大相撲

外国出身力士主流の流れ

2023年6月16日

横綱10大史の10番目に外国人横綱誕生を筆者はかつ
てあげた。外国人初の大関は小錦だった。重量級の
パワーはさらに横綱をうかがう成績をあげていく。
小錦は13勝優勝、12勝、13勝優勝というチャンスを
見送られていた。結局小錦はこのチャンスを生かせ
なかった。

<小錦>

外国人初の横綱は次の世代曙で実現することになっ
た。新大関の場所は全休、次の場所は9勝6敗だっ
た。だが、そのあと2場所連続優勝し、ここに史上
初の外国人横綱が誕生した。2場所連続優勝での昇
進だけに異論はなかった。

曙以降の横綱は10人誕生している。

貴乃花
3若乃花
武蔵丸
朝青龍
白鵬
日馬富士
鶴竜
稀勢の里
照ノ富士
10人中7人が外国人横綱である。ハワイからモンゴ
ルへと移っていった。稀勢の里が横綱になったとき
はすごい熱狂ぶりであった。稀勢の里のゆくところ
常に人が集まったものである。

<曙>

優勝は約10年弱日本出身力士が出なかったことがあ
る。この間優勝した外国人優勝力士は以下である。
朝青龍
白鵬
琴欧洲
日馬富士
把瑠都
旭天鵬(帰化)
鶴竜
照ノ富士

記録前は栃東の優勝であった。記録をストップした
のは琴奨菊であった。10年ひと昔というが、それに
しても長い期間であった。これを機会に大相撲のチ
ケットが1日で完売した。それほどの過熱ぶりがコ
ロナ前まで続いた。

<優勝45回の白鵬>

現在は1横綱、1大関、1関脇をはじ外国出身力士
は幕内に8人いる。この流れは止まりそうにない。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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