大相撲

■23春11日目2敗遠藤は関脇戦、2つも星のいい翠富士が小結戦

2023年3月22日

全勝翠富士は7勝3敗の小結若元春と対戦であった。
2敗の遠藤は関脇で7勝3敗の豊昇龍戦。遠藤より
優遇されている翠富士ってどういうこと?と言いた
くなる。翠富士は成績とは裏腹にどうも安易な対戦
相手になりがちである。

<翠富士、ついに1敗>

もっとも相撲は、若元春の前へ出る相撲に屈して1
敗した。若元春はしてやったりで面目を保った。12
日目の対戦相手が関脇で最も成績が思わしくない若
隆景戦である。翠富士が対戦すべき相手は琴ノ若、
2敗大栄翔、3敗豊昇龍、3敗霧馬山である。どこ
かちぐはぐな感じがする。

琴ノ若は2敗のうちに対戦すべきであった。11日目、
琴ノ若は土俵際北勝富士に不覚を取り、3敗となっ
た。こうなると琴ノ若対翠富士の対戦は果たしてあ
るのか。どうも取組編成は後手にまわっているとし
か思えない。同時に結果的に翠富士に優遇な取組展
開になっている。

<琴ノ若不覚の3敗目>

2敗大栄翔は、高安とのパワー戦となった。思わぬ
熱戦となったが、パワーを制し、大栄翔は何とか2
敗を死守した。翠富士と1差となったが、残りの対
戦相手は以下である。12日目は北勝富士戦である。
残り3日間は霧馬山、明生、翠富士になりそうであ
る。

<大栄翔2敗死守>

翠富士は果たして上位に通用するのか。上位は星の
つぶし合いで条件は翠富士より過酷である。翠富士
がその合間をぬって優勝しても優勝の権威に疑問が
でる。強者を倒しての優勝でないと真の優勝とはい
えない。連日満員御礼の大阪府立体育館、取組編成
次第で熱のこもった一番になり、白け場所にもなる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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