2022年七月場所の番付が発表された。スキあり優勝の
横綱照ノ富士と大関陣の弱体化で関脇候補が6人と
なった。大栄翔、若隆景、霧馬山、隆の勝、豊昇龍、
琴ノ若である。小結候補が阿炎と玉鷲である。関脇・
小結候補が目白押しである。結局関脇・小結は下記に
なった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/06/番付A-e1656292356790.jpg)
なれなかった霧馬山、隆の勝、琴ノ若、玉鷲はどん
詰まりの平幕内上昇となった。コロナ休場の逸ノ城は
1枚下がる結果となった。番付はかたくなに固定する
よりも全体のバランスも大事である。筆者なら阿炎を
思い切って平幕に落とし、霧馬山を小結にするところ
だが。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/06/210912初日幕内-944-e1656292377777.jpg)
若元春が3場所連続9勝で横綱・大関の対戦圏内で
ある東4枚目まで番付を上げてきた。上位に休場が
なければ高安までが横綱・大関の対戦圏内である。
貴景勝は隆の勝と同部屋のため、遠藤までになる。
10枚目、11枚目は空白地帯である。千代大龍 、明生
は8勝で3枚上がった。翠富士は9勝で5枚アップ
した。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/06/220510三日目幕内-559-e1656292396512.jpg)
新入幕は伊勢ヶ濱(元旭富士)部屋の錦富士である。
新十両から11場所かかっての入幕であった。今年に
入って若元春、王鵬、荒篤山についで4人目である。
勝ち越せるか。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/06/220508初日幕下以下-1091.jpg)
十両は28人中13人が元幕内である。半分近い。十両が
長い力士も目立つ。
水戸龍 28場所目
東伯隆 10場所目
魁勝 新十両から17場所目
武将山 10場所目
美ノ海 新十両から24場所目
期待は6枚目熱海富士、12枚目出直しの北の若、13枚
目再十両の北青鵬である。新十両は欧勝馬、千代栄、
豪ノ山である。十両2場所目の苦労人栃丸にも注目
したい。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/06/220509二日目十両-101-e1656292428524.jpg)
幕下上位に西筆頭金峰山、東2枚目に狼雅、西2枚目
に菅野が位置して新十両をうかがうことになる。5枚
目松鳳山は引退した。塚原が6枚目まで戻してきた。
朝乃山は三段目西22枚目での再出発になる。朝乃山は
果たして初日と2日目のどちらに出場するのか。朝乃
山ファンはやきもきしている。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/06/200111初日前日-262-e1656292444665.jpg)
6月から猛暑日が始まった今年の夏。七月場所は暑さ
との戦いにもなりそうである。