大相撲

関脇・小結候補者多数の影響が出た新番付

2022年七月場所の番付が発表された。スキあり優勝の
横綱照ノ富士と大関陣の弱体化で関脇候補が6人と
なった。大栄翔、若隆景、霧馬山、隆の勝、豊昇龍、
琴ノ若である。小結候補が阿炎と玉鷲である。関脇・
小結候補が目白押しである。結局関脇・小結は下記に
なった。

なれなかった霧馬山、隆の勝、琴ノ若、玉鷲はどん
詰まりの平幕内上昇となった。コロナ休場の逸ノ城は
1枚下がる結果となった。番付はかたくなに固定する
よりも全体のバランスも大事である。筆者なら阿炎を
思い切って平幕に落とし、霧馬山を小結にするところ
だが。

<霧馬山>

若元春が3場所連続9勝で横綱・大関の対戦圏内で
ある東4枚目まで番付を上げてきた。上位に休場が
なければ高安までが横綱・大関の対戦圏内である。
貴景勝は隆の勝と同部屋のため、遠藤までになる。
10枚目、11枚目は空白地帯である。千代大龍 、明生
は8勝で3枚上がった。翠富士は9勝で5枚アップ
した。

<若元春>

新入幕は伊勢ヶ濱(元旭富士)部屋の錦富士である。
新十両から11場所かかっての入幕であった。今年に
入って若元春、王鵬、荒篤山についで4人目である。
勝ち越せるか。

<錦富士>

十両は28人中13人が元幕内である。半分近い。十両が
長い力士も目立つ。
水戸龍 28場所目
東伯隆 10場所目
魁勝  新十両から17場所目
武将山 10場所目
美ノ海 新十両から24場所目

期待は6枚目熱海富士、12枚目出直しの北の若、13枚
目再十両の北青鵬である。新十両は欧勝馬、千代栄、
豪ノ山である。十両2場所目の苦労人栃丸にも注目
したい。

<熱海富士>

幕下上位に西筆頭金峰山、東2枚目に狼雅、西2枚目
に菅野が位置して新十両をうかがうことになる。5枚
目松鳳山は引退した。塚原が6枚目まで戻してきた。
朝乃山は三段目西22枚目での再出発になる。朝乃山は
果たして初日と2日目のどちらに出場するのか。朝乃
山ファンはやきもきしている。

<朝乃山>

6月から猛暑日が始まった今年の夏。七月場所は暑さ
との戦いにもなりそうである。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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