七月場所、朝乃山は前頭東4枚目まで番付をあげた。
途中休場があり、自分より上位で対戦したのは6番
であった。霧島、若元春、正代に勝ち、豊昇龍、翔
猿、明生に負けた。大栄翔は不戦勝だった。対戦が
なかったのは、途中休場の照ノ富士、全休の貴景勝、
琴ノ若、阿炎、錦木である。照ノ富士とは五月場所
対戦している。
九月場所はフルに出場すれば上位戦は実現する。ま
ず、関脇・小結の復帰から始めなければならない。
それには好成績が求められる。
朝乃山が勝てない相手が3人いる。まず、照ノ富士
である。0勝6敗である。右四つは照ノ富士のほう
が型がいい。五月場所はいい形になりかたが、ねじ
ふせられた。
対戦数は少ないが豊昇龍に0勝2敗である。内掛け、
上手投げで朝乃山は堂々と負けている。翔猿にも0
勝2敗である。
久々の対戦が4番ある。貴景勝とは2021年三月場所
以来の対戦になる。不戦勝を含めて朝乃山の4勝5
敗である。大関同士の対戦は0勝2敗である。錦木
とは2019年五月場所の以来の対戦になる。対戦成績
は5勝2敗である。
北勝富士とは2021年五月場所以来の対戦になる。8
連勝中で朝乃山の10勝2敗である。ほかに阿炎戦が
2020年一月場所以来の対戦になる。朝乃山の5勝4
敗で拮抗している。
幕内初顔は琴ノ若戦になる。朝乃山が土俵にあがる
と大きな声援、拍手がわきおこる。期待は大きい中
で九月場所がまもなくスタートする。