12日から始まる三月場所、東関脇玉鷲から
東前頭3枚目松鳳山までの9力士(大関だっ
た琴奨菊を除く)が横綱・大関6人(場合に
よっては5人)に挑む。上位に休場が出ると
東前頭4枚目嘉風まで入ってくる。休場者が
出なくても同部屋対戦せずで、日馬富士、
照ノ富士と対戦することが予想される。先場
所、高安、御嶽海は11勝と大勝ちし、三賞を
受賞した。その反面横綱・大関はあまりにも
負けすぎた。横綱・大関対9力士はどうなる
か。まず、ここ1年間(6場所)9力士の
横綱・大関(琴奨菊を含む)戦の成績を見て
いこう。
成績及び横綱・大関とフル対戦か1番少ない
準対戦で勝ち越し実績である。これをみると
3つのクラスに分かれる。ここ1年ほとんど
横綱大関と対戦が少ない力士、頻繁に対戦
した力士、その中間の3クラスである。
ここ1年横綱大関と対戦が少ない力士として
豪風、蒼国来、貴ノ岩があげられる。豪風の
ベテランテクニックで波乱をおこせるか。
貴ノ岩はどこまで地力をつけたかが見通せる。
中間組は玉鷲と松鳳山である。玉鷲は急速に
力をつけてきており、横綱・大関を脅かす
存在になってきた。先制して突き押しで攻め
こめば、勝負はわからない。ただ、白鵬と
稀勢の里にはまだ勝てていない。松鳳山は
正攻法で波乱を起こす場合と奇襲による勝利
がある。
学生相撲出身で期待が大きい力士が、御嶽海
と正代の両小結である。御嶽海のほうが1場
所先に入幕しているが、横綱・大関との対戦
数は正代が上まわっている。ただし、正代は
横綱戦の勝利はないが、御嶽海は2勝して
いる。横綱・大関とフル対戦して勝ち越した
場所があるのは御嶽海である。ただ、御嶽海
も玉鷲同様、白鵬と稀勢の里に未勝利である。
正代は三月場所で巻き返しを図りたいところ
である。2人の出世争いは、これからも続く。
横綱・大関戦で最も期待できる力士は、高安
である。先場所真っ向から攻めて、白鵬から
勝利を奪ったのは大きい。高安はここ1年間
で鶴竜に3勝(1不戦勝含む)、日馬富士に
1勝あげている。大関戦は、ここ1年で10勝
5敗と圧勝している。三月場所も2ケタ勝っ
て大関への足がかりを築きたいところである。
意外と?検討しているのが勢である。ここ
1年で、横綱戦4勝(不戦勝含む)5敗は
大健闘である。勢に必要なのは、横綱・大関
とフル対戦しての連続勝ち越しである。勢に
とっては未知の領域である。地元大阪で達成
したいところである。
とっては未知の領域である。地元大阪で達成
したいところである。
三月場所、9人の力士はどんな相撲を取るか。
展開によっては大関を追い込む流れになるのか。
日増しに暖かくなっていく大阪場所はもう
すぐ始まる。
東日本大地震の時、大相撲はすでに
中止が決定していた。
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よしなに
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