした日であった。よく太刀山の56連勝がストップしたという言い方がされるが、それは違う。その中には太刀山の都合に... -
記録と統計
御嶽海、関脇・小結連続在位場所数の中身
先場所(一月場所)、御嶽海は途中休場したため、これで連続関脇・小結在位場所数の記録は12でストップすることになった、と思った。だが、御嶽海はなんと再出場してきた。それだけではない。8勝と勝ち越し、殊勲賞まで受賞してしまった。休場までの成績... -
力士・人物
小結優勝の翌場所の成績
十一月場所で、貴景勝が数少ない小結優勝を達成した。史上9例目であった。関脇優勝が26場所あるのと比較しても、小結優勝がいかに珍しいかがわかる。それでは小結優勝の翌場所はどういう成績をあげているのか、調査してみた。それが以下である。小結優勝... -
記録と統計
関脇・小結の連続在位場所数3
8場所以上の関脇・小結に連続在位した力士はいよいよ最終章の平成編をむかえた。下記表は一段目二段目(及び三段目)の順で見ていただきたい。武蔵丸は平成4年五月場所から連続11場所関脇・小結に在位した。この記録は武蔵丸が入幕4場所目からスタート... -
記録と統計
関脇・小結の連続在位場所数2
引き続き8場所以上関脇・小結に連続在位した力士をみていこう。今回は部屋別総当たり制昭和編である。部屋別総当りは昭和40年一月場所より実現した。表は一段目二段目の順で見ていただきたい。第1号は8場所連続関脇・小結に在位した琴櫻である。琴櫻は... -
記録と統計
関脇・小結の連続在位場所数1
御嶽海が十一月場所番付で関脇に位置した。これで御嶽海は11場所連続関脇・小結に在位したことになる。成績によっては今後数字を伸ばしていく可能性も出てきた。御嶽海の11場所連続関脇・小結在位の記録はどういう位置づけになるのか、調査してみた。対象... -
相撲の歴史
琴欧洲の全盛期は大関昇進前の小結・関脇時代
十一月場所で大関琴欧洲が途中休場し、2場所連続負け越しで関脇陥落が決定した。新大関は2006年一月場所だが、私はその年の年賀状で「時代を築くか朝青龍の引き立て役で終わるか」と記した。答は残念ながら後者になった。琴欧洲の大関時代はさんざんな成...
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