2月5日は大阪場所のチケット販売日であっ
た。1日たった今、販売状況は15日間完売で
ある。驚異的なスピードという表現ですま
ないほどの大相撲過熱人気である。これには
日本出身の横綱稀勢の里の誕生が大きい。
本場所の華麗な土俵入りへの関心、新横綱
としてどんなデビューを飾るか、どんな相撲
を取るか、という興味。とにかく1日完売の
現象は、稀勢の里みたさがもたらしたもので
あることは間違いない。
相撲仲間のチケット獲得はいったいどんな
ようすだったのか。千秋楽を狙った方は4人
だが、すべて必要枚数を確保した。一番難し
いと思われていた千秋楽が、意外にも全員
順調に獲得した。14日目は2人が狙ったが、
これも両者複数枚数を入手した。そのうち
の一人はほぼ狙い目をゲットした。
8日目も2人が2枚アタックしていい席を
獲得していった。ここまではいい流れである。
しかし、初日は一人がチケットなし状態に
なり断念。もう一人は場所を選べず、という
ことでかなり難しいようすであった。7日目
は一人が希望の席に成功、もう一人は
がんばって正面端をおさえた。9日目の祝日
は4人が狙ったが、なんとか希望の線にいく
ぶん近いチケットをなんとか購入できた方は
半分であった。

<三月場所の案内>
土日祝日はともかく平日は何とかなると思っ
たが、そうはいかなかった。13日目チケット
なしで入手できなかった。12日目は狙いとは
逆方向のチケットという状況であった。その
ほかの平日もズバリの席は平日前半くらいで
あった。
しかし、必死でチケットを確保しようという
裏で1日完売になる動きがあったとは想像が
つかなかったのではないだろうか。
ただ、気になるのは本当に大相撲を観戦する
目的ならいいが、商売にしようという者が
いることである。ネットダフ屋、あるいは
にわかネットダフ屋が暗躍しているとしたら、
大相撲はクイモノにされていることになる。
これに対し、協会は黙っていてはいけない。
主催者の管理権限で、ネット上のチケットの
高値取引をサイトから削除しなければなら
ない時期に来ている。黙って放置していけば、
純粋な大相撲ファンは疎外される。それだけ
でなく、ダフ屋のふところをうるおす結果に
なる。協会は今こそ決断すべきときに来て
いる。
昨日のトーナメントに知り合いは5人も来て
いました。1人は見つけられませんでした。
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