大相撲

■名古屋3日目 横綱が出場に踏み切るとき

2017年7月11日

3日目、結びの一番は稀勢の里対栃ノ心戦で
ある。両力士が仕切りを繰り返すのを見て、
ふと気になった。栃ノ心はやってやろうと
いうやる気、意気込みが見えていた。これに
対し、稀勢の里はなんか覇気が感じられなか
った。不安そうな表情にも見える。この勝負
何かいやな予感がした。

勝負は両力士が当たりあって、栃ノ心が素早
く左、右とまわしの手前をがっちり引いた。
左四つだが、栃ノ心の右が浅いため、稀勢の
里の左は殺されている。栃ノ心は稀勢の里の
体をおこして寄り立てると、稀勢の里は何も
できずに西土俵を割った。

稀勢の里は自分の相撲が取れていない。それ
にも関らず出場に踏み切ったのはどんな判断
が働いたのだろうか。出場するのは横綱の
義務だと思っているのだろうか。だとしたら
最後まで取る覚悟が必要である。稀勢の里に
その覚悟は本当にあるのだろうか。

横綱は、出場するのが義務は大いなる勘違い
である。横綱は横綱の相撲が取れるか否か
で出場を判断すべきである。そもそも横綱は
大関の倍稽古しなくては務まらない、と言っ
たのは栃木山である。稀勢の里はそこまでの
稽古ができているのか。大鵬が出場すべきか
否かを迫られたとき、師匠のニ所ノ関(元
佐賀ノ花)は琴桜を思い切りぶつからせて
判断したという。

横綱の出場は生半可な判断で決めてはいけ
ない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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