大相撲

照ノ富士の横綱休場率

五月場所14勝1敗の堂々たる優勝を達成した照ノ富
士。ところが七月場所、2日目錦木、3日目翔猿に
連敗するとあっさり休場してしまった。照ノ富士は
ここ1年、フル出場したのは1場所しかない。照ノ
富士の横綱休場率はどうなっているのだろうか。

<七月場所、翔猿に負け休場>

照ノ富士は去る七月場所で横綱12場所目を迎えた。
横綱成績は85勝22敗3不戦敗70休である。不戦敗+
休場は73である。その結果横綱休場率は40.6%にな
った。

晩年休場が目立った鶴竜の横綱休場率は39%であっ
た。実質横綱が地位化した常陸山以降では下から数
えて5番目である。つまり、照ノ富士は休場の多い
横綱ということがいえる。

照ノ富士は現在31歳である。十一月場所後は32歳に
なる。多くを望める年齢ではなくなった。

<奈落の底から見上げた明日 照ノ富士春雄著 日本写真企画発行>

照ノ富士は大関から序二段まで番付を落とした力士
である。復活後は横綱にまでのぼり詰め、7回優勝
した。これは奇跡的なことで空前絶後になる。照ノ
富士は次の横綱が出るまで調子のいいとき出場して
もいい。照ノ富士最後の仕事は次の横綱へつなぐこ
とである。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.